カンボジア船籍の沈没船発見に対し、青森県から感謝状贈呈
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、経済産業省資源エネルギー庁の委託を受け、同庁保有の三次元物理探査船「資源」による西津軽沖域での石油・天然ガス基礎調査の実施中に、青森県鰺ヶ沢町の沖合で沈没したカンボジア船籍の貨物船を発見したことに対して、5月19日(火)に青森県から感謝状を贈呈されました。
JOGMECは、資源エネルギー庁の委託を受け、同庁保有の「資源」により西津軽沖域で石油・天然ガス基礎調査を平成27年4月1日から実施しています。
同調査実施前に、調査海域において予察を行っていますが、カンボジア船籍の貨物船(MING GUANG(ミン クアン)、全長79メートル、1,915トン)が平成26年12月26日に青森県鰺ヶ沢町の沖合で沈没し、その位置が同海域に近接していたことから、予察を行っていた警戒船「新竜丸」が、平成27年3月29日に同貨物船を調査予定海域の南東端付近で発見しました。その結果を受け、JOGMECは同貨物船の位置、水深、状況(船体が横倒しになっていること)に関し、同海域を航行する船舶の安全確保の観点から青森県、第2管区海上保安本部他に報告しました。その後、青森県は沈没している同貨物船の位置がJOGMECからの情報に間違いないことを確認しました。
今般、この功績が認められ、JOGMECと三次元物理探査運航管理共同企業体(三次元物理探査船「資源」や警戒船「新竜丸」他船舶の運航管理を担当)に青森県から感謝状が贈呈されました。
JOGMECは今後とも、「資源」の調査により、日本周辺海域での石油・天然ガスの賦存状況の把握に貢献して参ります。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000212.html?mid=pr_150521
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