「ゴールデンカムイ」人気で「アイヌ」がアツイ! ビジュアル満載&音声資料付きのアイヌ解説本、発売!

株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、写真やイラストなどのビジュアル資料満載、かつ、QRコードでアイヌの歌・楽器・物語を聴くこともできる、新タイプの書籍『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』を、2018年8月31日に発売いたします。

 

 


今、かつてないほどアイヌが注目されていることをご存知でしょうか。

◆きっかけは人気マンガ、小学生から大人まで「アイヌ」に注目

マンガ大賞2016で大賞を受賞し、アニメ化もされた「ゴールデンカムイ」(野田サトル作、集英社)は、明治末期の北海道・樺太を舞台にした少年漫画。アイヌ秘蔵の金塊をめぐるサバイバルストーリーの中で、当時のアイヌの食べ物や狩りの様子などがリアルに描かれていることから、若い世代がアイヌ文化に興味をもつきっかけになりました。さらに注目なのは、その読者層の広さです。圧倒的人気を誇る作品だけに、読者は小学生から年配者まで。アイヌに興味をもつ人が、全国区で幅広い年代に増え、静かなブームになっています。

◆小・中学校の社会科では、アイヌ文化が必修に
一方、学校では、新学習指導要領(中学社会科、平成29年3月31日公示)において、「鎖国下の対外政策」の単元でアイヌの北方交易を取り上げる際、「アイヌの文化についても触れること」が追加されました。さらに文部科学省では、小・中学校を通じて「アイヌに関する教育の充実を図る」としています。これを受け、全国の小学生・中学生は、鎖国時代のアイヌの北方交易だけでなく、その後の歴史で生じたアイヌの人々への偏見や差別などの人権課題、アイヌの歴史や文化について、学校の授業で学ぶことになります。 


マンガで、教科書で、アイヌのことをもっと知りたいという気運が高まる今、ぜひおすすめしたい新刊が登場しました。『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』(北原モコットゥナシ・蓑島栄紀 監修/岩崎書店)です。

◆アイヌ民族出身の監修者が、アイヌの文化・歴史を正しく紹介!
「アイヌって、昔から北海道に暮らしていた先住民族でしょう?」と大枠は知っていても、では、他の北方民族のことや、どのような言葉や生活習慣を持っていたか、和人(アイヌから見た日本人のこと)との関係でどのような苦難の歴史があったか、詳しく知る人は多くはないでしょう。

本書は、北海道大学アイヌ・先住民センターの准教授で、サハリン出身の祖母を持つ北原モコットゥナシさんに監修いただき、 アイヌの衣食住、言葉、信仰などを、豊富な写真やイラストとともに紹介。また歴史についても、13世紀から現代までの交易や戦いの歴史に始まり、17世紀の松前藩成立以降、和人がアイヌへの支配や差別を強めていく過程を詳しく解説しています。

『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』中面『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』中面

『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』中面『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』中面


◆超レア! アイヌの歌・楽器・物語が聴ける音声資料付き!
本書には、QRコードにスマートフォンやタブレットをかざすことで、音声を聞くことができるページを設けています。日本語とは大きく異なる言葉や独特な楽器の音色、アイヌに古くから伝わる物語アイヌ語の語り(日本語訳付き)を聴くことができる貴重な資料です。
◎歌:2曲
◎弦楽器、トンコリの演奏:3曲
◎口琴、ムックルの演奏:1曲
◎物語:9作 

『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』中面『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』中面


◆監修者・北原モコットゥナシさんからのメッセージ
アイヌのくらしの中には、和人と似ているところもありますが、特に言葉は大きくちがいます。世界には、いくつもの言葉が使われている国がたくさんあり、それぞれの考え方が認め合えるように努力している人びとがたくさんいます。日本もそういう国になることをめざし、ちがいを大切にするしくみや法律が少しずつつくられています。この本を読むことで、みなさんが自分の立場やほかの人の立場を知り、考えるヒントがみつかれば嬉しく思います。

◆本書の内容
先住民族アイヌとは?
本州から北の様々な民族
  ヤウンモシリ[陸にある世界]/コタン[村]/アミプ[着物]/エキムネ[山仕事]/イペ[食事]/
  カムイ[神さま]/オプニレ[カムイの国へ霊を送る]/リムセ[踊り]/イタク[言葉]/
  オルシペ[物語]/スクプ[生涯]
アイヌの歴史 タネパクノ[現代まで]
  13~14世紀 海をこえて、自由に貿易
  17~18世紀 松前藩の成立によって自由をうばわれていくアイヌ
  15~18世紀 英雄シャクシャインの蜂起 アイヌと松前藩との戦い
  18~19世紀 ロシアの接近をおそれた幕府が、ヤウンモシリを直轄領に
  19~20世紀 ヤウンモシリが日本領に統合され、北海道に
  19~20世紀 誇りを守るために活動した人びと
  20世紀~  ほかの文化と影響し合い、広がり続けるアイヌの文化
索引

◆アイヌを知る「初めての1冊」にぴったり!
マンガがきっかけでアイヌに興味を持った人、社会科の授業や総合学習でアイヌを調べたいと思った人、教える立場の人など、アイヌ文化を紐解く最初の1冊にぴったりの本書。豊富なイラストや写真、平易な文章、多めのふりがなで、小学校中学年から読めるよう配慮しています。
厳しい自然や差別などの困難と戦いつつ受け継がれてきた、アイヌの文化と歴史を、ぜひ知ってください。
 

 

『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』表紙『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』表紙

◆書籍情報
書名:『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』

シリーズ名:調べる学習百科
監修:北原モコットゥナシ
監修:蓑島栄紀
定価:本体3,600円+税
判型:A4変型判/64頁/ハードカバー
ISBN:978-4-265-08631-3
対象年齢:小学校中学年から一般
発売日:2018年8月31日

◎岩崎書店ホームページ https://bit.ly/2MIPDB7
◎Amazon  https://amzn.to/2N6vfH8



◆著者紹介
北原モコットゥナシ(きたはら・もっことぅなし) ※名前末尾の「シ」は、正しくは小さく表記します。
1976年東京都杉並区生まれ。サハリン出身のアイヌの祖母をもつ。
北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授。アイヌ民族組織「関東ウタリ会」の結成に両親が関わったことで、文化復興や復権運動をはだで感じながら育つ。13歳のころ、北海道に暮らす祖母、小田トーニンテマハの影響でアイヌ語樺太方言や樺太アイヌの文化に関心をもつ。2005年からアイヌ民族博物館学芸科勤務、2010年より現職。和名は北原次郎太。

蓑島栄紀(みのしま・ひでき)
1972年神奈川県生まれ。北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授。博士(歴史学)。アイヌの歴史、とくに古代の日本やアジアとの交流の歴史について研究している。主な著書に『「もの」と交易の古代北方史』(勉誠出版)、『古代国家と北方社会』(吉川弘文館)など。

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