センスウェイ、オフィス向けのトイレIoTサービス「ToiletMaster」を本日より提供開始

～LoRaWAN™センサーを活用し、トイレ利用の課題を安価に簡単に解決～

センスウェイ株式会社（東京都中央区 代表取締役社長 神保 雄三 以下、センスウェイ）は、オフィス向けトイレIoTサービス「ToiletMaster（トイレットマスター）」を本日より提供開始します。

センスウェイは、これまでスマートシティ・スマートビルディングの実現の為、IoT必須の通信規格であるLPWAのLoRaWANを活用したサービス開発を行い、様々な課題解決に取組んで参りました。こうした中、オフィスの利用者やビル管理者のご意見から、トイレでのスマートフォン利用などによる個室トイレの占有が常態化している実態に行き当たり、これを受けトイレにまつわる様々な課題をIoTによって解決する法人向けサービスとして「ToiletMaster」の開発を行いました。

「ToiletMaster」ではLoRaWANの低消費電力・長距離通信を活かし、ゲートウェイ(通信機器)を1台設定するだけでビルの複数階に設置したセンサーからの通信を可能にしております。センサーデバイスは従来技術と比較して電池交換の頻度が非常に少なく済むため電気配線工事の必要がなくメンテナンスの負担も少なく済みます。

さらに、「ToiletMaster」で提供されるアプリケーション機能は、PC、スマートフォン、デジタルサイネージに対応した利用者向けのダッシュボード機能、企業の総務担当といった管理者が利用するための分析機能、ビル管理会社様が使うためのデバイスの状態管理機能など、ユーザーに応じたサービス画面を用意しており、オフィスでの利用に最適なサービスを実現しました。


「ToiletMaster」はすでに、オフィスビル、商業施設、ホテルなど、幅広く不動産を取り扱う総合デベロッパーである三井不動産株式会社様の管理する一部ビルに導入され、株式会社朝日ネット様において自社オフィスのトイレに導入していただいております。

 
今後センスウェイでは、「ToiletMaster」にAI・データ分析機能を導入した不正利用検知や汚れ等の異常状態の検知など様々な機能を追加していくことで、よりユーザーのニーズにあったサービスの拡充を行っていく予定です。またセンスウェイは今後、オフィスビルの課題をIoTで解決するソリューションサービスを次々とリリースして、オフィスビルをより便利で快適にしていきます。

「ToiletMaster」の販売目標として2年のうちに15,000個のデバイス提供を目指しています。

 

• 「ToiletMaster」の特徴

・使いやすさの追求
あらゆる利用シーンを想定したわかりやすいUIとデバイスを選ばないシステム設計

・利用状況の分析・モニタリング
トイレの異常検知・長時間の利用検知はもちろん、センサーデータに基づく統計によって分析も可能

・簡単導入・楽々メンテナンス
ワンストップでサービスが利用できるほか、センサー設置から通信開始まで約1分で完了

 

• 「ToiletMaster」の提供物

・アプリケーション機能

ToiletMaster 利用画面イメージ

・空き室状況一覧表示機能（カスマイズ可能　PC・スマートフォン・デジタルサイネージで閲覧可能）
・デバイス一括管理機能
・利用状況統計表示機能
・ログデータ出力機能
※ユーザーのニーズに応じて随時機能を追加してまいります。

デバイス

・トイレのドアの開閉センサー　（Netvox社製センサー　R311A※）
低消費電力のLoRaWAN対応センサーで、ドア開閉時にデータを送信します。

 

 

配線不要で両面テープで設置可能です。

設置イメージ

・LoRaWAN室内用ゲートウェイ
1台で複数階の通信が可能なLoRaWAN通信用の屋内用基地局です。

 

 

• 「ToiletMaster」サービス価格

初期費用
●9,800円/台（センサー設置数に基づきます）
　2020年3月末までセンサー5台以上ご注文の方を対象に初期費用50％OFFキャンペーンを実施中
　※別途設置代行オプションもご利用可能です

月額費用
●基本料：3,400円
　LoRaWAN室内用ゲートウェイ 1台　（追加は別途費用）
　アプリケーション利用料
　通信費用（Senseway Mission Connect費用）
●デバイス使用料：400円/個（センサー設置数に基づきます）
※センサーは提供時期により変更の可能性があります。

詳細情報: https://www.senseway.net/tm/