シリコンバレー発スマートホーム・スタートアップHOMMAが米ポートランドにスマート住宅「HOMMA HAUS Mount Tabor」を竣工
■スマートホーム・スタートアップHOMMAについて
HOMMAは2016年に米国シリコンバレーで日本人起業家・本間毅が創業したスマートホーム・スタートアップです。従来のスマートホームは、不動産、建築デザイン、テクノロジー開発のそれぞれの強みを有する事業者が合同で、あるいは、いずれかの事業を主体とする事業者が発注する形で開発されています。HOMMAは、不動産、建築デザイン、テクノロジー開発のすべてのセクションを社内に置くことで、より完成度の高い独自のスマートホーム開発を目指しています。モダンで機能的な建築デザインと「Cornerstone AI(TM)」に代表される自社開発のスマートホーム技術が特長です。
2018年の自社オフィスも兼ねた「HOMMA ZERO」(カリフォルニア州ヘイワード)、2020年の「HOMMA HAUS Waterside (HOMMA ONE)」(カリフォルニア州ベニシア)に続き、現在は米国ポートランド近郊に複数の「HOMMA HAUS」を開発中です。「HOMMA HAUS Mount Tabor」はポートランドで最初に竣工したプロジェクトです。
この一連の「HOMMA HAUS」は、先進的なスマートテクノロジーに加え、デザインの美しさと機能性の両立を目指し、時代の変化に伴うライフスタイルの進化へ対応する新しい住宅のあり方を提案する、フラッグシップとしての役割を担うプロジェクトでもあります。
■HOMMA HAUS Mount Taborのコンセプト
ポートランドの中心街であるダウンタウンから車で10分、自転車で30分の住宅街に位置する全18戸からなるタウンハウス型コミュニティ住宅。築100年を超える一戸建てが多く存在し自然豊かなマウント・テーバー公園を有するエリアとは対照的に、「都市型プレミアムコンパクト住宅」をコンセプトとするモダンなデザインが特徴です。
近年コロナ感染症の拡大により働き方は変化しています。リモートワークの増加および、西海岸の大都市圏からの転居は米国でも顕著です。ポートランドに居住地を移す人も少なくはありません。ポートランドに移り住み豊かな自然とサスティナブルな街を満喫しながらも、都市部のような快適性を住環境には求めたい、プライバシーを担保しつつも緩やかに他者と繋がれるコミュニティが欲しい、そんなライフスタイルに最適な住宅です。
日本の狭小住宅のノウハウを活用した効率的な間取りや豊富な収納スペースの設置により、敷地面積に対してサイズ以上の快適性を確保し、高収益な賃貸物件を実現しています。スマートホームという独自技術による付加価値により周辺相場に対して11%上回る賃貸価格で、市場に物件情報を開示しています。段階的に戸数を絞って居住者を募ることで、入居時に十分なフォローアップを提供する方針です。4月から募集を始めた4戸に関しては、すでに居住者が確定しています。
■HOMMA HAUS Mount Taborの特長
HOMMAが開発したスマートホーム技術「Cornerstone AI(TM)」を初めて搭載したスマートホーム住宅です。
1)照明の完全自動制御
居住者の動きをセンサーが検知して、照明の点灯や消灯、また時間帯や天気に応じて最適な照度や色温度を自動で調整します。壁のスイッチに触れることなく生活できる住宅を実現しています。
2)壁にあるのはON/OFF制御スイッチではなく環境を創出するボタン
「HOMMA HAUS」の壁に設置されているのはON/OFFを制御するスイッチではなく、居住者の活動内容に応じて最適なシーンを演出できるボタンです。洗面台の「化粧アクティビティ」ボタンを押すと、洗面台や室内の照明が最大光量で白く点灯します。リビングの「リラックスアクティビティ」ボタンは、夕食後の穏やかな空間を一瞬で演出します。就寝時にベッドルームの「就寝アクティビティ」ボタンは、就寝中はその部屋のセンサーが無効化し、目を覚ましてアクティビティをキャンセルするまで、消灯状態を保ちます。
3)ひとつの専用アプリですべてを制御
設計時にあらかじめスマートホーム機器を組み込んでいるため、居住者はHOMMA HAUS専用アプリを入居時にダウンロードするだけで、ドアロック、照明の調光・調色、空調をすべてコントロールすることができます。建物の完成・入居後も継続してインターネット経由で遠隔管理とアップデートを行い、さらなる快適性や利便性の向上を図ります。
4)コンパクトな収納設計
収納玄関脇に設置されたシュークローゼットや床下収納、タンクレスウォーターヒーターなど、狭小住宅で使われるノウハウや空間デザインを活用し、コストを抑えながらも機能的で快適な住環境を高いデザイン性とともに実現しています。
5)コミュニティや自然との繋がりを感じるコートヤード
コミュニティ内のコートヤードには木々やベンチが配置され、コミュニティWiFi(無料)やベンチに設置されたアウトレットを使い、仕事や趣味の時間を自然を感じながらゆったりと過ごすことができます。他の居住者とのちょっとしたコミュニケーションの場としても便利で、在宅勤務の息抜きにも最適です。
[HOMMA HAUS Mount Tabor概要]
物件名:HOMMA HAUS Mount Tabor
リンク:https://www.hom.ma/mt-tabor
所在地:5115 East Burnside Street, Portland OR, 97215
敷地面積:21,979sf (約2,042㎡)
延床面積:23,787sf (約2,210㎡)
総ユニット数:18ユニット
間取り:1,104sf (約103㎡) 2ベッドルーム、2.5バスルーム
構造:木造(木造枠組壁工法)
階数:地上2階
用途:賃貸住宅
施工:Green Hammer社
スケジュール:2020年11月着工、2022年2月竣工、2022年4月入居開始
【会社概要】
会社名:HOMMA Group株式会社
代表者:代表取締役 本間 毅
設立:2021年6月
企業サイト:https://hom.ma/
【問い合わせ先】
HOMMA Group株式会社 info@hom.ma
※画像はすべてCopyright HOMMA Group inc.
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