京都市内10年ぶりの大規模賃貸オフィスビル「KRP10号館」竣工~1階フードエリアは2021年4月28日グランドオープン~
大阪ガス都市開発株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:友田泰弘)は京都リサーチパーク株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:小川信也、以下、KRP)が運営する京都リサーチパーク地区(以下、KRP地区)において開発を進めてきたKRP10号館を2021年2月26日に竣工しましたのでお知らせします。KRP10号館は、1階から7階のオフィススペース、1階北側五条通沿いのフードエリア、地下駐車場(86台)で構成され、京都ゆかりのデザインを採用した複合施設です。なお、京都市内では10年ぶり(*1)となる大規模賃貸オフィスビルの供給となります。また、KRPは1階フードエリアに新たな交流の舞台となる「GOCONC(ゴコンク)」をオープン。「魅力的な交流の舞台」を提供します。
*1 CBREが調査する京都市内において、基準階面積300坪または延床面積10,000坪以上の新耐震基準に準拠した新築賃貸オフィスビルの竣工は10年ぶり(CBRE調べ)
*1 CBREが調査する京都市内において、基準階面積300坪または延床面積10,000坪以上の新耐震基準に準拠した新築賃貸オフィスビルの竣工は10年ぶり(CBRE調べ)
1989年に開設したKRP地区は新事業・研究開発などのイノベーションに向けた挑戦を行う場としてオフィス等が集積しています。KRP10号館のオフィススペースは竣工時点で満室稼働となり、KRP地区は貸床面積約93千m2、就業者数は6,400人を超える産業集積地に成長しました。京の歴史と自然を感じるパブリックスペースがKRP地区内外の方々のイノベーションの舞台となることを目指しています。
【KRP10号館の特徴】
■デザイン
・五条通に面し、隣接するKRP9号館との連続性のある都市景観形成
・京都の伝統的な美意識を伝承するデザイン
■オフィス
・京都の五山を一望できる開放感のある最上階北側の眺望
・1フロア約3,700m2、奥行最大約19mの無柱空間で、働き方に合わせたレイアウトが可能
■フードエリア
・KRP地区就業者のランチニーズに対応
・無料で利用できるイベントスペース
・1時間単位でWeb予約可能なパーソナルブース・ミーティングルーム
■環境配慮・防災
・生物多様性に配慮し、京都にゆかりのある植栽にこだわった緑地
・ガスコージェネレーションシステムによる停電時の電力供給
京都の主要幹線道路である五条通に面して、KRP10号館およびKRP9号館が建ち並ぶ、連続性のある一体的な都市景観の形成を目指しました。低層部はKRP9号館から連続する開放的な2層吹抜の路地空間を設け、1階フードエリアの賑わいが表出するパブリックな空間を計画。高層部は水平庇とガラスを基調としたシンプルな構成の中に、テラスや縦格子をリズミカルに設け、動きのある軽快なファサードとしました。
京都の街並みや町家、茶室などの空間構成や美意識に倣い、陰影や空間の奥行きを生かすデザインとしています。東西に通り抜けができるエントランスホールを町家の「通り庭」と見立て、中央エリアにトップライトから光が降り注ぐ光庭を設えました。
エントランスホールの中央に設置したアルミ鋳物の装飾パネルは、「麻の葉文様」と「四季の草花文様」で構成したデザインとし、京都市内を流れる川と四季の移ろいを表現しています。壁面装飾のコンセプト作成および文様の選定は、地方独立行政法人京都市産業技術研究所の協力を仰ぎ、原型制作・鋳作は大同元年(806年)創業の株式会社傳來工房に依頼しました。また、ダイナミックな土壁、和紙の装飾壁やサインなど、伝統的な材料を用いて現代的にデザインし、豊かな空間体験を紡ぐことを目指しました。
・専有部から直接アクセス可能なテラスを設置し、リフレッシュできるスペースとしています。
・専有部は奥行最大約19mの無柱空間とし、働き方に合わせた自由度の高いレイアウトが可能です。
<標準スペック>
・天井高:約2,800mm、専有面積:約3,700m2の整形な基準階のフロアプレート。
・セキュリティゲートに加えて有人受付を設置し、セキュリティの確保と来客時の柔軟な対応が両立。
京都五条のコンコース
“ 食う、コミュる、遊ぶ ”
フードサロン誕生
【GOCONC 京都五条のコンコース】(*2)
飲食・イベントスペースからなるエリアに加えて、1時間単位でWeb予約可能なパーソナルブース・ミーティングルームからなるビジネスエリア“GOCONC-biz”を併設しています。
━ GOCONCでランチ中に入った、急なお昼からのオンライン会議は“GOCONC-biz”のパーソナルブースをWeb予約。また、気の合う趣味仲間との定例会は“GOCONC-biz”のミーティングルームで開催し、終了後はイベントスペースで音楽を聴きながら懇親会 ━
など、柔軟に様々な使い方ができる、気軽なコミュニケーションスペースです。
GOCONC 3つの特徴
「コミュニケーションが深まる飲食の提供」
朝・昼・夜のシーン別にメニューをご用意 イベント開催時も利用可
「イベントが開催できるスペース」
イベントに必要な機材を常設しております(利用無料/イベント内容については事前相談要)
「1時間単位でWeb予約可能なパーソナルブース・ミーティングルーム- GOCONC-biz」
パーソナルブース1名用x6室 ミーティングルーム 6名用x2室/8名用x2室/10名用x1室 ご用意
KRP地区が9世紀半ばに貴族の館であったことに因み、源氏物語に登場する「ヤマブキ」「キキョウ」「オミナエシ」などの植物を採用し、四季を楽しめる緑地としています。KRP9号館から連続する路地空間には、ベンチやカウンターとセットとなった植栽帯を多数設け、緑とふれあう場所を用意しています。また、秋の七草のひとつである「フジバカマ」など、絶滅が危惧される植物の保全も図っています。
■エネルギー・防災機能
■京都市産木材「みやこ杣木(そまぎ)」の活用
共用部の一部に京都市産の木材である「みやこ杣木(そまぎ)」(*3)を使用しています。地産地消を推進し、環境負荷の低減を図るとともに、森林の健全な育成に貢献しています。
*3 杣木(そまぎ)とは、杣山(そまやま:材木用の樹木の茂った山)から伐り出した材木という意味
【建物概要】
建物名称 KRP10号館
所在 京都市下京区中堂寺粟田町91番地
アクセス JR嵯峨野線「丹波口」駅 西へ徒歩5分
敷地面積 38,462.88m2(KRP地区西地区全体)
建築面積 4,624.04m2
延床面積 34,219.21m2
用途 事務所(1~7階)、店舗(1階)、駐車場(地下1階)
階数 地上7階、地下1階
構造 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
設計 株式会社日建設計
施工 株式会社大林組
着工 2019年7月1日
竣工 2021年2月26日
Daigasグループの不動産デベロッパーとして、賃貸・分譲マンション、オフィスビル、商業施設の開発など多彩な不動産事業を展開。環境にやさしく快適で上質な住まいとビジネスの空間を追求しています。「私たちは気づきを大切にし、お客さまの夢をかなえる空間を創造します」の企業理念のもと、将来を見据えた街づくりに取り組んでいます。
■京都リサーチパークとは:
大阪ガス都市開発株式会社100%出資会社。全国初の民間運営によるサイエンスパークとして1989年に開設。京都府・京都市の産業支援機関などを含めて500組織・6,400人が集積。オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベント開催など、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を実施。「ここで、創発。~Paving for New Tomorrow~」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生まれることに貢献します。
【KRP10号館の特徴】
■デザイン
・五条通に面し、隣接するKRP9号館との連続性のある都市景観形成
・京都の伝統的な美意識を伝承するデザイン
■オフィス
・京都の五山を一望できる開放感のある最上階北側の眺望
・1フロア約3,700m2、奥行最大約19mの無柱空間で、働き方に合わせたレイアウトが可能
■フードエリア
・KRP地区就業者のランチニーズに対応
・無料で利用できるイベントスペース
・1時間単位でWeb予約可能なパーソナルブース・ミーティングルーム
■環境配慮・防災
・生物多様性に配慮し、京都にゆかりのある植栽にこだわった緑地
・ガスコージェネレーションシステムによる停電時の電力供給
- 全体デザイン
京都の主要幹線道路である五条通に面して、KRP10号館およびKRP9号館が建ち並ぶ、連続性のある一体的な都市景観の形成を目指しました。低層部はKRP9号館から連続する開放的な2層吹抜の路地空間を設け、1階フードエリアの賑わいが表出するパブリックな空間を計画。高層部は水平庇とガラスを基調としたシンプルな構成の中に、テラスや縦格子をリズミカルに設け、動きのある軽快なファサードとしました。
■内装デザイン
京都の街並みや町家、茶室などの空間構成や美意識に倣い、陰影や空間の奥行きを生かすデザインとしています。東西に通り抜けができるエントランスホールを町家の「通り庭」と見立て、中央エリアにトップライトから光が降り注ぐ光庭を設えました。
エントランスホールの中央に設置したアルミ鋳物の装飾パネルは、「麻の葉文様」と「四季の草花文様」で構成したデザインとし、京都市内を流れる川と四季の移ろいを表現しています。壁面装飾のコンセプト作成および文様の選定は、地方独立行政法人京都市産業技術研究所の協力を仰ぎ、原型制作・鋳作は大同元年(806年)創業の株式会社傳來工房に依頼しました。また、ダイナミックな土壁、和紙の装飾壁やサインなど、伝統的な材料を用いて現代的にデザインし、豊かな空間体験を紡ぐことを目指しました。
- オフィス
・専有部から直接アクセス可能なテラスを設置し、リフレッシュできるスペースとしています。
・専有部は奥行最大約19mの無柱空間とし、働き方に合わせた自由度の高いレイアウトが可能です。
<標準スペック>
・天井高:約2,800mm、専有面積:約3,700m2の整形な基準階のフロアプレート。
・セキュリティゲートに加えて有人受付を設置し、セキュリティの確保と来客時の柔軟な対応が両立。
- 1階フードエリア 2021年4月28日(水)グランドオープン
京都五条のコンコース
“ 食う、コミュる、遊ぶ ”
フードサロン誕生
【GOCONC 京都五条のコンコース】(*2)
飲食・イベントスペースからなるエリアに加えて、1時間単位でWeb予約可能なパーソナルブース・ミーティングルームからなるビジネスエリア“GOCONC-biz”を併設しています。
━ GOCONCでランチ中に入った、急なお昼からのオンライン会議は“GOCONC-biz”のパーソナルブースをWeb予約。また、気の合う趣味仲間との定例会は“GOCONC-biz”のミーティングルームで開催し、終了後はイベントスペースで音楽を聴きながら懇親会 ━
など、柔軟に様々な使い方ができる、気軽なコミュニケーションスペースです。
*2 コンセプトは、駅のコンコース。「人々が集まる場所」を意味する語であるConcourseはラテン語で「混ざる・一つになる」という意味をもつ"concursus" などを語源としています。食事やお茶を目的に来た人が、偶然目にしたイベントに触発され、新たな交流が生まれる。京都五条のコンコース(Gojo-Concourse)として気軽に様々な人や物事に出会える場を目指します。
GOCONC 3つの特徴
「コミュニケーションが深まる飲食の提供」
朝・昼・夜のシーン別にメニューをご用意 イベント開催時も利用可
「イベントが開催できるスペース」
イベントに必要な機材を常設しております(利用無料/イベント内容については事前相談要)
「1時間単位でWeb予約可能なパーソナルブース・ミーティングルーム- GOCONC-biz」
パーソナルブース1名用x6室 ミーティングルーム 6名用x2室/8名用x2室/10名用x1室 ご用意
GOCONC-biz オープニングご予約キャンペーン
本日より受付開始 対象期間:4月28日~5月31日
・GOCONC-biz予約システムにご登録いただくと、期間中の利用料が通常料金より半額となります。
・登録はこちら https://www.smartkaigisitsu.net/properties/view/344
【1階フードエリア 店舗概要】
■GOCONC
営業時間 08:00から23:00
URL https://www.krp.co.jp/goconc/
■かごのや
営業時間 11:00から22:00
URL https://kagonoya.food-kr.com/
- 環境配慮・防災の取り組み
KRP地区が9世紀半ばに貴族の館であったことに因み、源氏物語に登場する「ヤマブキ」「キキョウ」「オミナエシ」などの植物を採用し、四季を楽しめる緑地としています。KRP9号館から連続する路地空間には、ベンチやカウンターとセットとなった植栽帯を多数設け、緑とふれあう場所を用意しています。また、秋の七草のひとつである「フジバカマ」など、絶滅が危惧される植物の保全も図っています。
■エネルギー・防災機能
再生可能エネルギーの活用として、太陽光発電設備約40kWを設置しています。また、屋上のトップライトには動力を使わずに下層階まで光を届ける「スカイシャワー」を設置し、エントランスホールや各階共用廊下に自然光を取り入れ、環境負荷の低減と快適な空間を同時に実現しています。
防災対応として、常用・保安用発電機としてガスコージェネレーションシステムを設置し、停電時に電力供給を行います。建物外部には、災害時に使用できるマンホールトイレを設置しています。■京都市産木材「みやこ杣木(そまぎ)」の活用
共用部の一部に京都市産の木材である「みやこ杣木(そまぎ)」(*3)を使用しています。地産地消を推進し、環境負荷の低減を図るとともに、森林の健全な育成に貢献しています。
*3 杣木(そまぎ)とは、杣山(そまやま:材木用の樹木の茂った山)から伐り出した材木という意味
【建物概要】
建物名称 KRP10号館
所在 京都市下京区中堂寺粟田町91番地
アクセス JR嵯峨野線「丹波口」駅 西へ徒歩5分
敷地面積 38,462.88m2(KRP地区西地区全体)
建築面積 4,624.04m2
延床面積 34,219.21m2
用途 事務所(1~7階)、店舗(1階)、駐車場(地下1階)
階数 地上7階、地下1階
構造 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
設計 株式会社日建設計
施工 株式会社大林組
着工 2019年7月1日
竣工 2021年2月26日
■大阪ガス都市開発株式会社とは:
Daigasグループの不動産デベロッパーとして、賃貸・分譲マンション、オフィスビル、商業施設の開発など多彩な不動産事業を展開。環境にやさしく快適で上質な住まいとビジネスの空間を追求しています。「私たちは気づきを大切にし、お客さまの夢をかなえる空間を創造します」の企業理念のもと、将来を見据えた街づくりに取り組んでいます。
■京都リサーチパークとは:
大阪ガス都市開発株式会社100%出資会社。全国初の民間運営によるサイエンスパークとして1989年に開設。京都府・京都市の産業支援機関などを含めて500組織・6,400人が集積。オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベント開催など、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を実施。「ここで、創発。~Paving for New Tomorrow~」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生まれることに貢献します。
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