東南アジア産直EC「SECAI MARCHE」が 三井住友海上キャピタルから第三者割当増資を実施、シリーズA 資金調達総額5.6億円に。併せて国内金融機関2社より総額2億円のデットファイナンスを実施
ECが急成長する東南アジアで、日本クオリティの生鮮物流網拡大を加速化
東南アジアにおける生鮮食品サプライチェーンを構築する株式会社SECAI MARCHE(本社:東京都、 グローバル拠点:マレーシア クアラルンプール・シンガポール)、 以下「当社」)は、三井住友海上キャピタル株式会社 から新たに0.5億円の第三者割当増資を実施しました。
また株式会社静岡銀行、株式会社北國銀行より総額2億円のデット調達を実施。シリーズA 資金調達総額は5.6億円となりました。
◆資金調達実施の目的
東南アジアにおける外食産業の急速な成長、マレーシア・シンガポールにおける高品質でコスト競争力のある当社のサービスに対する急速な顧客ニーズ拡大に伴い、フルフィルメントセンターの拡充、AIを活用した需要予測のさらなる精度向上、ラストワンマイルの自動化・最適化に使用します。また、体制構築費及びマーケティング活動にも充当する予定です。
本資金調達を皮切りに、東南アジアのマーケットシェアを一気に拡大してまいります。
三井住友海上キャピタル株式会社
投資部 マネージャー
篠原 悠子 氏
SECAI MARCHEは、マレーシア等において、生産地と飲食店等をつなぐ「生鮮食品の新しい流通」を構築・提供しているスタートアップです。同社は、最適化されたサプライチェーンとフルフィルメント機能により、生鮮食品の高鮮度・低価格・利便性を同時に実現し、クアラルンプール等の顧客先を急速に増やしています。同社の生鮮食品の新流通により、現地のフードロス削減や生産者の所得向上等の社会的インパクトが期待されており、また、日本からの食品輸出プラットフォームとして、更なる事業成長を確信しております。
株式会社静岡銀行 ベンチャービジネスサポート部
部長 大杉 幸弘 氏
東南アジアで生鮮食品サプライチェーンを構築するSECAI MARCHE様への融資を通じて、東南アジアにおける持続可能な食品流通をさらに推進する大きな一歩につながれば嬉しく思います。また、生産者と消費者をシームレスにつなぐSECAI MARCHE様のビジョンと、目指す世界に感銘を受けるとともに、社会課題解決に向けた新たな付加価値を創造されていくことを期待しています。私どもも、東南アジアにおけるネットワークを生かしながら、同社の事業成長の支援に取り組んでまいります。
株式会社北國銀行
東京営業部マネージャー兼経営企画部 東京事務所長
清尾 佑樹 氏
SECAI MARCHE様の成長性や将来性、代表者様の高いお志を評価し今回ご支援させていただきました。SECAI MARCHE様の営む事業は、日本は勿論、マレーシア・シンガポールをはじめとする東南アジアにおける既存サプライチェーンの根本的な課題解決に寄与するものであり、社会的貢献性も非常に高いと考えております。
今後、北國銀行は持続的な経済成長を後押しするチカラになるべく、SECAI MARCHE様の挑戦をサポートしてまいります。
◆SECAI MARCHEのこれまでの実績
当社は、2019年に生産者と消費者をダイレクトに繋ぐ東南アジア B2B 産直ECをリリース。
以降、生鮮食品のフルフィルメント*プラットフォームとして高品質で透明性のある生鮮食品を消費者(飲食店・小売店舗)に届ける先駆者として生産者及び利用者数の拡大を続け、毎年200%で成長しています。
日本やマレーシアなど、世界中の生産者のこだわり食材を4,000点以上掲載し、野菜、果物、水産物等の生鮮食品を中心に一気通貫のフルフィルメントサービスを提供しています。
(※)フルフィルメントサービス…通信販売やECにおいて受注~配送(集荷、検品、パッキング、梱包、在庫管理、冷蔵発送、カスタマーサービス、決済など)までの一連業務の総称
当社サプライチェーンの強み
・既存流通を通らない、産地から消費地までのダイレクト流通網
・生産者は需要情報を得ることで、安定した収入を得ることができる
・消費者は高品質で適正価格の商品を、少量多品種かつワンストップで購入することができる
・一気通貫のフルフィルメントテクノロジーで廃棄率と配送コストを最小化
◆会社概要
商号 :株式会社SECAI MARCHE
本社 :東京都江東区
海外拠点 : マレーシア クアラルンプール、シンガポール
設立 :2018年
代表者 :早川 周作・杉山亜美
事業内容 :EC事業、輸出入事業、卸売事業
Website : https://secai-marche.co.jp/
Owned Media : https://secai-marche.com/media/
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