運転代行配車アプリ「AIRCLE」を展開する株式会社Alpaca.Labが、株式会社Dirbato、株式会社FGN ABBALab、ミナミインキュベート株式会社より資金調達を実施
事業連携を見据えた資金調達により、全国最大級の運転代行配車アプリとして事業展開を加速
運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」を展開する株式会社Alpaca.Lab(所在地:沖縄県中城村、代表取締役:棚原 ⽣磨)は、PreAラウンドとして、株式会社Dirbato(所在地:東京都港区、代表取締役:金山 泰英)、ABBALabスタートアップファンド投資事業有限責任組合 無限責任組合員(所在地:福岡県福岡市、代表取締役:小笠原 治)、ミナミインキュベート株式会社(所在地:福岡県大野城市、代表取締役:江上 喜朗)を出資者とした第三者割当増資による資金調達を実施しました。
この度の資金調達により、これまで培ってきた機械学習や需要予測AIの知見を活用し、更なる事業拡大に向けたプロダクト開発や採用強化を図って参ります。
- AIRCLE(エアクル)とは
エアクルでは、利⽤者がスマホやタブレットから配⾞発注をすると、運転代⾏業者と利⽤者の位置情報を活⽤し、効率的なアルゴリズムにより最適な配車を⾏います。運転代行業者は随伴⾞の位置情報をリアルタイムに確認しながら配⾞⼿配が可能な上、⽬的地へのルート案内のほか、受注・発注処理、ドライバー管理などの⽇常業務も⼀括で管理することが出来ます。今までの紙への手書きで生じていたタイムロスやミスを無くすことで業務の効率化も可能とします。
- 株式会社Dirbato 代表取締役 金山 泰英
弊社はITコンサルティング×インキュベーションの両輪でクライアント様および日本の課題解決をミッションとしております。この度、沖縄県から社会の課題解決に挑戦するAlpaca.Lab様に出資させていただきました。
課題山積の運転代行業界に対するこれまでのプロセスを伺い、棚原さんを筆頭にエンジニア、データサイエンティスト、営業、デザイナー、経理財務で構成される少数精鋭のこのチームであれば、必ずや物流や新しいモビリティサービスなど、運転代行にとどまらない新たなソリューションを作り上げるだろうと思い、出資させていただきました。今後は弊社もデジタルテクノロジーを用いたコンサルティングサービスで得た知見などを生かしながら、Alpaca.Lab様のさらなる成長をお手伝いさせていただければと思います。
- ABBALabスタートアップファンド投資事業有限責任組合 無限責任組合員 株式会社FGN ABBALab 代表取締役 小笠原 治
福岡県は沖縄県に次いで運転代行マーケットが大きく、また全国の中でも特に官民挙げて飲酒運転撲滅に取り組んでいます。今回、飲酒運転撲滅や運転代行業界の課題解決に対する棚原さんの熱意に共感し、是非福岡での挑戦を応援したいと思い、出資させて頂きました。沖縄・福岡からこのサービスが全国に広がり、飲酒運転撲滅だけでなく、運転代行がもっと身近で便利になることでモビリティの柔軟性・利便性が更に高まることを期待しています。
- ミナミインキュベート株式会社 代表取締役 江上 喜朗
棚原社長の「運転代行を広め、変える」というビジョンに、強く共感しました。我々ミナミインキュベートは教習所を母体とするCVCです。もちろん、運転代行利用の拡大による飲酒運転撲滅もそうですが、日本が元気になるためにはそういったトラディショナルな業界が変革することの必要性を強く感じています。様々な側面でコラボし、一緒に運転代行をより親しみやすく便利で安心なものに変えていきたいと考えています。
- 株式会社Alpaca.Lab 代表取締役 棚原 生磨
エアクルは2020年8月のリリース当初から、新型コロナウイルス感染症の影響により運転代行業界と共に厳しい状況に立たされてきました。しかし、加盟する運転代行業者の適正化を進め、ユーザ体験を向上させることで安心・安全を提供するサービスとして多くのユーザに選んでいただきました。
創業当時から琉球大学との共同研究も力を入れており、サービスリリースから約1年で平均12分の待ち時間を約2分短縮することに成功し、業界全体の効率化に貢献してきました。また、地域単位でエアクル導入することにより、地域の平均料金の上昇に寄与することができたことは、業界の過度な価格競争に一石を投じる大きな成果だと思います。本ラウンドではこうした実績やビジョンに共感頂いた出資者様に参加頂き、事業連携を見据えた形で資金調達を実施したことで、事業加速を積極的に行える体制を構築する事が出来ました。
- 「課題先進県の沖縄から課題解決のスタンダードを」を理念とする弊社では、引き続き琉球大学や公益社団法人全国運転代行協会と連携し、機械学習やAIの力を用いて業界の効率化と適正化を目指します。今後は酔客の利用に留まらず、過疎化が進む地域でのインフラ機能としての利用や、免許返納が困難な⾼齢者向けの運転代⾏サービスなど、随伴⾞の遊休時間を有効活⽤した事業展開を図ることで、運転代行業界に酔客に依存しない新しいビジネスモデルを構築していきます。今後の発表にご期待下さい!
会社概要
株式会社Alpaca.Lab
本社所在地:〒901-2424 沖縄県中頭郡中城村南上原1111-1
設⽴:2018年8⽉27⽇
代表者:棚原 ⽣磨
事業内容:運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」の展開
URL:https://alpacalab.jp/
運転代行業者の中には無許可の運行や保険未加入、表示業務違反などの問題を抱えている業者も多く、ユーザが安心して利用できる況ではありません。また、感覚や経験に頼った配車オペレーションにより、サービス全体の効率化が図れず、発注時の手間が多いことや到着時間が長いなど、ユーザの利便性が損なわれていることが明らかになっています。弊社は「課題先進県の沖縄から課題解決のスタンダードを」を理念に、AIを用いた安心・ 安全な運転代行配車アプリを提供します。運転代行業者が随伴車を派遣する際の最適な配車を考えるオペレータAIを開発し、アナログで非効率な管理業務のDXにも取り組みます。運転代行業者数が全国1位の沖縄県にてサービス開発を進め、運転代行業界自体が持続的に改善していくビジネスモデルを作ることを目指します。2020年3月9日にはXTech Ventures・すこやかホールディングス等4社を引受先とし、総額7,000万円の資金調達(シードラウンド)を実施済み。
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