シンフォニー、アクセスフィンテックと業務提携
金融業界を対象にデータ拡張、ワークフロー機能の共有とサービス連携を実現
金融テクノロジーサービスのSymphony Communication Services, LLC(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、Founder CEO:David Gurlé、以下シンフォ ニー)とAccessFintech(以下、アクセスフィンテック)は、本日、両社が提供するプラットフォーム間でのデータ共有、コミュニケーション、ワークフロー連携などのデータ拡張に向けた業務提携を発表しました。
今回の業務提携によって、シンフォニーのコラボレーション・コミュニケーション・プラットフォームとアクセスフィンテックのデータ管理やワークフロー・ソリューションを組み合わせることにより、ポストトレード環境における取引失敗やミスマッチなどのエラー解決を迅速化します。
欧州のCSDRなどの規制、新たなリスク管理規制、パートナー企業のエコシステム拡張により、取引の例外管理はより複雑なものになっています。アクセスフィンテックのワークフローをシンフォニーのコミュニケーション・プラットフォームと組み合わせて強化することにより、業務担当者はより容易で効率的に取引の例外管理を行うことができます。
シンフォニーの社長兼最高商業責任者であるブラッド・レヴィ(Brad Levy)は次のように述べています。「アクセスフィンテックとの共同提案には大きな価値があると信じています。両社は、金融業界内のプレイヤーの連携や情報の流れをよりシームレスにするという同じ使命を掲げています。今回の業務提携はその使命の実現をより確実なものにします。」
金融業界では今、約6%もの取引失敗が起き、例外処理は効率化の大きな課題となっています。金融機関は不完全ポジションや未決済ポジション対応のために、バランスシート上に資本を留保しなければなりません。アクセスフィンテックのデータ管理およびワークフローソリューションが、シンフォニーの安全なコミュニケーション・プラットフォームと50万人以上の金融専門家のユーザーディレクトリーと統合することによって、この課題解決の一助となります。シンフォニーのディレクトリーは、役割/職務、肩書き、勤務地などの詳細情報を通知し、例外管理の解決のために当該関係者を特定し、迅速な連絡を実現します。
アクセスフィンテックのCEOであるロイ・サードン(Roy Saadon)氏は、シンフォニーとの業務提携について次のように述べています。「金融市場は、参加者が互いに有意義に連携するといった数年前には考えられなかったような体制ができています。シンフォニーとの業務提携は、当社にとっても当社のクライアントにとっても、大切にしているコラボレーション精神の実証といえます。業務提携によって、クラウドベースの共同作業が可能になり、安全かつシームレスに動作することで、取引サイクル全体で効率性を高め、トラブルとリスクを軽減することができます。
【シンフォニーについて】
2014年に設立されたシンフォニーは、マーケット、企業、個人を安全に接続するクラウドベースのメッセージングおよびコラボレーションプラットフォームです。 シンフォニーの通信プラットフォームは、成長するオープンなアプリのエコシステムを搭載し、顧客に管理された暗号化キーインフラストラクチャーで保護されているため、グローバルな規制遵守を維持しながらワークフローの生産性を向上させます。シンフォニーはすでに金融サービス業界で選択されているプラットフォームであり、エンタープライズワークフローを統合して、あらゆる情報中心型ビジネスの生産性を向上させています。現在、世界中の470社を超える企業から50万人以上のユーザーがおり、毎月6,000万以上のメッセージを処理しています。詳細については、 www.symphony.com をご覧ください。
【アクセスフィンテックについて】
テクノロジーを使用して金融業界の運用モデルを進化させ、金融エコシステム全体のコントロール、透明性、効率性、コラボレーションを推進することを目標にしています。リスクを共有し、組織全体でより優れたより賢明な意思決定を行うセルフサービスの精神を掲げ、2015年に設立されました。グローバルな資本市場で効率化を推進し、課題解決で実績がある創造性、専門知識を有した金融業界のベテランチームで運営されています。金融業界の市場参加者の独自ネットワークを構築、運営し、データを共有して取引の例外解決に協力しています。顧客がリソースを大幅に割り当てることなく迅速かつ簡単にサービスを導入できるよう技術設計しているため、利用企業は消費するサービスの数を増やしながら同時にリスク管理も実践できます。
詳細については、https://www.accessfintech.com/ をご覧いただくか、LinkedInやTwitterでフォローしてください。
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