《女性がん罹患者 100人 の調査レポート》治療中の課題は、医師とのコミュニケーション、体調・症状記録や服薬管理
~がん患者さん向けアプリ「WelbyマイカルテONC」の使い勝手を女性がんコミュニティ・ピアリングが検証~
株式会社リサ・サーナ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役上田暢子、以下リサ・サーナ)は、株式会社Welby(本社:東京都中央区、代表取締役比木武、以下Welby)と共同で、リサ・サーナが運営するがんと向き合う女性のための無料会員制コミュニティ型SNS「Peer Ring(ピアリング)」(https://peer-ring.com/)会員協力のもと、「WelbyマイカルテONC」の利用モニター調査を行いました。
WelbyマイカルテONCとは
株式会社Welbyが提供するがん・血液疾患患者さんの治療生活をサポートする手帳アプリ。患者さん自らがスマートフォンアプリで自身の医療情報を記録・管理するPHR(Personal Health Record)サービス。
WelbyマイカルテONCとは
株式会社Welbyが提供するがん・血液疾患患者さんの治療生活をサポートする手帳アプリ。患者さん自らがスマートフォンアプリで自身の医療情報を記録・管理するPHR(Personal Health Record)サービス。
<調査結果サマリー>
●患者さんの代表的困りごとは
「医師に自分の症状をうまく伝えられない」「質問がうまくできない」「副作用が出たときの対処が不安」
などのコミュニケーション。
●薬の飲み忘れが「いつもある・時々ある」は約4割。
●「WelbyマイカルテONC」アプリの利用の結果、満足度が高いのは、体調・症状記録機能と服薬管理。
●体調・症状を患者自身が客観的に記録・把握することにより、自分の症状を正確に伝えることができ、医師とのコミュニケーションに役立つことが分かった。また体調管理が自身の安心や日常生活のコントロールにつながっていることがうかがえた。服薬が重要な患者さんにとっては、服薬管理アラーム機能が飲み忘れ防止につながり、治療の手助けとなっている様子がみられた。
<調査概要>
期間
・2ヶ月のモニター期間を設け、1ヶ月経過時点と、モニター期間終了時の計2回のWebアンケートを実施。
・モニター期間:2021年6月28日~2021年8月27日
・Webアンケート実施:
第1回2021年7月27日~2021年8月8日
第2回2021年8月30日~2021年9月8日
調査対象
・女性特有がん(乳がん、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん)を経験したPeerRing会員
調査項目
・第1回では女性特有がんの患者さんの診察・治療・服薬におけるニーズ、第2回では「WelbyマイカルテONC」の満足度を主に調査し、ニーズに対する有効性を検証。
調査主体
株式会社リサ・サーナ、株式会社Welby
<結果概要>
【第1回アンケート】がん患者さんの治療における困りごとが明らかに (n=105)
■診察での困りごと
診察の場面では、医師に自分の症状をうまく伝えられない、質問がうまくできない、さらに診察時間が短いと感じている人が多く、医師とのコミュニケーションがうまくいっていない人が多いことが浮き彫りとなりました。
質問: 通院および診察で困っていることはありますか?
■服薬での困りごと
半数以上の方が、副作用が出たときの対処や体調が悪化したときに不安を感じていることが分かりました。
質問:がんの治療での服薬について困っていることはありますか?
・複数の薬の管理の大変さでは約3割、薬の飲み忘れについては約4割の方が「いつもある」「ときどきある」と回答しています。
【第2回アンケート】「WelbyマイカルテONC」の効果測定 n=100
■医師とのコミュニケーションや体調管理にプラスと評価は約半数。
・「WelbyマイカルテONC」アプリの利用により、モニターの半数近くが主治医など医療従事者への報告のしやすさを感じていたことが分かりました。また、副作用などの体調の記録についての満足度が特に高く、患者さんが自身の体調を記録し客観的に把握することによって、医師に体調を伝えやすくなることを示しています。
質問:WelbyマイカルテONCアプリをモニターとして2か月間使ってみた感想を教えてください
・「自分の体調の変化を感じたときの不安が和らいだ」「自分の副作用を把握しスケジュールが組みやすくなった」など、「WelbyマイカルテONC」の体調管理が自身の安心や日常生活のコントロールにつながっている様子もみられました。
■「WelbyマイカルテONC」は、服薬管理や通院日管理において満足度高
・アラーム機能による薬の飲み忘れ防止や通院日の管理において満足度が高く、患者さんの困りごとに応える結果となっています。
質問:WelbyマイカルテONCアプリをモニターとして2か月間使ってみた感想を教えてください
<今後について>
今回の調査により、スマートフォンアプリによって体調を記録し管理することや服薬アラームが、がん患者さんにとって、医師とのコミュニケーションや治療生活において一定の助けとなることが分かりました。
一方、検査値の入力や医療情報の配信サービスなどについて、モニター調査ならではの細かな改善点が明確になりました。今回のモニター調査をもとに、「WelbyマイカルテONC」が、がん患者さんの治療生活をサポートするさらなるサービス開発を進めることを期待します。
●患者さんの代表的困りごとは
「医師に自分の症状をうまく伝えられない」「質問がうまくできない」「副作用が出たときの対処が不安」
などのコミュニケーション。
●薬の飲み忘れが「いつもある・時々ある」は約4割。
●「WelbyマイカルテONC」アプリの利用の結果、満足度が高いのは、体調・症状記録機能と服薬管理。
●体調・症状を患者自身が客観的に記録・把握することにより、自分の症状を正確に伝えることができ、医師とのコミュニケーションに役立つことが分かった。また体調管理が自身の安心や日常生活のコントロールにつながっていることがうかがえた。服薬が重要な患者さんにとっては、服薬管理アラーム機能が飲み忘れ防止につながり、治療の手助けとなっている様子がみられた。
<調査概要>
期間
・2ヶ月のモニター期間を設け、1ヶ月経過時点と、モニター期間終了時の計2回のWebアンケートを実施。
・モニター期間:2021年6月28日~2021年8月27日
・Webアンケート実施:
第1回2021年7月27日~2021年8月8日
第2回2021年8月30日~2021年9月8日
調査対象
・女性特有がん(乳がん、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん)を経験したPeerRing会員
調査項目
・第1回では女性特有がんの患者さんの診察・治療・服薬におけるニーズ、第2回では「WelbyマイカルテONC」の満足度を主に調査し、ニーズに対する有効性を検証。
調査主体
株式会社リサ・サーナ、株式会社Welby
<結果概要>
【第1回アンケート】がん患者さんの治療における困りごとが明らかに (n=105)
■診察での困りごと
診察の場面では、医師に自分の症状をうまく伝えられない、質問がうまくできない、さらに診察時間が短いと感じている人が多く、医師とのコミュニケーションがうまくいっていない人が多いことが浮き彫りとなりました。
質問: 通院および診察で困っていることはありますか?
■服薬での困りごと
半数以上の方が、副作用が出たときの対処や体調が悪化したときに不安を感じていることが分かりました。
質問:がんの治療での服薬について困っていることはありますか?
・複数の薬の管理の大変さでは約3割、薬の飲み忘れについては約4割の方が「いつもある」「ときどきある」と回答しています。
【第2回アンケート】「WelbyマイカルテONC」の効果測定 n=100
■医師とのコミュニケーションや体調管理にプラスと評価は約半数。
・「WelbyマイカルテONC」アプリの利用により、モニターの半数近くが主治医など医療従事者への報告のしやすさを感じていたことが分かりました。また、副作用などの体調の記録についての満足度が特に高く、患者さんが自身の体調を記録し客観的に把握することによって、医師に体調を伝えやすくなることを示しています。
質問:WelbyマイカルテONCアプリをモニターとして2か月間使ってみた感想を教えてください
・「副作用の波が把握しやすくなり、医師に内容を伝えやすくなった」「主治医へ疑問に思っていたことを忘れずに聞き、新たな情報を得ることができた。」など、体調や症状について記録が主治医とのコミュニケーションに役立ったという記述回答も複数寄せられました。
・「自分の体調の変化を感じたときの不安が和らいだ」「自分の副作用を把握しスケジュールが組みやすくなった」など、「WelbyマイカルテONC」の体調管理が自身の安心や日常生活のコントロールにつながっている様子もみられました。
■「WelbyマイカルテONC」は、服薬管理や通院日管理において満足度高
・アラーム機能による薬の飲み忘れ防止や通院日の管理において満足度が高く、患者さんの困りごとに応える結果となっています。
質問:WelbyマイカルテONCアプリをモニターとして2か月間使ってみた感想を教えてください
・「投薬時間が過ぎてもリマインドが来るので、何度か飲み忘れに気付いて助かった」「薬の飲み忘れをきちんと把握できるようになった。」「通院日、診察内容の記録に使えてよかった」といった記述回答が多数寄せられました。
<今後について>
今回の調査により、スマートフォンアプリによって体調を記録し管理することや服薬アラームが、がん患者さんにとって、医師とのコミュニケーションや治療生活において一定の助けとなることが分かりました。
一方、検査値の入力や医療情報の配信サービスなどについて、モニター調査ならではの細かな改善点が明確になりました。今回のモニター調査をもとに、「WelbyマイカルテONC」が、がん患者さんの治療生活をサポートするさらなるサービス開発を進めることを期待します。
◆「WelbyマイカルテONC」とは
がん・血液疾患患者さんの治療をサポートする無料アプリです。ユーザーが登録した「がんの種類と血液の病気」「お薬」に合わせて、タイムリーな情報が提供されるほか、日々の体調を記録して医療者に伝えやすくすることができます。
URL: https://oncology.welby.jp/
【株式会社リサ・サーナ 会社概要】
がんに向き合う仲間が温かに支えあえるSNS『Peer Ringピアリング』を運営。がん治療による生活課題を抱えるユーザーと、課題解決の技術・サービス・商品を持つ企業・団体をつなぐプラットフォームを提供しています。
2021年1月より、がん治療に役立つ食事の工夫を提供するレシピサイト「カマエイド」の運営も開始。がんと向き合う方のQoL向上に多方面から貢献して参ります。
会社名: 株式会社リサ・サーナ
所在地: 横浜市都筑区中川1丁目4番1号ハウスクエア横浜情報館316号
代表者: 代表取締役 上田暢子
URL:https://risa-sana.co/
事業内容: がんサバイバーのQoL向上に関わる研究調査・調査支援、マーケティングリサーチ、商品・サービス開発・PR支援、ケア製品等の販売
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