iMU株式会社「歩行解析計 iMU One」が神奈川県の「ME-BYO BRAND」に認定
iMU株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:名倉武雄、以下:iMU)は、この度、当社の膝の負荷を可視化する歩行分析計「歩行解析計 iMU One」が、神奈川県の「ME-BYO BRAND」に認定されたことをお知らせいたします。
■「ME-BYO BRAND」の概要
「ME-BYO BRAND」は、神奈川県が推進する未病改善の取り組みの一環として、2015年に創設された認定制度です。健康と病気の中間状態である「未病」の改善に貢献する優れた商品・サービスを認定し、その価値を広く発信することを目的としています。認定の対象となるのは、科学的根拠に基づき、生活習慣の改善や健康維持に寄与する製品・サービスです。食品、アプリ、ウェアラブルデバイス、健康関連機器など、多様な分野から選ばれています。
■歩行解析計 iMU One
「歩行解析計 iMU One」は、膝関節にかかる負荷の指標の1つとされる膝内反モーメント(以下:KAM)をわずか5mの歩行、5分ほどで計測できる歩行分析計です。
KAMは、変形性膝関節症の機械因子の1つとも言われ、病気の進行予測・治療効果判定等に有用と考えられています。しかしこれまでKAMの計測には、高額な動作解析装置や広いスペースなどが必要なうえ、解析に時間を要するため、臨床現場への導入が難しいという課題がありました。
本製品は専用アプリケーションと加速度センサ1台を用いてAIによってKAMを推測するため、どこでも簡便に計測が可能です。そのため、日々の診療において臨床判断の支援や、リハビリテーションの即時的効果の検証など、さまざまな場面でご活用いただけます。また、歩行速度や立脚時間なども計測でき歩行の多角的な分析が実現できます。一般医療機器(クラスI)で、診療報酬の算定が可能です。

製品ページ:https://www.imujapan.com/imu-one
■社長コメント
このたび、弊社の「歩行解析計 iMU One」が「ME-BYO BRAND」に認定されたことを大変光栄に思います。本製品は、KAMを簡単に計測することで、変形性膝関節症の発症や膝痛の悪化等を防ぐことを目的に開発され、多くの方の健康維持に役立つことを目指してきました。今回の認定を励みに、今後も「誰もが高齢になっても自分の足で元気に歩ける社会」の実現に向けて取り組んでまいります。
■iMU株式会社
iMUは、慶應義塾大学医学部発のヘルスケア・スタートアップです。同学部整形外科バイオメカニクス研究室の研究成果を活かし、5mほど歩くだけで、簡易・迅速・安価に、膝への負担を可視化するヘルスケアデバイスの研究開発を行っております。膝の負担の見える化技術を活かし、変形性膝関節症の進行リスク予測や、リハビリ・日常生活における膝保存のためのアドバイスの提供を目指しています。
【会社概要】
◯本社所在地:東京都中央区日本橋室町二丁目4番3号日本橋室町野村ビル7階
◯代表者:代表取締役 名倉武雄
◯設立:2020年2月28日
◯ホームページ:https://www.imujapan.com
◯お問い合せ: info@imujapan.com
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