オンラインによる悩み相談登録者数が100名を突破 〜進路や進学、学習、友達関係で悩む中学生や高校生の相談が半数以上〜
年末年始も通常どおりメッセージの受信・返信を行います。
2020年12月26日(土)に特定非営利活動法人兵庫子ども支援団体(所在地:兵庫県明石市、代表理事:多田実乘、以下「当法人」という)が運営する小学生〜高校生の学習、進学、悩み相談サービス「Step Link」(以下「本サービス」という)の登録者数が100名を超えました。なお、相談実績は84件です。
当法人では、新型コロナウイルス感染症による長期にわたる臨時休校における子どもたちの不安を少しでも取り除くために、2020年5月からLINEを利用したオンライン相談を試験的に行なっていました。その後、必要なときに相談できる場を提供することが、私たちがミッションとして掲げる「子どもが笑って過ごせる地域の形成」に寄与すると考え、2020年7月から正式に事業として開始しております。
本サービスは、年末年始も通常どおり相談の受付・返信を行う予定ですが、返信にお時間をいただく場合があります。
- 兵庫子ども支援団体のLINE相談に関する実績
友達登録者数はサービス開始後、増加傾向にあり、11・12月で71人の新規友達登録がありました。相談者は高校生が51%と一番多く、次に中学生32%と続きます。友達登録経路としては、主にWEB(サービスページ)からの流入となっております。
▼月間の相談件数と内容
サービス開始直後は、相談件数が5件程度で推移していましたが、11月以降は20件を超える相談件数となっており、これまでに84件の相談がありました。内容としては、学習に関する相談が全体の23%を占めており、次に進路・進学のこと、学校のことと続いています。
(グラフは2020年5月から2020年12月までの実績)
臨時休校中から夏休み頃までは主に進路や学習に関する相談が多くなっていましたが、11月以降は友達関係の相談や学校に行きたくないなどの相談が多く寄せられています。背景としては、臨時休校中は学習がストップしたことによる不安から進路や進学、学習に関する相談へと繋がっていたと考えられますが、11月以降は新型コロナウイルス感染症の行動制限や2学期の長期化なども含めたストレスから友達関係の悪化などが発生しているのではないかと考えています。
- NPO法人兵庫子ども支援団体 代表理事 多田実乘より
今よりも多くの子どもたちの悩みに寄り添い、そして次へのステップへと繋げられるようにしていきたいと考えていますが、正直なところ私たちの人員的・財政的な面でのキャパシティーが追いついていない現状もあります。今後、悩みに寄り添う相談員の数を増やしていき、各個人に適切なサポートを提供するための研修等も継続して実施していきたいと考えています。
現在、毎月のご寄付をしてくださる月額寄付サポーターが現時点で30名います。これらの支援をもとに相談員の増加や研修の実施を行なっていく予定です。これからも必要なときに相談できる場を提供することで、私たちがミッションとして掲げる「子どもが笑って過ごせる地域の形成」を目指していきます。
▼兵庫子ども支援団体への寄付はこちら
https://hpcso.com/supporter/campaign202012
- ステップリンクについて
小学生から高校生の学習や進学・就職、生活などの悩み相談サービス。LINEを利用して簡単に相談することができます。
Step Link:https://hpcso.com/division/step-link
- 特定非営利活動法人兵庫子ども支援団体について
名称:特定非営利活動法人兵庫子ども支援団体
代表理事:多田実乘
所在地:兵庫県明石市別所町8番11号
設立:2013年11月29日(法人認証日:2017年1月18日)
事業内容:学習支援事業、子どもの健全育成事業、情報発信事業、児童虐待防止支援事業 等
特定非営利活動法人兵庫子ども支援団体:https://hpcso.com
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