『第3回がん撲滅サミット提唱者に聞く~戦うべきはがんであり、患者同士や医師同士ではない~』
入場チケットが早くも残り200枚となった第3回がん撲滅サミット( http://cancer-zero.com )。 現在、 まだ入場チケット希望者をHPより受け付けているほか、 公益財団法人がん研究会有明病院1階総合案内所でも入場チケットを配布中である。 すでに予想を超えた応募があるというが、 ここで本大会の提唱者であり、 代表顧問の中見利男氏(作家・ジャーナリスト)との一問一答をご紹介したい。
――なぜ、がん撲滅サミットを発案したのですか?
中見 2013年9月に私の身内2人にがん患者が出たのですが、その後、2人に1人ががんに罹患しているのに個人個人で闘っている場合じゃない。多くの家族はがんなんてこの世からなくなって欲しいと思っているんですから、ならば一層のことがん撲滅という名の大会や運動を開始すべきだと思ったんですね。特に国と民間が力を合わせなければ国家政策にもならないわけですから、本格的なアクションを起すためには医療界はもちろん、政財官は最低限行動を共にしていただかなければなりませんでした。
――なぜ、経済界が加わったのですか?
中見 がんになった途端、職業を失う例も多数報告されている以上、経済界の力が加わらなければオールジャパンにならないからです。
――がん撲滅サミットは商標権登録をされていますね? これはなぜですか?
中見 別な方に商標登録をされた場合、これが使えなくされることをまず防ぐためです。と同時に登録に動くことでがん撲滅を実現させようという初心を忘れないようにするためですね。また将来的に乱立をすることも防ぐことができます。もちろん理念を共有する方々とは協力し合えるわけですから。
――昨年の大会は騒動になりましたが、これについてはいかがですか?
中見 昨年はお騒がせしたことについては反省しております。しかし昨年、登壇予定だった二人の医師の方は確かにクリニックと名がついておりますが、我々の紹介したかった治療法は少量抗がん剤治療と動注塞栓術でした。この二つの治療法を二人の先生は保険適用第一で進めておられたので、ほかに治療法がないという人でエビデンスの確立はできていないものの、どうしても他の選択肢が欲しいという方々のためにご紹介する予定でした。ある患者団体の代表の方が声を上げたのですが、これについてはメディアはすい臓がんなどの重い症状を抱える他の患者団体や直接該当する二人の医師の方にも取材をされるのだろうと考えておりました。本来それがジャーナリズムだと思うのですが、私自身その後の対応に走り回っていたので、積極的に説明に回れなかったことが唯一残念です。中には業務妨害に匹敵する行為を行った医師の方々もおられましたが、事を荒立てるのではなくまずは大会を実施することを私自身、優先したのです。もっとも私自身に患者さんのお役に立てればと思う気持ちが強かったことと、あらゆる意味で勉強不足があったのだと思います。
――第3回がん撲滅サミットは大丈夫ですね。
中見 昨年の事があって私のところにも様々な情報が寄せられているのですが、一部にまだ誤解があるようですね。我々が闘うべきはがんであって、患者同士でも医師同士でもないということです。監督官庁から特定の方々に警察権を付与されているわけではないのですから、営業妨害や業務妨害、名誉棄損や肖像権侵害など法に抵触してまで批判や圧力を加え続けると、むしろ先方の思う壺で、京都や岐阜県で警察が動いたように、逆に提訴されてしまう可能性もあります。被害を受けた方々やご遺族のことを本当に思うなら我々自身の活動も含めてそのあたりのバランス感覚を持ってアクションを起こす必要があるのではないかと思います。
――会場にいらっしゃる方々にメッセージはありますか?
中見 私も心筋梗塞で心臓の3分の2が壊死しています。また腎移植もしており、医師からは無理をするなと言われていますが、北海道、熊本など全国からご応募があります。ほとんどの方がステージの重い患者さんたちです。必死の思いで来られるこうした皆さんが満足してお帰りいただけるよう努力して参ります。皆さんのためにも、ぜひとも良い大会にしたいと思いますので、当日はぜひお気をつけてお越しください。
以上、第3回がん撲滅サミット代表顧問・提唱者の中見利男氏からのメッセージである。
お問い合わせ事務局は、
○公益財団法人がん研究会有明病院 総務課
〒135-8550 東京都江東区有明3丁目8番31号
TEL:03-3570-0397(直通)
担当:山崎・高橋
○第3回がん撲滅サミット運営代行事務局
〒105-0003 東京都港区西新橋2-18-2 NKKビル8階
TEL:03-3433-1500
E-mail:cancer-zero@wci-jp.com
担当:石山・鈴木
入場チケットのお申し込みはお早めに。
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