日本橋高島屋 S.C. 新館にて、華道家・辻雄貴による年間展示がバージョンアップ

「レイ・ライン ray line-生命の光源」

2019年9月25日の日本橋高島屋 S.C. 新館オープン1周年に合わせてスタートした、
華道家・辻雄貴による年間展示「多の森 Oho no Mori plants sculpture exhibition -24節季で巡る生命の森-」。
そこでは1年を通して24節季で変化する山の風景を、インスタレーションによって都市空間に入れ込むことをコンセプトとしていました。
本年10月より、新たに「レイ・ライン ray line―生命の光源」という年間展示をスタートいたします。
植物をはじめ、すべての生命の根源としての「光」をコンセプトとした斬新なしつらえを、都市空間のなかに創出してまいります。
日本橋高島屋S.C.新館2F 迎客空間年間展示企画
「レイ・ライン ray line―生命の光源」

[展示スケジュール]
2020年10月15日(木)~2021年2月28日(日)

[概要]
世界を舞台に日本の自然観・美意識を表現している華道家・辻雄貴。
本年10月より新たにはじまる年間展示では、生命の源としての「光」をコンセプトとします。
季節の移り変わり、24節季とは、太陽の運行の変化によってもたらされるものです。
太陽の光とはすべての生命のエネルギー源にほかなりません。
植物は、光なくては成長することもなく、また、その色やかたちも目には見えません。
しかし、その当たり前のことを現代人はもはや忘れてしまっているのではないでしょうか。
本展示では、いけばなを光のエネルギーの結晶として捉え直し、
新たにデザインされた、植物と光のための器《レイ・ラインray line》を用いることによって、
都市空間のなかに節季ごとの光と色を創出し、
1年をかけて24節季の円環を描いてゆきます。


[レイ・ライン ray line]
24節季とは太陽の運行にもとづく1年の区分です。冬至というもっとも日照時間の短い日と、もっとも日照時間の長い夏至を両端とし、その間の1年を24に分割したものこそが24節季です。
冬至という、太陽のエネルギーが最小限に弱まる日。古来、人々はその日、生の復活を祈ってきました。今日のクリスマスもその名残りの一つです。冬至から太陽の力が最大限に強まる夏至に向かい、また、冬至にもどってゆく。24節季とは、こうした太陽による死と生の循環にほかなりません。
太陽の運行と植物も深い関係にあります。言うまでもなく、太陽はすべての生命の源です。植物は太陽の光がなければ育つことはありません。植物のかたちや色とは、太陽のエネルギーの結晶とも言えます。
「レイ・ライン ray line―生命の光源」では、太陽の光の結晶としてのいけばなをコンセプトに、新たな空間演出を行ってゆきます。

 

実際の展示の様子 撮影:池原和実際の展示の様子 撮影:池原和


闇夜のなかで紅葉が仄かに照らすように、植物自体、光の装置とも言えます。しかし、本展示では、花や葉、果実といった植物が〈外〉に掲げる色だけでなく、〈内〉に秘めている色そのものもまた焦点化されます。
第一弾となる10月の展示では、中南米に産出する広葉樹パープルハート(Purpleheart)を木材として用います。その心材は、伐採直後は褐色であるものの、大気にさらされるうちに紫色に変化してゆきます。このパープルハートとアクリル素材によって新たにデザインされた《レイ・ラインray line》とは、植物だけでなく、光のための器でもあります。

 

image 1  撮影:池原和image 1 撮影:池原和

 


節季ごとの光と色。1つの場所に定点的にこれらを創出することで、1年をかけて24節季の円環を描いてゆくことこそが本展示のコンセプトです。こうして、現代の都市のなかで生きている我々が忘れかけている、人間と自然の関係性を「太陽の光」をキーワードに取り戻すことを促してまいります。
 

 

image 2 撮影:池原和image 2 撮影:池原和

 

 


企画・プロダクション
株式会社辻雄貴空間研究所
辻雄貴(代表/ 華道家)
池原和(アートディレクター)
宮元亮(枝師)

コンセプトデザイン
原瑠璃彦(日本庭園・能楽研究者)

プロダクト制作
岩崎翔(木工職人)
天野久輝・山口匠(ZEROMISSION)

リリースに関するお問い合わせ
株式会社辻雄貴空間研究所
担当: 池原
Tel : 054-270-3361     Fax : 054-270-3366    Email : info@tsujiyuki.com

 

 

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