文教大学国際学部の海津ゼミが4年かけて制作

―奄美群島の集落(シマ)の残し伝えたいものを冊子に―

 文教大学国際学部国際観光学科の海津ゼミナールは、奄美群島の自然や集落の文化を紹介する冊子「奄美群島の残したいもの伝えたいもの」を、奄美群島広域事務組合(特別地方公共団体)と共同制作しました。本冊子は、奄美群島の伝統継承や観光振興に役立つ資料としての活用が期待されます。

 

【本件のポイント】
・文教大学国際学部の海津ゼミが、4年かけて奄美群島の紹介冊子を地元公共団体と共同制作。
・完成した冊子は、学校や各自治体、図書館、観光関係機関などに配布。贈呈式も行われた。


 冊子には、各集落の季節暦を記したカレンダーや自然・生活・文化資源の所在地を示したマップ、奄美の自然や文化から出題する「あまみクイズ」などが掲載されています。

   冊子「奄美群島の残したいもの伝えたいもの」   冊子「奄美群島の残したいもの伝えたいもの」

 今回の冊子制作は、同組合の「環境文化を活用した地域振興事業」の一環として、奄美でゼミ活動を行っていた海津ゼミに依頼があったことでスタートしました。依頼があった2015年当時、奄美群島は「環境文化型国立公園」というコンセプトで国立公園に指定された頃で、「集落(シマ)の宝」をどう伝え残すかを課題としていました。

 ゼミ生は3年間に分けて、集落住民への聞き取り調査や歴史資料などをもとに報告書を作成し、4年目にそれを冊子にまとめました。有人島8島、12市町村から成る奄美群島の中で、12市町村がそれぞれ1つずつ選定した12の集落で聞き取り調査を実施。前年のゼミ生が実施した調査報告書を手本に、ゼミの中で代々調査を引継ぎ、冊子を作り上げていきました。そして、2015年に始まった調査から4年目の2019年3月、ついに冊子が完成しました。これまでに冊子制作に携わったゼミ生は50名を超えます。
 5月27日には、奄美市住用町の市小中学校にて冊子の贈呈式が行われ、児童・生徒と教職員、山下茂一区長ら約20名が参加しました。冊子は、学校のほか、各自治体、図書館、観光関係機関などにも配布されました。
 海津教授は「この冊子が奄美群島の子どもたちにシマの宝を伝えるツールになってくれたらと願っています。本事業は今回で終了しますが、これからも集落との関わりを続けながら、学生たちに何ができるかを模索していきたいです」とコメントしています。また、ゼミ生の酒井優希さんは「現地調査を通じて、集落の方々はみなさん自分たちの集落についてとても詳しく、集落をとても大切にしているということが伝わってきました。この冊子を読んだ方々が、少しでも集落に訪れてみたいと思ってもらえたらうれしく思います」と述べています。

【聞き取り調査の様子】

 

【冊子詳細】

集落めぐり(マップ)


季節こよみ(フェノロジーカレンダー)


あまみクイズ

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