Yuu Udagawaの360 Reality Audioによる没入サウンドインスタレーション『水紋~Water Crest~』がImmersive Museumにて7月8日(金)より展示

株式会社 Drill

サウンドアーティストYuu Udagawaによるサウンドインスタレーション作品『水紋~Water Crest~』が、2022年7月8日(金)から10月29日(土)まで日本橋三井ホールで開催される没入型展示会『Immersive Museum( “印象派”IMPRESSIONISM)』の会場内Cafe&Barエリアにて空間展示されます。ビジュアルを伴わず、サウンドのみで構成される没入(イマーシブ)体験展示となります。

雨の水面に現れる複数の水紋。その円形の波は現れては別の水紋と重なり、調和され、または返ってくることでそれぞれが複雑に影響し合い想像のできない変化を生みます。
目を閉じれば複数の音の水紋が見え、あなた自身も影響し、その空間を作りあげます。
坐禅のように、ある人にとっては集中、ある人にとっては癒し、ある人にとっては高揚に導く空間展示です。

サウンドは「古くからある生楽器の響き」「シンセサイザーの現代的な響き」、「人の手弾きによるフレーズ」「プログラミングによるフレーズ」、「動く音」「静止する音」など相反する要素を織り交ぜ、イマーシブサウンドシステムを用いることで、LとRの2つのスピーカー環境では組み合わされることが忌避されていた音どうしも空間上に立体的に点在させ、その輝きを減じることなく音楽的な理論から音を解き放ち、常識にとらわれない自由な音響空間の可能性を追求しています。

随所に登場するささやき声は、天皇、貴族から下級官人、防人、大道芸人、農民、東国民謡など、さまざまな身分の人々が詠んだ歌が収められている日本最古の歌集「万葉集」より、今回の会場の主モチーフである印象派画家たちがとらえようと描き続けた「光」について詠んだ歌と、Yuu  Udagawaによる「光」をテーマにした「現在(いま)」の日本語のポエトリーを織りまぜることで時代を交差させ、さらに、加工することで、言葉を言葉としてではなく水面に注ぐ光のような存在へと変換し、空間に水紋のように点在させています。
 

(c)Bridgeman Images amanaimages(c)Bridgeman Images amanaimages

■Immersive Museum について
世界的に著名な芸術作品を映像コンテンツ化し、広大な屋内空間の壁面と床面全てを埋め尽くす没入映像と特別な音響体験を提供する新感覚体験型アートエキシビションです。従来の「鑑賞型」の芸術鑑賞のスタイルから「没入型」のスタイルを提供し、来場者に新たな芸術鑑賞の「視点」を提示します。従来の美術館のようなアナログアートから、最先端のデジタルアートへ新時代のアートコンテンツを展開し、日本のアート体験を拡張する“アート2.0”の象徴が「Immersive Museum」です。

■「オルタナティブな美術館としての新しい美術体験」Dive in Art!
会場で開催される『Immersive Museum』(“印象派”IMPRESSIONISM) のキーワードは「今に重なる《印象派の拡張性と時代性》」。モネやルノワール、ピサロ、ドガなど、野心と情熱に満ちた若い絵描きたちによる絵画がデジタルアートという手法でイマーシブに拡張されるこのエキシビジョンの中で、

環境音楽も360 Reality Audioで使用されているような次世代立体音響技術によりイマーシブに拡張できることを多くの方々へ体験していただきます。サウンドスケープ(音風景)という概念を元に、別の時間軸を持つ「音楽」同士を「脱構築」スタイルで空間に数多く点在させ、流動的な変化を感じさせることによって、倫理学における「中庸」を表現した音楽を空間全体で表現します。

また、時間的・空間的な軸と構造を多視点の手法で貫き、同じ空間でも、居る場所によって聴こえる音楽が違うことを意識させ、どの時空にも属さないような佇まいで、鑑賞者へ認識のゆらぎをもたらします。
 


■Yuu Udagawa〈 サウンドUX プランナー、サウンドアーティスト〉
空間における音のユーザーエクスペリエンスを創造するプロデューサー。イマーシブサウンドをはじめとする空間音響のプロデュースに勢力的に携わっている。アナログシンセサイザーの音を愛し、エフォートレスシックな空間からソリッドな空間を彩る、脳や心、身体に働きかける高揚感と癒しをもたらすエレクトリックミュージックを制作している。

様々なジャンルの音楽に影響を受け、2000年よりDJとしてのキャリアをスタートし、クラブ、野外フェスや、ファッションショー、レセプションパーティー、ラグジュアリーホテルのラウンジ、レストラン等、様々なスタイルのイベントや空間でサウンド演出した幅広い経験が、彼女の創作活動に反映されている。

2020年より新たな試みとしてテーマを、倫理学における中庸の概念を取り入れた「癒しと高揚感の融合」したサウンドで洗練された空間を創造し社会に貢献することとしている。

水族館、ミュージアム、オフィス、エステ、アパレルブランドなどのサウンド環境、サウンドスケープ、オリジナルサウンド制作などに携わり、2022年 3DホログラムシアターLIVLIVの館内サウンド、3Dホログラム演劇”Choice is Yours”の7.1ch立体サラウンドなどを手がける。

今回のイマーシブサウンドインスタレーションを拡張させ、今後は、店舗やレストラン、役所、駅、空港など、街中の公共スペースの空間作りに、「音」というヒトの感情へ作用する大事な要素でアートを取り入れる取り組みをし、様々な場所で様々な人々とコラボレーションし、私たちが持続可能な未来へと進むための道標となるポジティブな音楽のビジョンをより多くの人々に共有するために、さらに大きなプラットフォームを見つけようとしている。

 


■『水紋~Water Crest~』イマーシブサウンドシステム
「音による没入体験を表現するために ソニーの立体的な音場を実現する音楽体験360 Reality
 Audio、ソニー製ホームシアターシステム HT-A9を使用」 
Yuu Udagawaコメント:

今回のサウンドインスタレーションは360 Reality Audio、ソニーのホームシアターシステムHT-A9で表現する必要がありました。通常、イマーシブサウンドで上から下まで音の位置を配置して表現するには、いくつものスピーカーを配置する必要があり、天井にもスピーカーを吊り下げないと上からの音を表現することができません。しかし、実際には、天井や壁面にスピーカーを新たに設置施工できないような場所が多いのが現状です。この状況に対応できるのが、HT-A9と360 Reality Audioの組み合わせでした。360 Reality Audioでは音をオブジェクトベースでリスナーを取り囲む全天球に立体的に配置できます。

また、サウンドシステムHT-A9は4体のスピーカーで、最大12個のファントムスピーカーがあるような音が空間に満たされる効果が得られます。キャリブレーション・システム(部屋の音響特性を自動測定し補正するソニー独自の自動音場最適化技術)により、自動的に設置された環境の音場に合わせた補正をし、幅広い空間で没入できるイマーシブサウンド空間が表現できることも魅力です。

HT-A9はリビングでのホームシアター用に販売されているサウンドシステムではありますが、私は店舗のサウンド演出や、インスタレーションの演出など、今まで諦めていた場所でもイマーシブなサウンド空間を演出することができる可能性を秘めたシステムだと思っています。ぜひ、会場に体験しにいらしてください!

 


【360 Reality Audio とは】
360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)
 「全方位から音が降りそそぐ、新体験。」360 Reality Audioは、オブジェクトベースのソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験です。ボーカルやコーラス、楽器などの音源一つひとつに位置情報をつけ、球状の空間に配置。アーティストの生演奏に囲まれているかのような、没入感のある立体的な音場を体感できます。

360 Reality Audioサイトへ
https://www.sony.jp/headphone/special/360_Reality_Audio/
ソニーHT-A9の商品サイトへ
https://www.sony.jp/home-theater/products/HT-A9/


【Immersive Museum イベント概要】
イベント名:Immersive Museum(イマーシブミュージアム)
期間:2022年7月8日(金)~2022年10月29日(土)
場所:日本橋三井ホール(東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町1 5F)
アクセス:銀座線・半蔵門線「三越前」駅直結、東京メトロ「日本橋」駅から徒歩7分
     山手線・中央線・東海道線「東京」駅 日本橋口から徒歩9分
主催:Immersive Museum日本橋実行委員会
   佐々木ホールディングス株式会社(グランドシネマサンシャインほか、全国14サイトの映画館を運営)
   株式会社電通
公式サイト:https://immersive-museum.jp/
公式SNS:Twitter https://twitter.com/MuseumImmersive
     Instagram https://www.instagram.com/immersive.museum/
     Facebook  https://www.facebook.com/immersivemuseum/
チケット:https://immersive-museum.jp/ 2022年6月10日(金)より販売開始
入場券:大人 2,500円(税込) / 中学生・高校生・専門学生・大学生 1,500円(税込) /小学生以下 無料
・小学生以下のお子様のみでの入場はお断りしております。必ず保護者の方と入場いただきますようお願いいたします。
・保護者お1人様に対して小学生以下のお子様は最大3名様までご同伴頂けます。
・必ずお子様の本人確認書類をお持ちください(健康保険証など)
  ※保護者お一人で小学生以下のお子様を4名以上ご同伴希望の場合は、必ず事前にImmersive Museum日本橋事務局にご連絡ください    info@ immersive-museum.jp

【サウンドインスタレーション開催概要】
『Immersive Museum』会場内Cafe&Barエリアにて空間展示

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会社概要

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業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区宇田川町19-5 山手マンション1F
電話番号
03-5428-8771
代表者名
江成修
上場
未上場
資本金
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設立
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