日本航空のエンジニアリング部門が、IFSの航空機整備ソリューション導入を決定

JALエンジニアリング、IFSの民間航空会社向けクラウド型航空機整備管理ソフトウェアを導入し、約200機の航空機を包括する長期整備計画の近代化を目指す

IFSジャパン株式会社

IFSは、引き続き、アジア太平洋地域および全世界における民間航空産業向けMROソリューションの拡販に注力
2022年3月29日 東京発信 ― エンタープライズ・クラウド・ソフトウェアのグローバル・プロバイダーであるIFS(本社:スウェーデン リンショーピン市、最高経営責任者:ダレン・ルース)は、日本航空グループの整備およびエンジニアリング会社である株式会社JALエンジニアリング(本社:東京都大田区、代表取締役社長:田村 亮、以下JALEC)が、同社で整備管理するすべての航空機を対象とした長期整備計画を支援するために、IFSのソリューションを選定したことを発表しました。JALECでは、クラウド上でIFSのソフトウェアを利用することで、同社のプランナーがひとつに統合された情報から長期的な見識を得て、規制に準拠した整備計画を迅速に策定し、共有できるようになります。これにより、約200機の航空機の可用性向上と、整備コストの抑制ならびに格納庫の効果的な運用を実現します。

このたび導入されるIFS Fleet Plannerによって、JALECは、従来の広範なマニュアル作業を要する航空機整備計画プロセスを刷新していきます。効率的なユーザーエクスペリエンス、マニュアル作業の削減、リアルタイムのアラート機能、および業務の自動化により、同社のプランニングチームは、人の介在を低減しつつより多くの航空機を管理できるようになります。

 さらに、クラウド環境にシステムを構築することで、最新の計画をリアルタイムに共有し、組織全体の可視性を向上させます。これにより、JALECのスタッフは、航空機の導入/退役、リソースレベルの調整、リソース活用の変更など、組織における重要な戦略的意思決定の影響を効果的に検証できるようになると共に、KPI(主要業績評価指標)の比較も可能になります。

 IFSは、アジア太平洋地域において、民間航空会社向けMRO(メンテナンス・リペア・オーバーホール)ソリューション事業を拡大し続けており、代表的な顧客には、中華航空、カンタス航空、TAEエアロスペースなどがあります。このたび新たな顧客として、JALECを迎えることになりました。

 JALEC代表取締役社長 田村亮氏は、次のように述べました。「広範な市場調査の結果、IFSが擁する民間航空業界の知見と大手企業での導入実績、そしてIFSのソリューションが当社の長期的なMRO戦略を補完するのに相応しいものであったことから、このたびの選定に至りました。IFSの航空機整備計画ソフトウェアを使用することで、JALECは、これまでの手作業による労働集約的な業務を自動化すると共に、複数のプランナーが同時に単一の計画に基づき業務を行うことでチームの連携を強化できます。結果的に、航空機のダウンタイムの低減、整備コストの抑制につながります」。

 IFSジャパン株式会社 代表取締役社長 ジェリー・フォズニックは、次のように述べました。「このたびの選定は、IFSが世界有数の航空会社やMROサービス事業者にソリューションを提供し、彼らのフリートの整備計画や業務を支援している実績を裏付けるものです。当社は、このたびのJALエンジニアリング様との協業を光栄に思います。現在のみならず将来にわたり、同社の長期的な航空機整備計画の改善の一助となるよう努めてまいります」。

 株式会社JALエンジニアリングについて:
JALエンジニアリングは、JALグループの整備会社4社と一部機能を除くJALの整備本部を統合し、2009年に設立されました。航空会社の整備部門として、長年の経験や幅広い知識、高い技術力を活用し、さまざまな分野や状況において、お客さまのご要望に応じた高い品質の整備を提供しています。また、羽田空港、成田空港、伊丹空港を主な拠点とし、さまざまな国や地域において外国認定を保有。国内外の50社以上の顧客から、日本全国の空港に配置した経験豊富な整備士による運航整備を受託しています。また、機体・エンジン・部品の整備も行っています。さらに、JAL、J-AIR、ZIPAIR Tokyo、Spring JapanといったJALグループで運航される約200機の航空機の整備管理を受託しています。

 IFSについて:
IFSは、エンタープライズ・クラウド・ソフトウェアのリーディング・プロバイダーとして、「ものづくり」、「サプライ・チェーン」、「設備の維持管理」、「アフターサービス業務」を支援するためのソリューションを、世界各地の企業に提供しています。各産業に深く精通したIFSのコンサルタントと業界固有の要件に対応した当社の製品は、お客様に高く評価されています。現在、IFSは4,500人の従業員を擁し、IFSのソリューションは全世界で10,000社を超えるお客様に導入されています。IFSは世界各地の直営拠点やパートナーとともに、これらのお客様を支援しています。

 さらに詳しくはifs.comをご覧ください。IFSジャパンは、IFSの日本法人として各ソリューションを提供しています。詳しくはhttps://www.ifs.com/jp/をご覧ください。また、Twitterやブログページにて最新の情報を随時ご案内しております。

・IFSの公式Twitterアカウント:@ifs
・IFSの公式ブログページ(英語):https://blog.ifs.com/

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キーワード
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会社概要

IFSジャパン株式会社

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URL
https://www.ifs.com/jp/company/about-ifs/at-a-glance/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区 桜丘町26-1 セルリアンタワー15階
電話番号
03-5456-5480
代表者名
大熊 裕幸
上場
未上場
資本金
-
設立
1997年01月