【VEXロボティクス】国内初 VIQC(小中学生)とVRC(中高生)を同時開催!世界最大級の国際ロボット展示会iREXにて
小学3年生から高校3年生まで159人41チームが参戦
ユーザー数120万人以上、60ヵ国以上、年間登録チーム数25,000チーム、年間登録・開催イベント数2,500件以上、世界で毎年115%増加するVEXロボティクスの国際試合が東京ビッグサイトで行われた。
VEXロボティクスは、世界中で急ピッチで導入が進むSTEM教材の老舗メーカーだ。STEM教育とは、もともと不法移民が多いアメリカで、幼少期のこどもたちにSTEM(科学・技術・工学・数学)への興味を育ませ、貧困層からも優秀な人材を育成するために研究された教育プログラムだ。10年以上の時を経て、ロボット競技がおおくSTEM教育に取り入れられた結果、学力の向上のほかに、チームワーク、リーダーシップ、コミュニケーション力、グローバリズム、プロジェクト遂行力、課題解決力、クリティカル・シンキングといったソーシャルスキルも育まれることで注目されている。
VEXロボティクスは、世界中で急ピッチで導入が進むSTEM教材の老舗メーカーだ。STEM教育とは、もともと不法移民が多いアメリカで、幼少期のこどもたちにSTEM(科学・技術・工学・数学)への興味を育ませ、貧困層からも優秀な人材を育成するために研究された教育プログラムだ。10年以上の時を経て、ロボット競技がおおくSTEM教育に取り入れられた結果、学力の向上のほかに、チームワーク、リーダーシップ、コミュニケーション力、グローバリズム、プロジェクト遂行力、課題解決力、クリティカル・シンキングといったソーシャルスキルも育まれることで注目されている。
国際ロボット展示会iREXについて:
今回の競技大会は、土曜日の西ホールメインステージで併催された「つくる☆触れる国際ロボット展」と題した企画の一部として、開催される運びとなった。
競技大会の概要:
12月から徐々に、それぞれの国の代表選抜が行われるが、今回のiREXカップのように、国際交流と技術レベルの向上を主な目的としたイベントも多く開催されている。その数は、2019年4月の段階で、2,500以上が登録され開催されたというリリースがあった。
イベント開催は、本競技大会を主催するREC財団(米国)に認可されたEP(イベントパートナー)が、本財団のウエブサイト(https://www.robotevents.com/)にイベントの旗揚げを行う。同様に本ウエブサイトに世界中でチーム登録をしたチームが、世界中のイベントに参加できる仕組みとなっているので、今回のように日本のイベントに興味があるチームは、全世界共通の手段で競技大会の参加申し込みを行う。結果、今回はアメリカより12チーム、中国から3チーム、国内から26チームの参加があった。
競技大会の運営:
VEXロボティクスの競技大会は、日本では馴染みが薄いボランティアで運営されている。そのほとんどが、インストラクターや親、競技大会の経験者で構成されており、EPが指揮をとってボランティアを募る。
上記の他に、ボランティアコーディネーター、受付、MC、車検係、フィールドリセット、キューイング、トーナメントマネージャーといった役割がある。今回のiREXでは、73種類の役割を65人のボランティアで賄われた。
受賞の種類:
VEXロボティクスの競技大会には、大きく分けて2種類のトロフィーが用意されている。1つは、ロボットの精度と操作技術を競い、その勝者に授与されるチャンピオンのトロフィー。もう1種類は、ジャッジの審査により授与されるトロフィーだ。
競技大会に参戦し経験値が高くなるほど、勝敗だけを狙うのではなく、グループワークやコミュニケーションにも注力し、最優秀賞を狙って参戦してくる。
iREXカップでは、下記のチームがトロフィーを受賞した。
<VIQC>
最優秀賞(小学生の部)
Beast Hunter/SanEi Robotics Academy/東京都世田谷区
最優秀賞(中学生の部)
SG/SanEi Robotics Academy/東京都世田谷区
チームワークチャンピオン
Lancer Robotics/Sacred Hearts Academy/ハワイ州ホノルル
チームワークチャンピオン
DFD-IQ/Dongfengdong Road Primary School/ 広東省広州市
ロボットスキルスチャンピオン
Lancer Robotics/Sacred Hearts Academy/ハワイ州ホノルル
<VRC>
最優秀賞
Dublin Robotics Chargers/Dublin Robotics Club/カリフォルニア州ダブリン
トーナメントチャンピオン
Pearl City High School/PEARL CITY HIGH SCHOOL/ハワイ州パールシティ
トーナメントチャンピオン
Iron Stangs/The American School in Japan/東京都調布市
ロボットスキルスチャンピオン
Dublin Robotics Chargers/Dublin Robotics Club/カリフォルニア州ダブリン
出場者の声:
Kamehameha School インストラクター
何よりもiREXカップに参加できたことに感謝します。生徒達が競技大会を通じて、国際交流ができたことは、一生の思い出に残り、彼らの人生にも大きく影響するでしょう。
Christian Academy in Japan 生徒
iREXカップに参加できたことを誇りに思います。2年後は卒業してしまっているけど、必ず来年もこのような競技大会を開催してください。私たちも一位になれるように頑張ります。
SanEi Robotics Academy 父親
世界では有名な教材なのですが、日本ではまだまだ広まっていないのが不思議なぐらい、素晴らしい教育システムを持っているんです!競技上の点数ではハワイや中国のチームには追いつきませんでしたが、今日までコツコツと頑張ってきたプロセスを評価して頂いた事や仲間と考えてきた事を書き留めたエンジニアリングノートに対しても評価を頂いた様です。
また、この大会で同じ所属のチームの仲間や海外の方々との交流も本当に楽しかったと満足しておりました。そこがこのVEXロボティクスの真骨頂だと思っています。次回は日本代表になりたいとの事で早速、プログラマングに挑戦し始めました!頑張れ〜
中国チーム メンター
とても素晴らしい競技大会でした。チームもいい経験ができました。子供達に国際交流をもっとさせたいので、これからもこのようなイベントがあれば呼んでください。もっと多くのチームを連れてきます。
神奈川県立川崎工科高等学校 教諭
大会直前のギリギリまでロボットを作っていたときに、2年生の部員に「VEX楽しいか?」と聞いたら、普段は感情を表に出さない生徒が万遍の笑みで「楽しい」と応えた。生徒の表情を見て、生徒に合ったロボット教材を与えることができて良かったと感じました。
Konawaena High School コーチ
今までたくさんのVEXの競技大会に参加してきましたが、一番印象に残るいいイベントでした。このような機会を作ってくれてありがとう。ハワイの競技大会にも是非きてください。
共催:NPO 法人青少年科学技術振興会
協賛:株式会社映像センター
株式会社パワープロジェクト
株式会社ロボット科学教育Crefus
ローランド ディー .ジー. 株式会社
東急株式会社
特別協力:株式会社日刊工業新聞社
協力:株式会社 QuestWorks
三英株式会社
株式会社カムサイド
谷中テックアカデミー
後援:Hawaii Space Grant Consortium
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