BSFP新たな未来へのチャレンジにむけて デュアルユース型災害対応プロダクト開発が始動

新たな防災バッグのカタチ 〜いつもの暮らしに、もしもの備えをインストールします〜

株式会社ワンテーブル

 株式会社ワンテーブル(代表取締役社長:島田 昌幸、以下「ワンテーブル」という)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共に、防災分野における新たな事業創出を目指し、JAXAの共創プログラム「宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」の一環で、ニュースタンダード社会における防災・宇宙フルフィルメントプロジェクト「BOSAI SPACE FULFILLMENT PROJECT (BSFP)」を推進しています。
この
度、度重なる自然災害をはじめ、コロナ禍における対応など、生活や暮らしに多くの制限が求められている中で、本日9月1日防災の日に「未来に向けた希望を持てるプロダクト」開発へ向け始動します。


■これまでのBSFPの取り組み
BSFPでは、2018年8月のプロジェクト開始以降、2020年8月のコンセプトリニューアルを経ながら、この間に数々のプロダクトやソリューションをパートナー企業や自治体等と共創してきました。(参照:2020年8月6月 「ニュースタンダード社会における防災・宇宙フルフィルメントプロジェクト(BSFP)始動」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000037213.html

水なしで摂取できる災害用備蓄ゼリー「LIFE STOCK」や防災備蓄プラットフォーム「BxLink」など、宇宙と防災の知見を掛け合わせた商品・サービスは全国の市町村で導入されはじめ、現場で活用されています。LIFE STOCKにおいては「笑顔になるゼリープロジェクト」として子供たちのイラストを非常用備蓄ゼリーのパッケージにデザインするプロジェクトを実施。子供たちに防災を「自分ごと」化してもらうことを目指しています。

さらに、「防災×宇宙」教育・訓練ソリューションとして、「命を守る」をキーワードに、宇宙視点から事前の備えの重要性を学び、子供たちの参画意欲を掻き立てながら、真に必要な備蓄や防災について考える教育カリキュラムを実施しています。これらのカリキュラムは茨城県つくば市や福島県国見町の小学校での実践授業での活用を通して開発され、その後全国各地で展開されるなど、BSFPから生まれた商品・サービスの着実な社会実装が進んでいます。

これまで開発した商品・サービスの社会実装を加速すべく、2020年8月からは「スーパー防災都市創造プロジェクト」を始動。防災・産業・組織・文化等あらゆる面で日本最先端の防災モデル地域を創造することを目的としたプロジェクトで、全国5自治体をスーパー防災都市として指定し(2021年9月時点で12自治体へ拡大中)、課題の調査・分析・実証を行い、新たな未来へチャレンジしています。

その中で2021年2月13日に福島県沖を震源としたマグニチュード7.3の地震が発生し、「スーパー防災都市創造プロジェクト」に参画する福島県国見町でも最大震度6強を観測しました。この時、同町では地域住民や役場職員による迅速で適切な対応がなされ、LIFE STOCKが実際に配布されるなど、本プロジェクトの具体的な効果が示されました。

そういった状況の中、2021年8月には全国各地で豪雨被害が相次ぎ、数多くの自治体で「住民に対して直ちに自らの命を守る最善の行動をとること」を知らせる緊急安全確保が発令されています。その際、BSFPでは自然災害における自分のことは自分で守る(自助)という大前提において、現状の防災バッグ・カバンは本当にそれが万が一の時に役に立つ内容なのかを真摯に向き合ってきました。

■新たなプロダクト開発「命をつなぐ防災バッグ」
これらの経緯を踏まえ、あらゆる専門家や災害対応実践者などの英知を集め、平時でも有事でも活用できる新たなカタチの防災バッグとして、デュアルユース型災害対応プロダクトの開発へ向け始動をいたします。宇宙の生活環境と災害時の避難所の生活環境には、極限環境という点でインフラ制限、健康問題等の共通点があります。これらの課題に対して宇宙への物資補給等で用いられる技術や工夫をヒントに、災害時に真に必要とされる新しい機能的な防災バッグを目指していきます。
今後さらなる検討を重ね、クラウドファンディングの実施や被災経験者からのヒアリング、研究機関等の専門家らとの議論を通してより良い製品にすべく、リリースに向けて邁進してまいります。

<ワンテーブル代表取締役CEO 島田昌幸(しまだ まさゆき) 略歴>

大学在学中に教育ベンチャーを創業。2007年から国土交通省認定の観光地域プロデューサーとして活動し、数々の地域プロデュースを手がける。企業のイベント、商品・サービス開発、事業開発などのプロデュースも多数手がけ、食の商業施設『ロクファーム アタラタ』『シチノリゾート』などのプロデュース・運営を行う。2016年11月、ワンテーブルを設立。2011年には日本CSR大賞準グランプリを受賞。

<ワンテーブル株式会社 概要>

代表取締役:島田 昌幸(しまだ まさゆき)
設立:2016年11月11日
所在地:宮城県多賀城市八幡字一本柳117-8
HP:https://www.onetable.jp/
事業内:つくる力(食文化創造事業)…都市型農業の開発/コンサルティング、地域風土の再生/プロデュース 守る力(備蓄・防災事業)…備蓄用食品の開発(LIFE STOCK)、非常用発電対応ソリューション

<関連リンク>
●BOSAI SPACE FULFILLMENT PROJECT(BSFP)ウェブサイト
https://bsfp.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ワンテーブル

10フォロワー

RSS
URL
https://www.onetable.jp/
業種
製造業
本社所在地
宮城県多賀城市八幡字一本柳117-8
電話番号
022-355-6696
代表者名
島田昌幸
上場
未上場
資本金
1万円
設立
2016年11月