第54回「NHK障害福祉賞」入選作品を掲載しました!
今回は11の入選作品が決定!NHK厚生文化事業団のホームページに入選作品を掲載しました。
障害のある人自身の貴重な体験記録や、障害児・者の教育や福祉の分野でのすぐれた実践記録などに対して贈る「NHK障害福祉賞」は、昭和41年度創設以来、今年で54回目を迎えました。今回は393編の応募があり、以下の通り11の入選作品が決定しました。NHK厚生文化事業団のホームページに、入選作品のPDF版・HTML版を掲載しています。どなたでもダウンロードしていただけますので、ぜひご覧下さい。
・最優秀
「目指せ、だるま!~私の躁鬱ひきこもり体験記~」
(赤岩 真詠、25歳、東京都在住、双極性障害、第1部門)
「無理するな」「ほどほどに」の助言に耳を傾けず、躁と鬱の波を繰り返す。何度も失敗を繰り返すなかで、助言を素直に聞き自分のペースをつかみ、何度転んでも起き上がれる人になりたいと思うようになる。
・優秀(第1部門)
「幻聴ですよ、中村さん」 (中村 満、42歳、大阪府在住、統合失調症)
「私の西日本豪雨体験記」 (山崎 克枝、49歳、岡山県在住、視覚障害)
・優秀(第2部門)
「うさぎと一緒に」 (石川 洋子、34歳、神奈川県在住、娘が発達障害(アスペルガー症候群))
「妻、そしてママを支えて~夫婦足して100~」(小松崎 潤、35歳、埼玉県在住、妻が摂食障害・産後うつ)
・佳作
「ヴィジュアル系研究者でいこう!-視覚障害者だけど、顕微鏡マスターになりたい」(島袋 勝弥、42歳、山口県在住、視覚障害、第1部門)
「お付き合いのカタチ~いっこと発達障害~」(馬場 郁子、31歳、滋賀県在住、発達障害、第1部門)
「私は、幸せです」(山本 まゆみ、41歳、滋賀県在住、知的障害、第1部門)
「「うるさい」と言った日」 (寺澤 綾菜、28歳、岩手県在住、弟が発達障害(自閉スペクトラム症)、第2部門)
「障がいに学ぶ」 (吉永 智恵、33歳、鹿児島県在住、音楽教室の生徒が聴覚障害、第2部門)
・矢野賞(長年にわたる体験・実践記録を対象に贈る賞)
「私が歩んできた二つの人生」 (松浦 常子、71歳、愛媛県在住、視覚障害、第1部門)
【選考委員】
北岡 賢剛 (社会福祉法人グロー 理事長)
鈴木 ひとみ (人権啓発講師)
玉井 邦夫 (大正大学 教授)
柳田 邦男 (ノンフィクション作家)
NHK制作局長
NHK厚生文化事業団理事長 (50音順/敬称略)
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