【黒鳥社|新刊のご案内】「編集者以外の人」のための編集論アンソロジー『編集の提案』刊行!

晶文社での活動をはじめ出版文化の重要人物でありつづけてきた伝説の編集者・津野海太郎による、過去を携え、現在と共に呼吸し、未来を見すえる編集論集『編集の提案』3/15発売!

 

 

 


社会のなかにはきっと、「編集」がなしうることがある。

株式会社黒鳥社は、晶文社での活動をはじめ出版文化の重要人物でありつづけた伝説の編集者・津野海太郎さんが1977年から2001年に書かれた編集論をまとめた書籍『編集の提案』を2022年3月15日(火)に刊行いたします。

耳にしたことはあるけれど、
何をしているのかはよくわからない。
本や雑誌づくりで体現されてきた、
謎めいて、不思議で、
奥深い「編集」という営為の、
知られざる正体。

ここで語られる「編集」は、いわゆる「編集者」の仕事だけにとどまりません。
社会の中でバラバラになっている断片をつなぐことで新しい見方を生むーーそれを広義の「編集」と呼ぶのであれば、あらゆる仕事において編集の力が試されるのかもしれません。


「本の野蛮状態の先へ」、「編集者というくせのゆくえ」ほか1977年から2001年に書かれた全18篇に加え、鼎談(津野海太郎×宮田文久×若林恵)を新たに収録。伝説の編集者の実践と思索に、「編集」の新たな可能性を探る、「編集者以外の人」のための編集論アンソロジー。ぜひご一読ください!

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〈本書への推薦コメント〉
単なる機械的労働とみなされかねない「テープおこし」のような事象に、実体験の厚みからくる説得力と、切れ味のよい言葉のリズムで迫り、「編集」概念のうちに新たな思考の領野を切り拓く、魅惑に溢れた知の姿。
大山エンリコイサムさん(美術家)

私は津野さんを畏敬すべき大先輩だと思っていた。事実そうだ。でも、この本で活動しているのは私と同い年の津野さんである。まさか同輩として共同の未来のために協働できるチャンスがやってこようとは。夢のような本。
吉川浩満さん(文筆家・編集者)

話しことばと書きことば、語り手と受け手、あの時といまここ、変わりゆく社会や技術、人生のあわいで思考し、クリエイティビティを発揮する技法としての編集。津野さんの豊かな感性と信条を通して編集という営みの奥深さを堪能。
小川さやかさん(文化人類学者)

編集者の津野さんは、人の話を聞いたり読むときは、言葉だけでなく、表面に出てこない意図や文脈までも受け取っている。それを読者に伝えるときは、言葉も文脈も丸ごと歪まず受け手がキャッチできるように、材料を集めて選んで整えている。発信者も読者も、人間だ。「人の本性」に向き合い続けてきた津野さんの仕事ぶりは、現代の知的生産、知識労働のお手本になる。
篠田真貴子さん(エール株式会社 取締役)

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〈目次〉
実用本位の夢 編者によるまえがき

第1章 取材して、演出する
テープおこしの宇宙/座談会は笑う/初歩のインタビュー術/雑誌はつくるほうがいい

第2章 人とかかわる、固定観念を脱する
太い指とからっぽの部屋/植草甚一さんの革トランク/編集者としての植草甚一/雑誌のロンサム・カウボーイ

第3章 テクノロジーと歩む
シロウトがつくったマニュアル/フランケンシュタインの相対性原理/パソコン通信で対話できるか

第4章 変化を編集する、編集することで変わる
本の野蛮状態のさきへ/森の印刷所/「世界の書」――アジアの髄からマラルメをのぞく

第5章 複製技術は時を超える
印刷は編集の敵にあらず/子ども百科のつくりかた/晩年の運動/編集者というくせのゆくえ

鼎談・星座をつくりたい  津野海太郎×若林恵×宮田文久

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〈著者・編者プロフィール〉

(Photo by 川谷光平)

津野海太郎
1938 年、福岡県生まれ。評論家・元編集者。早稲田大学文学部を卒業後、演劇と出版の両分野で活動。劇団「黒テント」演出、晶文社取締役、『季刊・本とコンピュータ』総合編集長、和光大学教授・図書館長などを歴任する。植草甚一やリチャード・ブローティガンら の著作の刊行、雑誌『ワンダーランド』やミニコミ『水牛』『水牛通信』への参加、本とコンピュータ文化の関係性の模索など、編集者として多くの功績を残す。

宮田文久(編者)
1985年、神奈川県生まれ。フリーランス編集者。博士(総合社会文化)。2016年に株式会社文藝春秋から独立。WIRED.jp、i-D Japan、CINRAといったウェブ媒体でポン・ジュノ、タル・ベーラ、一柳慧、細野晴臣、坂本龍一らへインタビューするほか、伊藤亜紗・渡邊淳司・林阿希子『見えないスポーツ図鑑』(晶文社)や各文芸誌をはじめ、対談の構成や書籍の編集協力などを担う。本書が初めての編著となる。

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〈書籍情報〉
書名:編集の提案  (ISBN978-4-9911260-8-6 C0095)
著者:津野海太郎
編者:宮田文久
装幀・デザイン:藤田裕美
表紙・口絵写真:川谷光平
発売日:2022年3月15日(火)
定価:2200円(2000円+税)
四六版/256P+カラー口絵32P
発行:黒鳥社
販売代行:トランスビュー


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https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784991126086
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黒鳥社とは?
いまの当たり前を疑い、あらゆる物事について、「別のありようを再想像(Re-Imagine)する」ことをミッションに、雑誌、ウェブ、映像、イベント、旅などメディアを問わず、コンテンツをプロダクション(制作)するコンテンツレーベルです。書籍に『働くことの人類学【活字版】仕事と自由をめぐる8つの対話』(2021年6月)、『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方〈特装版〉』(2021年5月)、『だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社・2020年12月刊行)他。ポッドキャスト「こんにちは未来」「〈愛と死〉の人類学」「音読ブラックスワン」など。
https://blkswn.tokyo

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