【無料ウェビナー】量子アルゴリズムから探る量子コンピュータの現在地とその可能性
株式会社グリッドは「量子アルゴリズムから探る量子コンピュータの現在地とその可能性」をテーマにしたウェビナーを2021年9月14日(火)に開催することをお知らせ致します。
- ウェビナーについて
グリッドでは2017年より量子アルゴリズムの研究活動を開始し、2019年よりIBM Q Networkに参加し、IBM Qを活用しながら量子コンピュータアルゴリズムの研究開発を行なっております。
今回のセミナーでは、7月に世界的な権威であるコンピュータサイエンス学会「ACM」発刊学術雑誌に論文掲載された量子コンピュータでは過学習しにくいという性質を理論証明した最新論文と、量子コンピュータの計算の中でも高速計算を期待されている組合せ最適化問題を解くためのアルゴリズムについて発表し、量子コンピュータの可能性と現状について紐解きます。
- 開催概要
定員:先着100名
【申し込みURL】https://gridpredict.jp/news/6563/
- プログラム
② 量子ゲート方式の量子最適化アルゴリズムの現状と今後の展望
③ 質疑応答
- 講演内容
Speaker GRID.inc R&D Group Chih-Chieh Chen
Abstract: Using quantum circuits for supervised machine learning is one potential way to harness quantum advan- tage for Noisy Intermediate-Scale Quantum hardware. Many implementations and algorithms have been proposed and studied for quantum circuit learning, but the learnability and generalization ability of quantum circuit ansatz is not well-understood yet. In this work, we study the relation between the circuit ansatz, the expressive power, and the PAC-learnability of quantum circuit learning. The model complexity and generalization ability are studied using a KL-divergence based measure, a VC-dimension upper bound, and various numerical simulation. Our result provides a way to understand the learnability of quantum circuit.
②量子ゲート方式の量子最適化アルゴリズムの現状と今後の展望
発表者:株式会社グリッド R&Dグループ 斯波廣大
概要:組合せ最適化問題では、量子コンピュータを用いた並列計算によって高速に解ける可能性が期待されている。現在のNISQ (Noisy Intermediate-Scale Quantum hardware)では、組合せ最適化問題を解く近似アルゴリズムとしてQAOA(Quantum Approximate Optimization Algorithm)が挙げられるが、性能は良いとは言い切れず、改善点はいくつか考えられる。本発表では、QAOAを改善する事例を、弊社の取り組みも踏まえながらいくつかご紹介し、量子最適化の現状をまとめる。さらに、弊社の量子最適化アルゴリズム研究における今後の展望もご紹介する。
※プログラム内容、発表者に予告なく変更が生じる場合がございますのでご了承ください。
※プログラム①”A study on the expressibility and learnability of quantum circuit learning”は英語のみでの発表、プログラム②「量子ゲート方式の量子最適化アルゴリズムの現状と今後の展望」は日本語のみでの発表となります。
- 株式会社グリッド
グリッドHP:https://gridpredict.jp/
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