次世代リーダーのためのリベラルアーツ・プラットフォーム「Hyper-Editing Platform[AIDA]」シーズン3開幕。
テーマは「日本語としるしのAIDA」。日本語がもつ思考、発想、価値観と、その表現について考える。
編集工学研究所(本社:東京都世田谷区)は2022年10月15日より、次世代リーダーに必須の編集力を鍛えるリベラルアーツ・プログラム「Hyper-Editing Platform [AIDA]」(座長:松岡正剛)シーズン3を開講しました。今シーズンは「日本語としるしのAIDA」をテーマに、多彩なゲスト講師を招聘し、各界からの有識者6名からなるボードメンバーのサポートを得ながら、激変の時代をダイナミックに編集していきます。ボードメンバーと各回ゲストをご紹介します。
編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤昭子、取締役所長:松岡正剛)は、2022年10月15日より、「Hyper-Editing Platform [AIDA]」(座長:松岡正剛)シーズン3を開講しました。2005年に創設された「ハイパーコーポレートユニバーシティ[AIDA]」からの15年の実績と知見を発展させ、2020年、次の世界を創る人財の研鑽の場としてプログラムを刷新。確固たる正解のない混沌の時代を背景に、既存の価値観をいまいちど問い直し、新たな世界像の再編集を構想する「知のプラットフォーム」として生まれ変わりました。
シーズン1は「生命と文明のAIDA」、シーズン2は「メディアと市場のAIDA」をめぐり、業界を超えた共創の場として多くの次世代リーダーが集いました。シーズン3では、「日本語としるしのAIDA」をテーマに、多彩なゲスト講師を招聘し、各界からの有識者6名からなるボードメンバーのサポートを得ながら、この激変の時代をダイナミックに編集していきます。
●今季のボードメンバー&ゲスト
座長 松岡正剛
シーズン3 AIDAボードメンバー
社会学、人文科学、IT、江戸文化、国際インテリジェンスを専門にもつボードメンバーとともに交わしながら、全6講を通して次代の日本人、日本企業のあり方を仮説していきます。
大澤真幸氏(社会学者)
佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)
武邑光裕氏(メディア美学者)
田中優子氏(法政大学名誉教授・江戸文化研究者)
村井純氏(情報工学者)
山本貴光氏(文筆家・ゲーム作家)
シーズン3 各回ゲスト
「日本語としるしのAIDA」を探求するにあたり、中世史、メディア、意匠、デザイン、文芸といった各分野の第一人者のゲストを招聘します。
(第1講(10月15日):松岡正剛座長・AIDAボード・座衆による導入セッション)
第2講(11月12日):田中貴子氏 (中世日本文化研究家)
第3講(12月10-11日):安藤礼二氏(日本文芸評論家)× 安彦良和氏(漫画家)
第4講(1月14日):松田行正氏(デザイナー)
第5講(2月11日):リービ英雄氏(小説家・日本文学者)
(第6講(3月4日):松岡正剛座長・AIDAボード・座衆による最終セッション)
●取材のお申し込みについて
各講義への取材を希望されるプレスは、こちらへお申し込みください。
○編集工学研究所AIDA事務局 aida@eel.co.jp
●次世代リーダーに必須の編集力を鍛えるリベラルアーツ・プログラム
「Hyper-Editing Platform [AIDA]」の特徴
Hyper-Editing Platform[AIDA]は、重層的な学びのサイクルが生まれるように設計されています。リベラルアーツを体得する本プログラムにしかない4つの仕組みは以下の通り。
○4つの特徴:
- ライブセッション: 月に一度、ゲスト、ボードメンバー、松岡正剛座長、次世代企業リーダーたちが、編集工学研究所内ブックサロンスペース「本楼」に集まり、リアルセッションを開催。その様子は複数台のカメラとスイッチングでオンライン配信。熱のこもった一期一会の磁場が形成されます。リアル&オンラインのハイブリッド、多重多層な学びと討議が行われます。
- 座衆(ざしゅう): リクルート、三菱商事をはじめ大手企業からベンチャーまで、多種多様な組織から次世代のリーダー層が参加します。一座の担い手として、「受講生」ではなく「座衆」と称し、自らの視座をお互いに議論します。
- オンライン・プログラム「連」: 毎月の講義と講義のあいだにはゲストから課題が届きます。座衆はオンラインで、「連」(グループ)ごとに分かれ、師範代(編集コーチ)の指導を受けながら、課題に取り組みます。
- AIDAメディア: 随時配信されるメディアやコラムで、学びは重層的に深まっていきます。
○「壊す・肖る・創る」の3ステップ構造
[AIDA]では、毎シーズン「◯◯と◯◯のAIDA」という通しテーマを設け、その元にゲストを招き、「お題」(課題)を折り込みながら思索を深めていきます。座衆は全6回のライブセッションを通して「壊す・肖る・創る」の3段階の変容プロセスを通り、各々の「編集的社会像」を構想します。
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『Hyper-Editing Platform [AIDA] 』Season3の特徴
●Season3のテーマは「日本語としるしのAIDA」
グローバル・スタンダードが市場を覆い、国際語である英語がコミュニケーションの主流になる中、私たちは日本人として日本語で対話し、考え、読み書くことの意味を、あらためて考え直す岐路に差し掛かっているようです。
古代のグローバル・スタンダードであった中国から稲・鉄・漢字を取り入れ、先達たちは日本の風土や人々になじむように編集してきました。中世から近世においても、日本人がどうあるべきかを熟慮してきた歴史をもっています。
現代においては、国際市場で競争する日本企業はその強みを活かすために、日本語がもつ思考、発想、価値観を、「しるし」としてどのように記録し、流通させていく必要があるかを検討していく機会になります。
●各講義への多彩なゲストによる特別講義や対談
(※上記参照)
●各界からの有識者、AIDA Season3 ボードメンバーによるサポート
(※上記参照)
●方法知として、全6回の「編集工学レクチャー」を導入
参加する次世代リーダーたちが、ビジネス界の難題に向き合い、新しい価値を創造していくための一助として、編集工学研究所が長年培ってきた「編集工学メソッド」をプログラムの随所で導入。知識の吸収に留まらない、「方法の獲得」を目指します。のべ3万人が受講した編集工学を学ぶオンライン・コースウェア「イシス編集学校」と連携し、次世代リーダーたちの「編集力」を研鑽していきます。
●近畿大学との連携、一般公開
シーズン3第3講(12月)は合宿形式として2日連続講座を、近畿大学アカデミックシアター内「DONDEN」を舞台に開催されます。DONDENとは、編集工学研究所が近畿大学とともに設計した、約4万冊のマンガ・新書・文庫本からなる本の空間で、既存の十進分類法ではなく、新たな分類軸で本棚が構成されています。
今回は、次世代リーダーたちが、近畿大学DONDENに集い、安藤礼二氏(日本文芸評論家)、安彦良和氏(漫画家)をゲスト講師として招きます。
12月11日(日)14時〜18時のセッションについては、一般公開を行います。詳細は、11月以降こちらのサイトで公開します。
https://www.eel.co.jp/aida/
■ Hyper-Editing Platform [AIDA] Season3 実施概要 ■
10 月からの半年間を1シーズンとし、毎年[AIDA]をめぐるテーマを設定してプログラムを開催します。
○テーマ 日本語としるしのAIDA
※来たるべき世界を見通すテーマをシーズン毎に設定し、半年かけて実践的な思索と対話を深めていきます。
○開催日:2022年10月~2023年3月
○座長:松岡正剛
○日程:
第1講:2022年10月15日(土)
松岡正剛座長・AIDAボード・座衆による導入セッション
第2講:2022年11月12日(土) ゲスト:田中貴子氏 (中世日本文化研究家)
第3講:2022年12月10(土)・11 日(日)※近畿大学アカデミックシアターにて合宿
ゲスト:安藤礼二氏(日本文芸評論家)× 安彦良和氏(漫画家)
第4講:2023年1月14日(土) ゲスト:松田行正氏(デザイナー)
第5講:2023年2月11日(土) ゲスト:リービ英雄氏(小説家・日本文学者)
第6講:2023年3月4日(土)
松岡正剛座長・AIDAボード・座衆による最終セッション
*講義時間は、13:30~19:30(6時間)を予定。
*各回の講義の間に、インタラクティブ型eラーニングプログラムが行われます。
■ プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社編集工学研究所
AIDA事務局 aida@eel.co.jp
住所: 〒156-0044 東京都世田谷区赤堤 2-15-3
Tel: 03-5301-2213 │ Fax: 03-5301-2215
HP: https://www.eel.co.jp/aida/
http://eel.co.jp https://edist.isis.ne.jp/
編集工学研究所 公式 Twitter: @EEL_PR
Facebook: https://www.facebook.com/henkoken
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