ハカルス、1億円の資金調達を実施、総額2.7億円のシリーズA資金調達を完了~AIチップ・エッジコンピューティング開発を加速~
スパースモデリング技術を応用したAIソリューションの開発を手掛ける株式会社ハカルス(本社:京都市中京区、代表取締役:藤原健真)は、第三者割当増資を実施し2018年10月5日に1億円の資金調達を実施しましたので、お知らせいたします。今回の資金調達は、2018年7月に実施した1.7億円の資金調達に続くものであり、これにより総額2.7億円のシリーズA資金調達が完了となります。ハカルスの本日までの累計調達額は3億7,000万円です。
この度は、新規引受先となる3社より資金調達を実施いたしました。引受先は下記の通りです。(引受先会社名は五十音順に記載)
・イノベーション・エンジン株式会社
・加賀電子株式会社
・株式会社PALTEK
調達した資金は、FPGAを使用したAIチップ開発、およびARM搭載のボックスコンピュータ開発の体制強化に充当いたします。この度の新規引受先は、FPGAの受託設計・開発支援を行う半導体商社、電子部品・半導体の販売からEMS(電子機器の受託開発・製造サービス)およびパソコン・その他周辺機器などの完成品の販売を行うエレクトロニクス商社、材料・エレクトロニクス・IT・バイオ分野への戦略的投資を行うベンチャーキャピタルであり、今後は各社を開発・販売・戦略パートナーとして、エッジコンピューティングにおける課題抽出、検証、導入までを一貫して行う形で、新しいAIソリューションの共同開発に取り組みます。
■イノベーション・エンジン株式会社について
イノベーション・エンジン株式会社(IE)は2001年に設立され、テクノロジーから生み出される有望事業領域を創出・成長させるための投資を推進しています。これまでのファンド等の運用実績は約230億円であり、今後も世界に雄飛するテクノロジー企業の発掘・投資・成長支援を積極的に行っています。
■加賀電子株式会社について
加賀電子株式会社は1968年に独立系電子部品商社として設立され、エレクトロニクス業界の発展とともに業容を拡大。2017年12月31日現在ではグループ会社43社(国内15社、海外28社)、グループ社員数5,444名を数え、資本金121億円、連結売上高2,272億円(2017年3月期)を計上し、グローバルに展開するエレクトロニクスの総合商社として成長を続けています。
■株式会社PALTEKについて
PALTEKは、1982年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対して国内外の半導体製品の販売のほか、ハードウェアやソフトウェア等の設計受託サービスも提供し、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討から試作開発、量産までサポートしています。PALTEKは、「多様な存在との共生」という企業理念に基づき、お客様にとって最適なソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。
■株式会社ハカルスについて
ハカルスは、ヘルスケア分野のAIベンチャーとして2014年に創業して以来、少量データからの特徴抽出に優れるスパースモデリング技術を機械学習に応用した独自のAI開発を行っています。スパースモデリング技術を機械学習に応用することで、膨大な学習データが必要である、AIの意思決定の過程がブラックボックス化されており人間には解釈できない、学習フェーズにおいて大量の計算資源が必要であるといったディープラーニングが抱える課題の解決を試みています。
【株式会社ハカルスの概要】
本社: 京都府京都市中京区町頭町112番地 菊三ビル3階302号室
設立: 2014年1月14日
資本金: 3億1946万円(資本準備金含む)
主要株主: みやこキャピタル株式会社、イノベーション・エンジン株式会社、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ、大原薬品工業株式会社、株式会社エッセンシャルファーマ、株式会社メディフューチャー、株式会社PALTEK、加賀電子株式会社、中信ベンチャーキャピタル株式会社、池田泉州キャピタル株式会社、京銀リース・キャピタル株式会社、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社、経営陣ほか個人
URL: https://hacarus.com/
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