FromプラネットVol.81<爪のケアに関する意識調査> 小さいけれど存在感のある「爪」のケアは好感度を変える?
~"爪がきれいだとテンションがあがる"女性は異性の爪より同性の爪が気になる~
FromプラネットVol.81 <爪のケアに関する意識調査>
国内1,200社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は、日用品にまつわるトピックスをお届けする『Fromプラネット』の第81号として、爪のケアに関する意識調査の結果をご紹介します。バックナンバー https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html
まず始めに、自分の手の爪でどんなことが気になるかを聞きました。1位は「爪にスジができる」22.7%、2位「爪が割れやすい、欠けやすい」21.6%、3位「さかむけやささくれがある」21.0%で、上位3項目は僅差で並びました。4位以降の「巻き爪」や「深爪」は1ケタになっているため、「スジ」「割れ、欠け」「さかむけやささくれ」の3つが爪の悩みの代表格と言えそうです。
男女差に注目すると、ほとんどの項目で女性の数値が男性より高くなっていました。対照的に、「特にない」は男性で54.9%と過半数。女性を21.1ポイント上回りました。男性に比べて女性は爪への関心が高く、爪が気になるシーンも多いことがうかがえます。最も差が大きかったのが「爪が割れやすい、欠けやすい」で、男性15.9%に対し、女性ではその2倍近い30.4%でした。
さらに性年代別に見ると、女性では年代によって傾向に違いが見られました。「爪にスジができる」は、若年層に比べ、中高齢層で数値が高くなっていました。一方、「爪が割れやすい、欠けやすい」は40代で最も高く37.6%。次いで、50代、60代の順に高くなっていました。また「さかむけやささくれがある」は、40代で最も高く、次いで30代、50代、20代の順。「割れ、欠け」に比べると、若い人が気にしていようです。「特にない」については、全性年代のうち女性の40代が最も低く、30.1%。次いで、30代の33.3%、50代の33.6%の順。逆算すると、30〜50代女性の約7割がなんらかの理由で手の爪を気にしていることになります。
職業別に見ると、職業によって手の爪で気になることに違いがあることがわかります。「爪にスジができる」が最も高かったのが「専業主婦(主夫)」の28.4%。次いで高かったのは、「会社役員・経営者」の28.0%でした。「会社役員・経営者」と「専業主婦(主夫)」に“爪のスジが気になる”という意外な共通点が見られました。
注目したいのが、「デートをする前」。「人に会う前」「外出する前」は女性のほうが高くなっていましたが、「デートをする前」については男性の数値が女性を上回っていました。女性が不特定多数の“よその人”の目に触れるときに爪を意識するのに対し、男性は特定の女性に会うときに爪が気になるようです。男性と女性の意識の違いがうかがえました。
次いで3位だったのが、「爪がきれいなほうが清潔感があるから」31.0%。「清潔感」という印象や身だしなみに関わる項目でした。そして4位、5位には「爪を衛生的にするため」23.7%、「なんとなく習慣で」16.6%が。続く6位は、「爪がきれいだと自分のテンションがあがるため」の13.4%で、健康や人の目ではなく、自分の“気分”に関わる項目となりました。特に女性で高く、男性5.8%に対し、女性では17.9%と、男性の3倍。女性にとって、健康や身だしなみと同時に、自分の“気分”も重要なファクターであると言えそうです。
男性に比べて女性で高かった「爪がきれいだと自分のテンションがあがるため」は、女性の中でも年代による変動が大きいことがわかりました。女性の60代では9.1%と1割以下。それが50代では15.9%、さらに若年層ほど高くなり、30代では28.8%と3割近くに。「爪がきれいだと自分のテンションがあがる」のは、若い女性に顕著な感覚と言えそうです。また、男性でも、30代のみ12.9%と1割を超えているのも興味深い結果です。
職業別では、「指先を使う仕事だから」が「自営業」で23.4%と、他の職業に比べて高いのが目につきます。代金を受け取ったりおつりを手渡ししたりするときに、手の爪を意識する人が多いからだと想像されます。「会社役員・経営者」は回答者(n)数が少ないため参考値ですが、「爪がきれいなほうが好感度が上がるから」が24.0%と、他の職業に比べて高くなっていました。仕事で人と会う機会が多く、他人に与える自分の印象を意識する場面が多いからだと考えられます。一方で、「爪がきれいだと自分のテンションがあがるため」は「専業主婦(主夫)」で19.6%と最も高くなっていました。
「特に気にならない」以外の項目では、男性では「たまになんとなく相手の爪が気になることがある」が11.3%で最も高かったのに対して、女性では「爪がきれいな人の爪が気になる」が最も高く、21.0%。男性より12.6ポイント上回っていました。このほか男性に比べ女性で高かったのが、「ネイルアートをしている人の爪が気になる」で、男女差は7.8ポイント。女性は、きれいな爪やネイルアートしている爪が特に気になるようです。
注目したいのが、「異性の人の爪が気になる」と「同性の人の爪が気になる」の男女差。「異性の人の爪が気になる」は男性のほうがが5.2ポイント、「同性の人の爪が気になる」は女性のほうが3.7ポイント高くなっていました。男性は女性の爪を、女性は異性よりも同じ女性の爪をより意識していることがわかりました。
株式会社プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。
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株式会社プラネットが発信しているニュースレターです。日用品に関する、旬なトピックスや意外な利用シーンなどをご紹介しています。
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(感想や取り上げてもらいたいテーマなどもお寄せください)
株式会社プラネット 経営本部 経営企画部角田(つのだ)、岡田
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国内1,200社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は、日用品にまつわるトピックスをお届けする『Fromプラネット』の第81号として、爪のケアに関する意識調査の結果をご紹介します。バックナンバー https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html
- 30代〜50代女性の約7割が「自分の手の爪」を気にしている
まず始めに、自分の手の爪でどんなことが気になるかを聞きました。1位は「爪にスジができる」22.7%、2位「爪が割れやすい、欠けやすい」21.6%、3位「さかむけやささくれがある」21.0%で、上位3項目は僅差で並びました。4位以降の「巻き爪」や「深爪」は1ケタになっているため、「スジ」「割れ、欠け」「さかむけやささくれ」の3つが爪の悩みの代表格と言えそうです。
男女差に注目すると、ほとんどの項目で女性の数値が男性より高くなっていました。対照的に、「特にない」は男性で54.9%と過半数。女性を21.1ポイント上回りました。男性に比べて女性は爪への関心が高く、爪が気になるシーンも多いことがうかがえます。最も差が大きかったのが「爪が割れやすい、欠けやすい」で、男性15.9%に対し、女性ではその2倍近い30.4%でした。
さらに性年代別に見ると、女性では年代によって傾向に違いが見られました。「爪にスジができる」は、若年層に比べ、中高齢層で数値が高くなっていました。一方、「爪が割れやすい、欠けやすい」は40代で最も高く37.6%。次いで、50代、60代の順に高くなっていました。また「さかむけやささくれがある」は、40代で最も高く、次いで30代、50代、20代の順。「割れ、欠け」に比べると、若い人が気にしていようです。「特にない」については、全性年代のうち女性の40代が最も低く、30.1%。次いで、30代の33.3%、50代の33.6%の順。逆算すると、30〜50代女性の約7割がなんらかの理由で手の爪を気にしていることになります。
職業別に見ると、職業によって手の爪で気になることに違いがあることがわかります。「爪にスジができる」が最も高かったのが「専業主婦(主夫)」の28.4%。次いで高かったのは、「会社役員・経営者」の28.0%でした。「会社役員・経営者」と「専業主婦(主夫)」に“爪のスジが気になる”という意外な共通点が見られました。
- 爪のケアでいちばんしていることは?
- 男性が女性よりも爪のケアをするのはどんなとき?
注目したいのが、「デートをする前」。「人に会う前」「外出する前」は女性のほうが高くなっていましたが、「デートをする前」については男性の数値が女性を上回っていました。女性が不特定多数の“よその人”の目に触れるときに爪を意識するのに対し、男性は特定の女性に会うときに爪が気になるようです。男性と女性の意識の違いがうかがえました。
- 手の爪をケアするのはどうしてか
次いで3位だったのが、「爪がきれいなほうが清潔感があるから」31.0%。「清潔感」という印象や身だしなみに関わる項目でした。そして4位、5位には「爪を衛生的にするため」23.7%、「なんとなく習慣で」16.6%が。続く6位は、「爪がきれいだと自分のテンションがあがるため」の13.4%で、健康や人の目ではなく、自分の“気分”に関わる項目となりました。特に女性で高く、男性5.8%に対し、女性では17.9%と、男性の3倍。女性にとって、健康や身だしなみと同時に、自分の“気分”も重要なファクターであると言えそうです。
- 30代女性の3割が「爪がきれいだと自分のテンションがあがる」
男性に比べて女性で高かった「爪がきれいだと自分のテンションがあがるため」は、女性の中でも年代による変動が大きいことがわかりました。女性の60代では9.1%と1割以下。それが50代では15.9%、さらに若年層ほど高くなり、30代では28.8%と3割近くに。「爪がきれいだと自分のテンションがあがる」のは、若い女性に顕著な感覚と言えそうです。また、男性でも、30代のみ12.9%と1割を超えているのも興味深い結果です。
職業別では、「指先を使う仕事だから」が「自営業」で23.4%と、他の職業に比べて高いのが目につきます。代金を受け取ったりおつりを手渡ししたりするときに、手の爪を意識する人が多いからだと想像されます。「会社役員・経営者」は回答者(n)数が少ないため参考値ですが、「爪がきれいなほうが好感度が上がるから」が24.0%と、他の職業に比べて高くなっていました。仕事で人と会う機会が多く、他人に与える自分の印象を意識する場面が多いからだと考えられます。一方で、「爪がきれいだと自分のテンションがあがるため」は「専業主婦(主夫)」で19.6%と最も高くなっていました。
- 男性は異性の、女性は同性の爪が気になる?
「特に気にならない」以外の項目では、男性では「たまになんとなく相手の爪が気になることがある」が11.3%で最も高かったのに対して、女性では「爪がきれいな人の爪が気になる」が最も高く、21.0%。男性より12.6ポイント上回っていました。このほか男性に比べ女性で高かったのが、「ネイルアートをしている人の爪が気になる」で、男女差は7.8ポイント。女性は、きれいな爪やネイルアートしている爪が特に気になるようです。
注目したいのが、「異性の人の爪が気になる」と「同性の人の爪が気になる」の男女差。「異性の人の爪が気になる」は男性のほうがが5.2ポイント、「同性の人の爪が気になる」は女性のほうが3.7ポイント高くなっていました。男性は女性の爪を、女性は異性よりも同じ女性の爪をより意識していることがわかりました。
- “相手の爪が気になる”さまざまなワケ
- オイルやジェル、ニッパーや爪やすりもおススメ…あなたのケア方法は?
株式会社プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。
From プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html
株式会社プラネットが発信しているニュースレターです。日用品に関する、旬なトピックスや意外な利用シーンなどをご紹介しています。
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(感想や取り上げてもらいたいテーマなどもお寄せください)
株式会社プラネット 経営本部 経営企画部角田(つのだ)、岡田
Tel : 03-6432-0482 / E-mail : keiei@planet-van.co.jp
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