Varinos株式会社、子宮内フローラ(子宮内細菌叢)を改善するラクトフェリンの特許取得

ラクトフェリンの経口摂取が子宮内細菌叢を改善する効果を発見

ゲノムテクノロジーを⽤いた遺伝学的検査を開発・臨床実装するVarinos株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 桜庭 喜⾏)と株式会社NRLファーマ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 角田 真佐夫)は、ラクトフェリンに子宮内細菌叢を改善する効果があることを発見し、共同で特許を取得いたしました。



子宮内フローラ(子宮内細菌叢)は、子宮内に存在する細菌によって構成され、特に子宮内ラクトバチルス菌の割合が妊娠や着床と関わっていると考えられています。
プレバイオティクスであるラクトフェリンの経口摂取により、ラクトバチルス菌が少ない被験者のラクトバチルス菌が増殖し、子宮内細菌叢が改善することを明らかにしました。


■文献番号:特許第6831548号(登録日 2021/2/2)
■発明の名称:子宮内細菌叢改善用剤及び組成物、ならびに子宮内細菌叢が改善又は正常化された状態の判定方法

●ラクトフェリンについて
ラクトフェリンは、ヒトを含む哺乳類の乳(特に初乳)に多く含まれていますが、成人においても涙液、唾液、腟内分泌液その他の外分泌液や好中球に含まれており、外部から進入する細菌やウイルスからの攻撃を防ぐ防御因子のひとつと考えられています。
体内のラクトフェリンは、大部分が鉄イオンが結合していない状態であり、酸化の原因となる3価の鉄イオンや2価の銅イオンに出会うとこれと強く結合します。
この鉄代謝調節作用を中心に、抗菌・抗ウィルス作用、抗炎症・抗アレルギー作用、免疫調節作用など、様々な作用があるといわれています。株式会社NRLファーマと鳥取大学との共同研究によると、ラクトフェリンの新規作用として、脂質代謝改善作用(特許第3668241号)、鎮痛・抗不安作用(特許第3806427号)があることも分かっています。

●子宮内フローラについて
近年の科学技術の進展により、これまで無菌とされていた子宮内にも細菌が存在し、女性や胎児にとって有益な細菌叢(フローラ)を構成していることがわかってきました。
子宮内フローラで一番大切と考えられているのが、乳酸を産生する乳酸桿菌ラクトバチルス菌です。
子宮内・腟内ラクトバチルス菌の割合が少ないと妊娠の成功率が低いという複数の報告があり、妊娠の成立にはラクトバチルス菌がとても重要だと考えられています。


【Varinos株式会社】
診断や治療方針の決定にゲノム情報を利用するゲノム医療の実現化を目指したベンチャー企業です。他国から遅れをとっている日本のゲノム検査業界をけん引すべく、本格的なゲノム解析が実施できる衛生検査所として、精度管理を徹底しながら次世代シークエンサーを使った新しい検査サービスを医療機関に提供しています。子宮内フローラ検査を世界で初めて実用化し、直近では、日本産科婦人科学会が主導するPGT-A多施設特別臨床研究に解析機関として参加しています。最新のゲノム検査をタイムリーに市場に投入することで日本のゲノム医療の活性化を図り、医療の現場でゲノム検査がもっと身近なものになる社会の実現を目指していることが評価され、中小企業基盤整備機構が主催するJapan Venture Awards 2020(2020年2月25日:虎ノ門ヒルズフォーラム)では経済産業大臣賞を受賞しました。
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