アクアフュージョンが養殖魚自動尾数カウントシステム「MagicCounter(マジックカウンター)」の全国販売を開始
~最新の超音波技術を活用し誤差10%以内で正確に尾数を測定。音声対応も~
株式会社AquaFusion(以下、当社)は、養殖生簀の魚の尾数を自動でカウントする「MagicCounter」(以下、マジックカウンター)を12月19日より全国で販売を開始いたしました。
- 分養時に生簀間を移動した魚の数を自動でカウント
マジックカウンターは、生簀と生簀の網を繋いでつくった魚道(通過枠)に超音波の送受波器を設置することで、通過する魚の個体数を海中でカウントするとともに、洋上でリアルタイムに確認できるシステムです。リアルタイムで生簀間を移動した魚の数を自動カウントする事ができるため、分養を正確行うための重要な情報を作業者に伝える事ができ、作業の大幅な効率化が可能です。
- 誤差10%以内の高精度な尾数把握を実現
また、超音波を使った方法も海中をくまなくセンシングするには非常に大掛かりな装置が必要となり、コスト的に製品化が難しい状況でした。しかし、新たな特許出願中の技術により、部分的に海中を計測すれば、非計測のエリアも含めた全体の個体数を正確に推計することに成功し、製品化を実現しました(特許出願中:特願2022-189848)。現時点の計測誤差は平均約10%以内で、分養を実施するうえで十分な精度を確保しています。
※開発背景についての関連リリース:https://newsrelea.se/Bq98EO
- 操作は簡単。通過尾数を音声でお知らせ
また計測した魚の尾数をステップ毎(200尾~1,000尾の間で設定可能)に音声でお知らせする機能もあり、計測中に他の作業をする事も可能です。
- 各生簀に合わせ、導入からアフターサービスまで手厚くサポート
現在更なる機能改善に取り組んでおり、23年度中には魚道を逆走している魚の検知などの改善を実施する予定です。
当社は、この他にもサイズが分かる魚群探知機「AquaMagic」や、定置網の入網量を計測する「MagicBuoy-T」など漁業の効率化を推進する機器を販売しております。最新の超音波テクノロジーで日本の水産業の発展と地域経済の活性化に貢献し、当社の理念である「テクノロジーで海に恩返しをする」を実現します。
『本件に関する問合せ先』
Mail: info@aquafusion.jp
HP: https://aquafusion.jp
担当: 取締役 松尾
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