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公益財団法人CIESF
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【公益財団法人CIESF】カンボジアに質の高い教育を安定的・継続的に届けるため、先生たちを応援する寄付キャンペーンを開始

~発展途上国の学校の先生たちが、この先も継続して働くことができるように支援~

公益財団法人CIESF

開発途上国で教育支援を行う公益財団法人CIESF(日本事務局:東京都渋谷区、理事長:大久保秀夫、以下シーセフ)は、日本の皆様のご支援により、カンボジアで幼小中一貫校を運営しています。この一貫校でこれからも安定的・継続的に質の高い教育を子どもたちに届けるために、寄付月間にちなんで、12月1日~25日まで、「Giving Teachers~先生たちを応援し、カンボジアに質の高い教育を届けよう」キャンペーンを展開いたします。
先生を増やし、より充実した教育環境を整えたい

シーセフは、カンボジア教育省認可校「シーセフ リーダーズ アカデミー」(以下、CLA。2016年設立。2022年11月末日現在、教員数19名、児童数144名)での実践をとおして、「地球益を考える未来」をつくっていきたいと考えています。

CLAは、ご家庭の経済状況に関係なく入学できるインターナショナルスクールであることから、カンボジアで高い人気を誇っています。入学試験は毎年高倍率で、今年度は一次試験に64人(定員に対し3.2倍)の志願者があるなか、教員数が19人と少なく、1学年20人しか受け入れることができないのが現状です。より多くの子どもたちへ、よりよい学習環境を届けるためには、教員の増員と人件費の確保が課題となっています。

1学年20名の小さな学校ではありますが、現在は人件費だけでも年間5000万円が必要です。2025年に中学部の開設を予定しており、将来的には、12学年(幼稚部3学年、小学部6学年、中学部3学年)すべてに適切な人員配置を行うため、およそ2000万の人件費の増額が見込まれています。
 


CLAについて
CLAでは現在、幼稚部3学年、小学部4学年の合計7学年、144名が学んでいます。CLAはカンボジア教育省の認可校でもあり、インターナショナルスクールでもあります。インターナショナルスクールは、富裕層の子弟が入学する学校というイメージを持たれますが、CLAは違います。ご家庭の経済状況に関係なく、建学の精神と理念に賛同してくださったご家庭の子どもたちが、将来のカンボジアのリーダーを目指して入学する学校です。授業料は完全無償(一部教材費と教育費がかかります)で、教育を受けることができます。

 


CLAで働く先生方の声

さて、そのような新しいタイプの学校で、先生方はどのような思いで働いているのでしょうか。まずは、幼稚部責任者の市川泰子先生の声からお伝えします。
 


 東南アジアを旅行することが多く、アジアの子どもたちのために働きたいと思ったことがきっかけでCLAに入職した市川先生。幼稚部の先生たちが働きやすいように、全体の動きをまとめるのが市川先生の仕事です。

「何か決めるときには、先生たちの意見をよく聞いて進めていく」ことを心掛けているそうです。「カンボジアの人たちは、礼儀正しく、親切な人が多いため、職場も和やかな雰囲気」だと話しています。一方で、「優しい分、自己主張したり議論したりするのが苦手なところもあり、本当はどんなことを思っているのかを、話してもらえるように関係を作っていくことが大切」とも話しています。

 かつてJICA海外協力隊で活動していた小嶋さゆり先生(下の写真左)​は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、志半ばで協力隊の任務を終えました。教師経験を生かした仕事を探していた時にシーセフに出会い、2022年春に入職、現在は小学部の担任を持っています。小嶋先生は職場環境についてこう語ります。
 


「よりよい環境をつくっていこうという想いを持っている人が多いので、意見が反映されて、職場が変わっていく雰囲気もあります。」また、「子どもたちが、自分の知っている日本語を使って一生懸命話しかけてくれる中で、意思疎通ができたり、教えた日本語を使ったりする姿を見るとうれしくなる」そうです。一方で、市川先生同様、海外で働くのに避けて通れないのがコミュニケーションの問題だとも言っています。「カンボジアの先生は日本語が上手ですが、想定外のことが起こることもよくあります。その解決のために、私自身もクメール語を勉強しています。」と努力を欠かさない小嶋先生です。

 ここでご紹介できなかった他の多くの先生も、日々試行錯誤を重ねながら、CLAで「地球益を目指すリーダー」の育成に奮闘しています。ぜひ、寄付月間を機会に、カンボジアで頑張る「先生たち」を応援してみませんか?

 寄付月間で叶えたいこと

寄付月間を通し、教育によって世界の未来をつくることを希望している皆様と繋がりたいと考えています。そして、実際に寄付について考える機会となるよう、今月、新しいキャンペーンを展開します。この先も継続的に、安定的に学校を運営し、先生方に安心して働いていただくためには、皆様からのご支援が必要です。それがCLAで働く先生たちへの応援につながり、子どもたちに質の高い教育を届けることを保障することができるからです。
 



 ご支援の使い道
本キャンペーンで集まったご支援は、CLAの先生方の人件費として使われます。
「寄付が人件費?」とお思いでしょうか?新型コロナウイルスの勢いがいまだ衰えない中、「人」を介した途上国への支援は滞っています。様々な制約がある中、現地に足を運んで支援をしたいと考えている方も、それが叶わない状況にあると思います。また、世界情勢によって、どうしても緊急人道支援に注目が集まりがちで、途上国の教育に対する関心は忘れ去られたかのようです。

そんな中でも、現地の子どもたちと向き合い、未来のための教育実践を日々行う先生方に私たちができることは、安心して働くための基礎を整えるであると考えています。ご賛同いただける方は、ぜひとも本キャンペーンへのご支援をお願いいたします。

 
CLAでは、どんな教育をしているの?
最後に、CLAの教育の特徴について簡単にご紹介します。

(1)  日本語で学び、日本の精神を学ぶ
CLAでは、多くの科目を日本語で教えています。(カンボジアの義務教育卒業資格付与の要件として、カンボジアの国語であるクメール語、そして社会科は、クメール語での授業を行っています。)それは、良い部分がたくさんある日本式の教育をカンボジアに伝えたいという意味もありますし、日本語を通じて日本人のこころを学んでほしいという意味もあります。CLAで学んだ子どもたちが、将来カンボジアと日本のかけはしとなってくれることを期待しています。

(2)  個別最適化学習実現のためにICTを活用
CLAでは、小学部のすべての生徒に一人一台、タブレット端末を貸与しています。2022年からは

 

学習アプリ「すらら」を導入し、CLAの子どもたちが、いつでもどこでも基礎的な学習に取り組んでもらうことで、子どもたちの自主性を伸ばせるようになりました。日本でも叫ばれている、「個別最適化学習」の実現です。

 (3)  思考力を育てる、課題解決型学習
Society5.0の社会において、予測不可能な事態が起きたとき、強靭な思考力をもって乗り切ることが求められるのは、カンボジアの子どもたちも同様です。CLAでは、課題解決型学習(Project Based Learning、以下PBL)をカリキュラムの中に取り入れています。PBLとは、学年ごとに大きなテーマを設定し、そのテーマの中で、子どもたち一人一人が、特に関心のある事柄について深く学んでいく形の学習法です。PBLを通じて、自分の頭で考え、答えのない問いに向き合うことのできる力を身に着けてもらうためのカリキュラムです。

 

 【寄付月間キャンペーン「Giving Teachers~先生たちを応援し、カンボジアに質の高い教育を届けよう」】
実施期間 2022年12月1日~12月25日
実施方法 寄付決済システム「コングラント」のキャンペーン特設ページ https://congrant.com/project/ciesf/5691 にて実施

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公益財団法人CIESF

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URL
https://www.ciesf.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-9-8 日総第25ビル3階
電話番号
03-5774-0250
代表者名
大久保秀夫
上場
未上場
資本金
-
設立
2008年12月
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