みんなの "手と夢" をつなぐこども食堂!
手と手を取り合える範囲の地域のつながりを通して、すべての命を喜び、誰もが自分の人生を楽しめる世の中を造ります。
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
私たちはこども食堂を運営しています。こども食堂での支えあいを通して、こども達を地域全体で見守り、育み、こども達を中心とした "みんな" が「生まれてきて良かった」「自分で選択した人生は楽しい」と感じられる社会を目指しています。
私たちの目標を実現するための現在の取り組みや課題、パートナーシップを通して、私たちの将来の夢を語らせてください!
みなさん、「こども食堂」をご存じですか?
こども食堂とは、地域のボランティアさん達が中心となり、こども達などに無料もしくは安価で栄養のある食事を提供する、こども達の地域の居場所のひとつです。
私たちオハナ合同会社は、この「こども食堂」をメイン事業としている法人です。
本来はNPO法人などの組織体制を模索していましたが、資金や人手の面で課題が残り、合同会社という法人形態で活動をスタートすることとなりました。
私たちは、この「こども食堂」を通して叶えたい大きな夢を持っています。
それは、『手と手を取り合える範囲の地域のつながりを通して、すべての命を喜び、誰もが自分の人生を楽しめる世の中を造りたい』という、とても大きな夢です。
この大きな夢を達成するために、いくつかの最終目標の企画案もあります。
これらの企画案も、人によっては「そんなのは夢物語」という内容だと思います。
ですが、私たちは本気です。
これらの夢を実現するために現在取り組んでいる事、背景にある社会的な課題、私たちの夢のような企画案、そして、同じ志を持つ者同士として手を取り合っている協力者の方々のこと、ぜひ、「April Dream」として紹介させてください!
●私たちの「こども食堂」の "今"
私たちが本格的に活動をスタートしたのは、コロナ緊急事態宣言が明けて少し経った2020年8月です。
当初は2020年2月頃からの活動スタート予定でしたが、すべての活動がコロナ感染拡大により、見送りとなりました。
ですが、コロナ感染拡大による学校その他こども達のための施設や機会が次々と閉鎖や見送りとなり、人々が家族単位で家庭内に引きこもらざるを得ない状況下で生じた経済的な困窮の拡大や家庭内暴力。大人たちだけでなく、こども達の心身にも大きなストレス負荷がかかっているこの状況で、本当に私たちは何もできないのだろうか?と自問自答する毎日でした。
そんな中で、私たちは現一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワークへ加入し、食材や生活用品などをご寄贈くださる企業様、ご支援くださる個人の方々から差し伸べられた手を通し、2020年8月に初めて、「豚汁とおにぎり弁当」10食を2日間、「こどもたちに少しでも "楽しい" を届けよう」と手作りしたバルーンアートとともに、無料で提供するに至ったのでした。
その後、当ネットワークとの共同プロジェクト「食べて応援!丼祭り!」等を通し、現在では月に1度、お弁当を60~100食の範囲で0歳~中学生までのお子さんと、そのご家族へ無料提供しています。
(まだお食事を食べられない赤ちゃんには液体ミルクや離乳食をお渡ししています。)
お弁当は全て完全事前予約制で、公式LINEアカウントよりお申込みを受け付けています。
公式LINEアカウントへの登録件数は126件(2021年3月現在)。2021年3月開催のお弁当申し込みは、なんと申込スタートからわずか2分で定数60食に達してしまったほどでした。
2021年4月以降は、一人でも多くの方にお弁当を提供するため、そして、こども達により多くの "楽しい" を届けるため、スタッフ研修や調理実習を取り入れながら、主力となるボランティアさん育成に取り組みます。
●「本当に困っている人」は誰なんだろう?
こども食堂の活動を通して、多くの方から寄せられる質問があります。
それは、「こども食堂って、困っている人が行く場所なのですか?」という質問です。
これはとても難しい質問であり、かつ、今の生きづらさを表す根本的な原因のひとつのように感じます。
日本社会でこども達を取り巻く大きな課題と言われているのは、「相対的貧困」です。
いわゆる、いかにもボロボロの服を着て、今日食べるものにも困っていて…という、見た目で「困っていそう」だと感じられるこども達よりも、一見「普通」に見えるこども達が実は、家庭でごはんは出るけどおかずがなかったり、様々な理由から親御さんなど大人を頼ることができなかったり、勉強その他の機会や人々との社会的なつながりが希薄なことから、「本当はこんな夢を抱いている」自分自身の将来を諦めざるを得ない状況が生じています。
そして、とても難しいのは、これらは実は、地域にこども達の居場所があり、家庭内以外の大人や社会とのつながり等がこども達に提供されていれば、十分に改善されうる課題であるにも関わらず、「自己責任」と捉えられがちな風潮があることです。
例えば、日本では産後鬱が非常に大きな社会課題です。
にも関わらず、実際に産後鬱で苦しんでいる方々がSOSを発することはとても困難な状況にあります。
「子育てが大変だなんて、分かっていてこどもを産んだんだろう?」
「他の親御さんだって頑張っているんだから、あなたも頑張らないと」
「(初めて出産した方に対して)育児は二人目、三人目からが本番」
産後鬱で心身共にギリギリな方がやっと発したSOSを、このような言葉で攻撃する風潮が根強くあります。
言葉を発した本人にとっては励ますつもりだった、ということさえあります。
つまり、本人にとって非常に困難な状況であり、残された力を振り絞ってやっと発したSOSが、誰かが手を差し伸べれば状況が解決する内容であるにも関わらず、日本社会ではその「困った」レベルを本人ではない他人が吟味し、「そんなことで困っていると言うな」「困った状況に陥ったあなたが悪い」と切り捨てられてしまう現状があるのです。
人はだれしも、生きていれば困っている事のひとつくらい出てきます。
その「困った」がどのくらい深刻なのか、乗り越えるべきなのか、誰かの手を借りるべきなのか、それは本人にしか分からない事なのではないでしょうか。
私たちが運営するこども食堂では、「困った」に優劣を付けません。
困っていても、困っていなくても、こども達が安心して過ごせる地域の居場所をつくる事で、いつかこども達が困った状況に陥った時に、自然な流れの中でともに解決のために取り組み、時には夢を諦めたとしても、次の夢を見つけていける生きる強さがこども達に備わるように、ゆるやかに寄り添い続けたいと願っています。
●私たちの "夢のこども食堂" 企画案
こどもを中心としたすべての方々に寄り添うために、私たちはいつか、次のようなこども食堂ができたら良いなと考えています。
◎こども達が「わぁ!中に入ってみたい!」とワクワクしそうな、ログハウスのような外観のこども食堂。
地域に一つ、また一つと同じような外観のこども食堂が出来て、外観を見ればすぐに「あ!こども食堂だ!」と誰でも分かるのが良いな。
◎銭湯のように大きな入浴場のあるこども食堂。赤ちゃんからご年配の方までお風呂を楽しめて、身体に障害がある方でも利用できる設備も備えたい。温泉だと最高!いつでも温泉卵を作れると良いな。
◎宿泊できるこども食堂。こどもも大人も、たまには自宅に帰りたくない時だってあるよね。大きなお風呂に浸かって、みんなでごはんを食べて、ゆっくり泊まっていって、少しでも元気が出たら良いな。
◎居住できるこども食堂。色んな理由で親御さんに元気がなくても大丈夫。こども達をお世話したり、気に掛ける親以外の大人の目と手があるよ。こども達も親御さんも、こども食堂があるから食事には困らないし、社会とのつながりを絶対に失わない。お仕事も、地域の企業さんとお繋ぎできると良いな。
これらの夢のこども食堂を実現するためには、運営資金の確保や強い組織としての基盤が必要です。
そのための一歩として、私たちは「Looopでんき」の仲介販売事業者となり、電力スイッチングに伴う仲介手数料全額をこども食堂の運営資金に充てる「オハナあしなが電気プロジェクト Powered by Looop」を2021年3月からスタートしています。
一歩、また一歩と、夢の実現に向けて歩んでいきたいです。
※オハナあしなが電気プロジェクト Powered by Looop詳細やお申し込みはコチラから!
https://ohana-project-niiza.net/?page_id=1670
●同じ志を持つ協力者の方々とのパートナーシップ
こども食堂を始めてみて、改めて分かったことがあります。
それは、「つながり」の大切さです。
こども食堂の利用者の方々に関するつながりだけではなく、ボランティアのみなさんや地域の方々、そして、同じ志を持って活動されている他のこども食堂運営者の方々等との良き「パートナーシップ」があってこそ、より良い事業が展開できるのだと確信しています。
世の中にたった一つの正解は、もはやありません。
人々の数だけ課題があり、寄り添う方法があり、正解があります。
こども食堂やこども達の居場所にも様々なカタチがあるからこそ、より豊かなこども達の居場所として各地域で必要とされていくのではないでしょうか。
多様なこども食堂やこども達の居場所が存在すべき一方で、やはり、運営者単独ではできることに限りがあります。
それを補い、より良くしていくためにもパートナーシップは必須です。
オハナのプロボノ(専門職ボランティア)やボランティアとして活動しているメンバーのみんな、そして、協力関係にあるこども食堂運営者の方々も大きな "夢" を持って活動しています。
みんなの夢からパワーとアイディアをもらいながら、私たちオハナはパートナーシップを大切にし、より良い居場所づくりに励みます。
今回、April Dreamの取り組みに共感し、「私にも夢があるよ!」と夢を共有してくださったパートナーシップ団体様やオハナのプロボノさん数名がいます。
また、朝霞市内で毎日子ども食堂を開催されている『わ・輪・和の会子ども食堂』代表の両角様より、子ども食堂を通して叶えたい夢について、特別にメッセージもいただきました。
以下に両角様からのメッセージをはじめ、今回「夢」を共有してくださった皆さんをご紹介させていただきます。
どの夢も素晴らしく、温かな気持ちで溢れています。夢を言葉にして発信していく大切さを改めて感じました。
≪わ・輪・和の会子ども食堂 代表両角様よりいただいたメッセージ≫
「わの会 両角は子ども達の「心のふるさと」でありたいのと、多くの子ども達の笑顔を見たい。
その為、「お菓子の詰め放題」・「松ぼっくりツリー」・「親声で作る料理」・
父親も参加の「バーベキュー」大会等、子どもに父親と接する思い出を持ってもらいたいから。
また、「他人への思いやり」・「人の話を聞く」・「あいさつをする」・「自分の足で歩く」等を
実施して毎日開店しています。
そんな中小学校、中学と一緒に過ごした子どもから嬉しい報告。
「モロちゃん高校受かったよ」良かった本当にうれしい知らせでした。
今後も多くの子ども達と一緒に色んな思い出を心に持ってもらいたい、
そして輝く笑顔を見せて頂ける「居場所」として私も笑顔で子どもたちを迎えたいと日々頑張っています。
最後に私は「日本だけでなく海外の子どもの笑顔を見たい」との思いで
海外に学校を作りたい。・・・夢かなぁ~。」
今回、こども食堂を通して叶えたい『夢』を共に語ってくれたパートナーシップ団体様とオハナのプロボノさんは次の通りです。
上から、
●『日本だけでなく海外の子どもの笑顔を見たい、との思いで、海外に学校を作りたい。』ー両角 小夜子/パートナーシップ団体(わ・輪・和の会子ども食堂、埼玉県朝霞市)
※わ・輪・和の会子ども食堂さんの詳細は右記リンクより http://asahon.sakura.ne.jp/kaiinn/wawawa/index.html
●『畑でLiveをしたい!こども食堂がつながっている畑を巡り、おへそ食堂の仲間たちと歌って、笑って、美味しいご飯を食べながら全国ツアー!紅白出場を目指します!』ー名取 直子/パートナーシップ団体(おへそ食堂、埼玉県朝霞市)
※おへそ食堂さんの詳細は右記リンクより https://www.facebook.com/tomosodachicafeCOZY/posts/1595636070605735/
●『ハワイに別荘のあるこども食堂。1年に1回はみんなでハワイへ行ける!国境を越えた体験をこどもたちへ』ー佐野 浩子/オハナ合同会社代表
※オハナの詳細 https://ohana-project-niiza.net/
●『全宇宙の平和をもたらす宇宙規模のパートナーシップ』ー佐野 秀輔/オハナ役員(有限会社ボデーショップ佐野、新座市)
※有限会社ボデーショップ佐野 https://www.bodyshop-sano.com/
●『子どもたちが、ひとりひとり自由な夢を抱ける世界に』ー金木 悠/オハナ・プロボノスタッフ(子育て支援団体Woods代表、文京区)
※子育て支援団体Woods https://woods-c.com/
●『温泉を掘り当てて、温泉卵がいつでも食べられるこども食堂』ー伊勢 和美/オハナ・プロボノスタッフ(認定産後ドゥーラ、調理師)
※認定産後ドゥーラ伊勢和美 https://profile.ameba.jp/ameba/doulausagi
●『世界平和。人々がそれぞれの人生を幸せに生きられる社会』ーもてき めぐみ/オハナ・プロボノスタッフ(プライベートサロン、イロトリドリ代表、練馬区)
※メイク×コミュニケーションコーディネーターもてきめぐみ https://heartsmile8102525.wixsite.com/website
「April Dream」は、4月1日に単に笑えるネタではなく実際に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
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