日医標準レセプトソフト(ORCA)と医療情報システムを容易に連携するAPIクライアントライブラリ「ORCA API」を公開し、オープンソース化
株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役医師:豊田 剛一郎、代表取締役社長:瀧口 浩平)は、「日医標準レセプトソフト(略称「日レセ」、通称「ORCA」)」が提供するAPIをプログラミング言語Rubyから容易に連携するためのAPIクライアントライブラリ「ORCA API (https://github.com/orca-api)」をオープンソースソフトウェアとして公開しました。
ORCAは、日本医師会ORCA管理機構株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役会長:石川 広己、代表取締役社長:上野 智明)が提供する、全国17,000を超える医療機関に利用されているレセプトソフト(医療会計ソフト)です。電子カルテなどの医療情報システムからORCAに連携するためのWeb API「日医標準レセプトソフト API」が提供されているものの、これはWebアプリケーションとの接続が難しく、開発者がORCAと接続したWebアプリケーションを開発することは容易ではありませんでした。
今回メドレーが開発したORCA APIを利用することで、Webアプリケーションから日医標準レセプトソフト APIへ迅速に接続できるようになり、ORCAと連携したシステムを効率的に開発できるようになります。
ORCA APIは、当社が本日提供を開始した電子カルテシステム「CLINICSカルテ」にも利用されています。CLINICSカルテなどの電子カルテに限らず、ORCAと接続するすべてのWebアプリケーションにおいて、ORCA APIを活用することが可能です。ORCA APIの公開により、医療業界においてインターネットサービスのオープンな開発が進むことを期待します。
メドレーはこれからも、インターネットを活用したオープンな技術の普及活動に積極的に取り組むことによって、医療機関と患者の双方にとってより良い医療の実現を目指してまいります。
■日本医師会ORCA管理機構株式会社 代表取締役社長 上野 智明様のコメント
この度は、APIクライアントライブラリのオープンソース化に踏み切っていただきありがとうございます。ORCAプロジェクトは発足から17年が経過する中で、医師会員の皆様の支持を得て着実に普及して参りました。そして、高齢化に伴うこれからの地域医療介護においては、時代の潮流に合わせ、また新たな技術の進展により、更なるICT化が期待されています。その中で、日本医師会ORCA管理機構ではORCAを医事/介護の会計処理エンジンとして組み込み可能なものに発展させるべく、昨年、日医標準レセプトAPI協議会を発足し、拡張API仕様「HAORI(はおり)」の開発を進めて参りました。多くのWeb開発者から愛されるRubyから呼び出せるORCA APIが、多くの開発者に利用され、ORCAが会計処理エンジンとして発展していくことを期待しています。
クラウド型電子カルテ「CLINICSカルテ」について
CLINICSカルテは、レセプトソフト「ORCA」を内包し、オンライン診療も実施できるクラウド型電子カルテです。予約から対面・オンラインによる診療、会計までをワンストップで管理することができます。これまで複数のシステムに重複して入力していた情報を1つにまとめることで、事務作業を効率化し、より充実した医療を提供できる体制作りが可能となります。
ORCAについて
ORCAは、医療現場のIT化を推進する日本医師会が会員等のために提供しているレセプトソフト(診療報酬の請求業務を行うための医療会計ソフト)です。2002 年にオープンソースとして公開され、現在、診療所を中心に17,000 を超える全国の医療機関に導入されています。各医療機関の医療情報が標準化し、誰にでも安心・安全に共有・活用されることで、事務現場の効率化、ひいては日本の医療の質の向上・発展を目指しています。
■株式会社メドレーについて
メドレーは、エンジニアと医師・医療従事者を含む開発チームを有し、「医療ヘルスケア分野の課題を解決する」というミッションのもと、インターネットサービスを提供しています。現在は、よりよい医療・介護の実現に向けて、以下の4つのサービスを展開しています。
メドレーのサービスラインナップ
今回メドレーが開発したORCA APIを利用することで、Webアプリケーションから日医標準レセプトソフト APIへ迅速に接続できるようになり、ORCAと連携したシステムを効率的に開発できるようになります。
ORCA APIは、当社が本日提供を開始した電子カルテシステム「CLINICSカルテ」にも利用されています。CLINICSカルテなどの電子カルテに限らず、ORCAと接続するすべてのWebアプリケーションにおいて、ORCA APIを活用することが可能です。ORCA APIの公開により、医療業界においてインターネットサービスのオープンな開発が進むことを期待します。
メドレーはこれからも、インターネットを活用したオープンな技術の普及活動に積極的に取り組むことによって、医療機関と患者の双方にとってより良い医療の実現を目指してまいります。
■日本医師会ORCA管理機構株式会社 代表取締役社長 上野 智明様のコメント
この度は、APIクライアントライブラリのオープンソース化に踏み切っていただきありがとうございます。ORCAプロジェクトは発足から17年が経過する中で、医師会員の皆様の支持を得て着実に普及して参りました。そして、高齢化に伴うこれからの地域医療介護においては、時代の潮流に合わせ、また新たな技術の進展により、更なるICT化が期待されています。その中で、日本医師会ORCA管理機構ではORCAを医事/介護の会計処理エンジンとして組み込み可能なものに発展させるべく、昨年、日医標準レセプトAPI協議会を発足し、拡張API仕様「HAORI(はおり)」の開発を進めて参りました。多くのWeb開発者から愛されるRubyから呼び出せるORCA APIが、多くの開発者に利用され、ORCAが会計処理エンジンとして発展していくことを期待しています。
■参考
クラウド型電子カルテ「CLINICSカルテ」について
CLINICSカルテは、レセプトソフト「ORCA」を内包し、オンライン診療も実施できるクラウド型電子カルテです。予約から対面・オンラインによる診療、会計までをワンストップで管理することができます。これまで複数のシステムに重複して入力していた情報を1つにまとめることで、事務作業を効率化し、より充実した医療を提供できる体制作りが可能となります。
ORCAについて
ORCAは、医療現場のIT化を推進する日本医師会が会員等のために提供しているレセプトソフト(診療報酬の請求業務を行うための医療会計ソフト)です。2002 年にオープンソースとして公開され、現在、診療所を中心に17,000 を超える全国の医療機関に導入されています。各医療機関の医療情報が標準化し、誰にでも安心・安全に共有・活用されることで、事務現場の効率化、ひいては日本の医療の質の向上・発展を目指しています。
■株式会社メドレーについて
メドレーは、エンジニアと医師・医療従事者を含む開発チームを有し、「医療ヘルスケア分野の課題を解決する」というミッションのもと、インターネットサービスを提供しています。現在は、よりよい医療・介護の実現に向けて、以下の4つのサービスを展開しています。
メドレーのサービスラインナップ
- 医師たちがつくるオンライン医療事典「MEDLEY」 https://medley.life/
- オンライン診療アプリ「CLINICS」 https://clinics.medley.life/
- 医療介護の人材採用システム「ジョブメドレー」 https://job-medley.com/
- 介護施設の口コミサイト「介護のほんね」 https://www.kaigonohonne.com/
- 設立: 2009 年 6 月 5 日
- 所在地: 東京都港区六本木 7-15-7 新六本木ビル 7F
- 代表取締役医師:豊田 剛一郎 代表取締役社長:瀧口 浩平
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