北大発バイオベンチャー遠友ファーマ、Open Network Lab HOKKAIDO 5th Batch Demo Dayで最優秀賞とオーディエンス賞をW受賞
北海道・札幌でDemoDayを実施
株式会社D2 Garage(代表取締役:佐々木智也、本社:北海道札幌市)が運営するシードアクセラレータープログラムOpen Network Lab HOKKAIDO 5th Batch Demo Dayで、遠友ファーマ株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:長堀 紀子、以下遠友ファーマ)が、最優秀賞「Best Team Award」と観客の投票による「Audience Award」を受賞しました。
北海道の抱える課題解決に取り組むシード期のスタートアップを対象としたアクセラレータープログラム Open Network Lab HOKKAIDO(通称 Onlab HOKKAIDO)の5th Batch Demo Dayを11月28日に北海道・札幌にて開催し、5th Batchプログラムに参加した5社が登壇しました。
Onlab HOKKAIDOは、北海道唯一の産官学連携アクセラレータープログラムとして、シード期のスタートアップを支援しています。Onlab HOKKAIDOでは、糖鎖を活用した創薬支援技術を開発している遠友ファーマなど計5社を5th Batchプログラムで採択。約4ヶ月に渡るプログラムの成果発表と投資家や事業会社に向けた事業紹介の場であるDemo Dayを開催し、遠友ファーマは、最も優れたチームに贈られる「Best Team Award」と観客による投票で選ばれる「Audience Award」をW受賞しました。審査員からは「今後の成長が期待できる。一般の人にはわかりにくい技術を上手に伝えていた」といったコメントが寄せられました。
またDemo Dayでは、今後の活躍を期待しSpecial Awardが設けられ、農業DXに取り組んでいるエゾウィン株式会社が選ばれました。
【遠友ファーマについて】
遠友ファーマは、コア技術の開発者でもある長堀氏が、糖鎖の世界的研究者である北海道大学大学院先端生命科学研究院・西村紳一郎教授の技術シーズを元に2019年起業。創薬の世界では、特定の病気に対する薬として有効な成分を得られても、病気の細胞に効率よく届ける方法が無いために、医薬品として世の中に出せないという課題がありました。遠友ファーマは、細胞表面にある「糖鎖」に着目し、その糖鎖を目印として活用することで、薬剤を特定部位にピンポイントで届けることを可能にします。
代表者 : 長堀 紀子
URL :https://www.enupharma.com/
その他、Onlab HOKKAIDO 5th Batch採択スタートアップは以下の通り。
- ShareBe株式会社 https://kelper.club/
- 株式会社ロカラ https://localer.co.jp/
- エゾウィン株式会社 https://ezowin.com/
- 株式会社BUKARU https://bukaru.site/
■Open Network Lab HOKKAIDO とは
Open Network Lab HOKKAIDOは、デジタルガレージが運営する日本初のシードアクセラレーター プログラム「Open Network Lab 」の地方展開版として2018年にスタートしました。北海道からグローバルで活躍する起業家の育成・支援を目的に、スペシャリストによるメンタリングや産官学の連携による実証フィールドの提供などを通じてスタートアップの事業成長に貢献します。
■ホームページ
https://onlab.jp/programs/hokkaido/
【問い合わせ先】
Open Network Lab HOKKAIDO 事務局 (株式会社D2 Garage)
info@d2garage.jp
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