事業拡大を背景に、大京建機がUAEドバイでオンショア現地法人を設立 中東ニーズを満たす新機種も追加購入
~現地でのさらなる機械増設を予定、湾岸諸国でグローバルに展開する地盤開発会社に向けに一層のサービス拡充を目指します~
■ドバイ拠点における経緯
日本国内でクレーン建設揚重業を主に手掛ける当社は、関連会社であるアビルコインターナショナルを介し、2005年より中東ドバイを中心として湾岸諸国に向け、クレーン売買を開始しました。2008年にはフリーゾーン内にドバイ現地法人を設立、2015年から地場のクレーン企業と業務提携を開始し、これまで多数の中古クレーン売買ビジネスを実現してまいりました。
中東での機械売買ビジネスが軌道に乗った後は、地場クレーン会社と共同でクレーンを購入するなど、現地での機械保有を拡充し、機械レンタル事業にも進出しております。2020年にはリープヘル社製の新型モデル「Liebherr HS 8130.1」を共同購入致しました。このモデルは地盤改良工事のための自動フリーフォール(自由降下)システムや独自のデューティサイクル機能などを備え、前モデルと比較し作業量、安全性ともに性能が大幅に向上しております。こちらは、導入直後から現地の砂漠地盤締め固め作業、Dynamic Soil Compaction(ダイナミック・ソイル・コンパクション)工法で活躍しております。
■ドバイ拠点オンショア現地法人設立の狙い
当社はドバイをアジアとアフリカを結ぶハブ機能を備え、建設機械の売買を行う重要な拠点と考えております。その拠点で最先端の建設重機を絶えず確保、拡充することが中東地域及び、中東地域を拠点としたグローバル展開のための重要ポイントと考えております。
そのため、関連会社であるアビルコインターナショナルを介して、この地域でのクレーン新旧入れ換えや、それに伴う輸出・販売を行って参りました。これまでの中東でのクレーンビジネス経験に基づき、最適な機械や機種にも知見が蓄えられてきたと感じており、さらなる事業拡大を見据え、この度オンショア現地法人を設立する次第となりました。
■オンショア現地法人設立後の機械拡充、地盤改良用機械の追加購入
今回のオンショア現地法人の設立後、早速、追加導入した機械は先に導入した機械同様、中東地域特有の砂漠地盤の改良工事に使用される機械となります。
日立建機ZX870のエクスカベーターにオランダのVDH(Van den Heuvel)社製ラピッドコンパクション「RDC-17HD」を据え付ける仕様となりますが、こちらを2台購入致しました。
これにより2024年3月時点で、当社および当グループ全体でドバイ拠点に保有(共同保有)している機械は合計22台となります。これらの機械をオンショア現地法人のメリットを生かして適時適地に配車し、中東諸国での需要をさらに取り込むべく邁進していく所存です。
■会社概要
●会社名:大京建機株式会社
●本社所在地:東京都大田区
●支店所在地:神奈川県川崎市5F
●設立:1968年3月(創業1965年1月)
●代表取締役:内田隆一
●事業内容:クレーン揚重業、クレーンベアレンタル事業、中古クレーン海外輸出入事業
●コーポレートサイト:https://daikyo-kenki.co.jp/
●関連会社:有限会社アビルコインターナショナル(https://abileco.com/)
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