新書体、絵本や詩に合うフォント「つきじへいた」発売。
絵本や詩にあったもじができました。
株式会社アイデアスケッチは5月30日にIdeasketchwebで新書体「つきじへいた」を発売します。明治初期から活版を牽引してきた「築地書体」の骨格をヒントに、ミニマルでかわいらしい文字を作りました。絵本や詩に合う「つきじへいた」を使ってみませんか?
新書体「つきじへいた」発売
絵本や詩にあったもじができました。
「築地書体を現代へ」をテーマにひらがなとカタカナ各50音制作しました。「築地書体」の骨格の美しさを活かしつつ、複雑な造形をそぎ落としていくことで「ミニマル」を追求し、「かわいいもじ」ができました。絵本や詩、ひらがなのみの文に「つきじへいた」はとても合います。
詳しくは「つきじへいた」サイトへ
http://www.ideasketch.jp/tukiji-heita
絵本や詩に適した文字
一文字一文字が個性的にデザインしているため、詩など文字のみで主張したいときにオススメです。また「つきじへいた」は丸くデザインされているためかわいい印象があります。絵本や幼児向けグッズに最適です。
日本の活版を牽引した「築地書体」
築地書体
明治初年に長崎に興した活版伝習所・製造所に淵源します。1871(明治4)年に東京に進出、神田をへて築地に本社を構え、以後「築地活版製造所」「東京築地活版製造所」と称しました。近代日本における活版印刷業の確立に重要な役割を果たした活字製造業者で、明朝体の標準化やポイント活字の導入などで日本の活字界を牽引する存在でした。明朝体をはじめ行書体、ゴシック体など制作していました。今回は数ある築地書体の中の一つである「築地体三号太仮名」をベースに制作しました。「築地体三号太仮名」は、ゆったりと書かれた書体です。
文字のかたち
「つきじへいた」は「現代」と「ミニマルポップ」をテーマに制作しています。今回は築地書体の中から「築地三号太仮名」の骨格をベースに開発した書体です。「築地三号太仮名」のゆったりした骨格を生かしながらも線幅を一定にし、線の垂直・水平化を取り入れ、「線筆」「筆脈」「起筆」の省略化することで「ミニマルポップ」を表現しました。築地書体の伝統的な美しさを活かしつつ「ポップ」なかわいい文字ができました。
組見本
収容字種一覧
仕様
- フォントの仕様:Open Type
- 収容字種:ひらがな・カタカナ
クレジット
- 書体制作:池田平多
- 著作権:アイデアスケッチ
- リリース:2017年5月19 日
- 価格:¥4,500
- フォント管理及び製品取扱元:アイデアスケッチ
詳しくは「つきじへいた」サイトへ
http://www.ideasketch.jp/tukiji-heita
「つきじへいた」エキシビジョン
オープニングトークイベント
参加者先着50名様に「つきじへいた」オリジナルストラップをプレゼント!
開催日時 : 6月9日(金)19:00-21:00(18:30開場)
出演 : 池田平多
事前予約制 / 参加費無料
内容 : タイプデザイナーの池田平多が新書体「つきじへいた」についてお話します。内容は書体制作の工程から「つきじへいた」の魅力、ご利用シーンなどお話します。お飲みものをのみながら、ゆったりとお聞きいただけます。みなさまのご来場をお待ちしております。
お申し込み方法は以下のURLから「お名前」と「メールアドレス」と「お問い合わせ内容」に、『「つきじへいた」オープニングイベント参加』を明記してお申し込みください。
http://www.ideasketch.jp/contacts/new
「つきじへいた」リリースを記念して6月9日(金)-7月1日(土)アイデアスケッチギャラリーにて「つきじへいたエキシビジョン」を開催いたします。「つきじへいた」は絵本や詩に適した文字だという魅力が感じられる展示となっております。
絵本や詩に適した文字という魅力を表現した本展は詩を一文字でキャンバスに表現することで詩の雰囲気を引き出し、文字の造形の魅了が感じられる展示を行います。
「つきじへいた」の魅力溢れるエキシビジョンになっておりますので、ぜひご参加ください。
開催概要
タイトル : 「つきじへいた」エキシビジョン
展示会期 : 2017年6月9日(金)-7月1日(土)
開廊時間:14:00-20:00
場所 : アイデアスケッチギャラリー
107-0052 東京都港区赤坂6-5-28 ヴェルディ赤坂3F入場料 : 無料 / 事前予約制(前日の18:00まで予約可)
お申し込み方法は以下のURLから「お名前」と「メールアドレス」と「お問い合わせ内容」に、『「つきじへいた」エキシビジョン予約とご来場の日時』を明記してお申し込みください。
http://www.ideasketch.jp/contacts/new
池田平多(タイプデザイナー)
1989年、宮城県生まれ。
大学在籍中に『文字をつくる 9人の書体デザイナー』を読み、衝撃を受け「書体」という世界を知る。その後、鳥海修主催「文字塾」で2年間文字の制作を学ぶ。文字塾では変体仮名を現代のスタイルに合わせるべく変体仮名を丸ゴシック化した「ヘータ」を制作。株式会社アイデアスケッチの「真四角」書体の制作に参加。その後明治時代から続く日本の活版を牽引してきた「築地書体」をヒントに絵本や詩に合う「つきじへいた」を制作。日々レタリングの練習を重ね、腕を磨いている。
詳しくは以下のURLから
http://www.ideasketch.jp/creators/heita-ikeda
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