大阪・中之島の国内最大規模の創造ネットワーク「クリエイティブアイランド中之島」が、秋のスペシャルプログラムを開催中
大阪の学術・文化施設が集積する、中之島エリアで開催|2025年 11月30日(日)まで
水都大阪を象徴する中之島は、美術館やコンサートホール、科学館、国際会議場などの文化施設、歴史的建造物と企業の高層ビル群、公園や水辺環境が共存する他に類を見ない都市の中州です。パリのシテ島、ベルリンのムゼウムス・インゼルのように世界に誇る国際的な文化資産に満ちています。
クリエイティブアイランド中之島は、大阪・中之島に関わる十数機関による国内最大規模の創造ネットワーク組織が、中之島エリア全体をユニークベニューとしての「創造的な実験島」に見立て、様々なクリエイティブコンテンツを開発・創出しています。
大阪・関西万博開催年である2025年は、中之島をテーマにしたオリジナル物語とAR回遊型プロジェクト、ロングテーブル、ナイトミュージアムやリバークルーズなどによって、クリエイティブアイランドの魅力と可能性を発信します。

●回遊型プロジェクト「ARでめぐる『中之島15の場所での物語』」を開催中【日英対応】

演劇作家、小説家、演劇カンパニー「チェルフィッチュ」主宰の岡田利規氏が、大阪·中之島を舞台に創作した『中之島15の場所での物語』を、アーティストやクリエイター、さらに公募参加者が制作したAR挿絵作品とともに、中之島をめぐりながら体験できます。過去から現在にいたる歴史文化や、未来的なSF感覚が交錯する15のオリジナルストーリーを、スマートフォンを通じて現実の風景に重ね合わせながら鑑賞し、リアルとバーチャルが交差する新たな物語体験をお楽しみください。
※本プロジェクトは日本語と英語の両言語に対応しています。
回遊型プロジェクト「ARでめぐる『中之島15の場所での物語』」
会期:9月27日(土)-11月30日(日)※開催中
会場:大阪市·中之島各所に設置のミーティングポイント(15箇所)
時間:各施設の開館時間に準ずる
鑑賞料:無料
作品制作:金氏徹平、菅野歩美、小林健太、contact Gonzo、MANTLE(伊阪柊+中村壮志)、STYLYクリエイター、公募参加のみなさま
XR総合演出/プラットフォーム提供:株式会社STYLY、吉田山 (floating alps)
主催:クリエイティブアイランド中之島実行委員会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
共催:中之島パビリオンフェスティバル2025 実行委員会
特別協力:株式会社STYLY
◾️作品イメージ ※公式Instagramアカウントで動画公開中

金氏徹平 Teppei Kaneuji
大阪市中央公会堂 |『OMMビル』

菅野歩美 Ayumi Kanno
大阪大学中之島センター|『旧緒方洪庵住宅(適塾)より』

小林健太 Kenta Cobayashi
大阪中之島美術館|『空き地』

contact Gonzo
国立国際美術館|『B4F』

MANTLE(伊阪柊+中村壮志)
MANTLE (Shu Isaka+Soshi Nakamura)
グランキューブ大阪|『プラザ。』
●ディスカッション&パーティ NAKANOSHIMA LONG TABLE vol.0
ー大阪をナカからおもしろく。「中之島宣言」を受けて創造的対話と交流ー

大阪にはキタとミナミだけではなく「ナカ」がある。
自然、歴史、文化、アート、科学、国際交流、ふたつの川に包まれた中之島という小さなエリアに、こんなにもゆたかな”学びの水源”が集まっている。
私たちはそこから湧き出る多様な知を交叉させることで、大阪の可能性と創造性をナカから広げていきたいと考えています。
水都大阪のシンボル中之島のど真ん中に現れたロングテーブルを囲んで、クリエイティブな人々が集い、知と知が出会って、また未知がはじまる。
大阪をナカからもっと面白くするために、文化拠点の中之島にアイデアと好奇心を持ち寄って、飲み物を片手に対話してみませんか?
ディスカッション&パーティ NAKANOSHIMA LONG TABLE vol.0
日時:11月8日(土) 13:30–17:00(13:00受付開始)
場所:大阪市中央公会堂前(屋外)※雨天の場合はアートエリアB1
参加者:クリエイティブな人々100名程度 事前エントリー制
参加費:無料(交流会はドリンク・軽食付き)※アルコール類はキャッシュオン予定
参加条件:ドレスコード(青系の衣服等)、アイデア持参、同伴者は3名まで
エントリー方法:専用フォームにご登録ください。
主催:クリエイティブアイランド中之島実行委員会、中之島パビリオンフェスティバル2025実行委員会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
共催:大阪大学21世紀懐徳堂
協力:アートエリアB1
後援:大阪市
企画メンバー:

杉本容子 Yoko Sugimoto
株式会社ワイキューブ・ラボ代表取締役、一般社団法人水辺ラボ 代表理事
杜の都仙台生まれ、白砂青松湘南育ち、水都大阪に生きる。水辺や公園などパブリックスペースを活かしたまちづくり、市民とともに考える構想・計画づくり、公民連携の仕組みづくりなどが得意。民間特別任用で大阪府都市魅力創造局の立ち上げも経験。水辺拠点「β本町橋」運営を開始。コンサルタント、事業者、お母さんなど、まちに関わる様々な立場を実践し、まちづくりの新しいアプローチにトライし続けている。

高村 治輝 Haruki Takamura
一般社団法人UMF 代表理事
一般社団法人UMFは2019年に設立し、『社会課題×エンターテイメント』をコンセプトにした非営利型のイベント制作団体。エンタメ的手法を通して社会課題解決やまちづくりに貢献しており、その取り組みの中の一つとして、日本の選挙をお祭りのように熱狂的、かつ楽しく参加できるものに変えて、投票体験をアップデートする #vote_forプロジェクト がある。


出口清史 Kiyofumi Deguchi
JR 西日本SC 開発株式会社 未来価値創造部 部長
JR西日本グループで百貨店バイヤーやショッピングセンター事業の経営戦略に従事。JR西日本グループのパーパス「私たちの志」の策定にも携わりデザイン思考でサステナビリティ経営の実現をめざす。大阪・関西万博期間中に世界中の人が集う街の拠点「EXPO酒場」や、西日本エリアの芸術祭と連携しアートで地域の魅力を再発見する「Nishi Nippon ARTrail」など複数の共創事業をプロデュース。

服部滋樹 Shigeki Hattori
graf代表、クリエイティブディレクター、デザイナー、京都芸術大学大学院 教授
暮らしにまつわるさまざまな要素をものづくりから考え実践するクリエイティブユニットgraf。1993年から活動を始め、異業種が集まる環境と特性を生かした新たな活動領域を開拓している。リサーチからコンセプトワーク、デザイン、設計、プログラムへとソフトからハードまで持続可能な形態を生み出す。grafでは代表を務める他クリエイティブディレクターやコンセプターとしてデザインやディレクションを行う。あらゆるデザイン領域の視点から社会を翻訳するようなアウトプットを行っている。

木ノ下智恵子 Chieko Kinoshita
大阪大学21世紀懐徳堂准教授、クリエイティブアイランド中之島実行委員会事務局長
1996年~2005年神戸アートビレッジセンター美術プロデューサー。2005年度以降、大阪大学CSCD等を経て現職。社学共創を主題にしたプロジェクト「アートエリアB1」、「クリエイティブアイランド中之島」、「中之島パビリオンフェスティバル」などに従事。芸術文化条例策定や文化政策にも寄与する。
ロングテーブル・ゲート設計:

ドットアーキテクツ dot architects
建築家ユニット
2004年に設立。大阪・北加賀屋にて、「もうひとつの社会を実践するための協働スタジオ」コーポ北加賀屋を拠点に活動。設計、施工のプロセスにおいて専門家・非専門家に関わらず様々な人との協働を実践している。設計だけに留まらず、現場施工、リサーチプロジェクト、アートプロジェクトなど様々な企画にもかかわる。現在のメンバーは家成俊勝、赤代武志、土井亘、池田藍、宮地敬子、勝部涼亮、小林明日香、倉橋風人の8名。
フードコーディネート:

堀田裕介 Yusuke Hotta
料理開拓人
1977年生まれ。「食べることは生きること、生きることは暮らすこと」をモットーに 都市と地域の架け橋として、生産者と生活者を繋ぐ料理開拓人。「grow rice project」を立ち上げ、本格的に国産米の普及に取り組みながら、フードプロデューサーとして全国の生産者さんと様々なプロジェクトを協業中。
●在阪FMラジオ局「FM COCOLO」の人気DJスペシャルクルーズを開催
11/15[SAT] DJ LIVE CRUISE!
Radio Cruise Nakanoshima – A Journey through History, Architecture, and Art –

A special river cruise features live performances by popular DJs from the Osaka radio station FM COCOLO. Centered on Nakanoshima, the symbol of Aqua Metropolis Osaka, the program invites passengers to enjoy stories of its centuries-old history and culture, distinguished architecture, and acclaimed museums, all presented in the style of a radio show with music.
*The program is fully accessible to English speakers.
Information
Date & Time: Saturday, November 15, 2025, 11:00–12:00 (Check-in: 10:45 AM – 11:00 AM)
Departure: Dojima Beach Pier
Fee: ¥5,000 (tax included) . Limited to 25 seats.
Guide: Chris (FM COCOLO DJ)
Organizers: Creative Island Nakanoshima Executive Committee; Japan Arts Council; Agency for Cultural Affairs, Government of Japan
Co-organizer: Organizing Committee of Nakanoshima Pavilion Festival 2025
Cooperation: Osaka Aqua Bus Ltd. ; FM COCOLO

Chris(DJ, FM COCOLO)
A native of New York (USA), Chris has lived and worked in Japan since coming at age 22. Besides being a DJ at FM COCOLO, he works in various situations as a voice-over narrator, event emcee and producer and translator. Although he listens to all types of music, he is well-versed in jazz, classical, pops and rock (especially progressive rock).
【ご案内】音声ガイド(英語・日本語)による中之島クルーズ
中之島をぐるりと一周できるオリジナルクルーズ。歴史・建築・アートにまつわるエピソードを、特別セレクトの音楽とあわせて紹介します。大阪観光のショートトリップとしてもおすすめ。詳細はお問い合わせください。日本語版(DJ:野村雅夫氏)/英語版(DJ:クリス氏)。
※11/1(土)「RADIO CRUISE 中之島 -歴史・建築・アートをめぐる小旅行-」DJ出演:野村雅夫(FM COCOLO DJ / 翻訳家)は、定員に達したため受付を終了いたしました。
●中之島の文化施設や機関等が連携する「エクスチェンジプログラム」で申込受付中
11/2[日] エクスチェンジプログラム vol.2 大阪中之島美術館 × 大阪市立科学館 × graf

大阪中之島美術館で開催中の「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」でのギャラリーツアーとともに、同時代の日本の意匠デザインに関する大阪市立科学館所蔵の貴重な書籍を展示するgraf porchで、100年前から息づくアール・デコの魅力と建築や工業製品等への影響について異なる視点を持つ三者が語り合います。
日時:11月2日(日)16:00-19:00(受付15:30-16:00)
会場:大阪中之島美術館、graf porch
定員:40名(先着順・要事前申込)
料金:2,300円(税込、「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」チケットおよび特製中之島ブックレット付)
登壇者:平井直子(大阪中之島美術館 主任学芸員)
嘉数次人(大阪市立科学館 主任学芸員)
服部滋樹(graf代表取締役社長)
主催:クリエイティブアイランド中之島実行委員会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁、大阪中之島美術館、大阪市立科学館、graf
共催:中之島パビリオンフェスティバル2025 実行委員会
登壇者プロフィール:

平井直子(ひらい・なおこ)
イタリア政府給費奨学生として、ミラノ工科大学建築史学科に留学。川崎市市民ミュージアム学芸員を経て、現在大阪中之島美術館学芸員。企画展に「平行人生 新宮晋+レンゾ・ピアノ」展、「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」展などがある。文学博士(大阪大学)。

嘉数次人(かず・つぐと)
大阪教育大学大学院教育学研究科修了。1990年より大阪市立科学館。現在、主任学芸員。専門は近世日本を中心とした科学史と科学普及。著書に『天文学者たちの江戸時代』(ちくま文庫)、『木村蒹葭堂 -なにわ知の巨人』(共著、思文閣出版)など。
11/15[土] エクスチェンジプログラムvol.3
こども本の森 中之島 × graf × エスパス ルイ・ヴィトン大阪

アーティストが手がける絵本や書籍には作品とは異なる楽しみがあります。エスパス ルイ・ヴィトン大阪で現在展覧会開催中の草間彌生氏も、詩や小説などの文章表現もしています。本イベントでは、こども本の森 中之島が所蔵する草間氏の絵本やgrafと草間氏のコラボレーション家具を紹介しつつ、アーティストと本と表現の世界について、ご自身も作品制作と執筆活動をされる小林エリカ氏をゲストに迎え、本の森クリエイティブ・ディレクターの幅允孝氏と対話を繰り広げます。
日時:11月15日(土)18:00-20:00(17:45受付開始)
会場:こども本の森 中之島
定員:60名(先着順・要事前申込)
料金:1,500円(税込、特製中之島ブックレット付)
登壇者:幅允孝(ブックディレクター、こども本の森 中之島 クリエイティブ・ディレクター)
小林エリカ(作家、マンガ家、アーティスト)
※同イベントご参加の皆様を対象に、翌日11/16(日)午前中、エスパス ルイ・ヴィトン大阪にて開催中の草間彌生「INFINITY- SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」展の特別貸切鑑賞会を行います。参加ご希望の方はあわせてお申し込みください(①10:00~②11:00~の2回開催・各回30名様限定・参加費無料)
主催:クリエイティブアイランド中之島実行委員会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁、こども本の森 中之島、graf
共催:中之島パビリオンフェスティバル2025 実行委員会
協力:エスパス ルイ・ヴィトン大阪
登壇者プロフィール:

幅允孝(はば・よしたか)
有限会社BACH 代表。ブックディレクター
⼈と本の距離を縮めるため、公共図書館や病院、学校、ホテルなど様々な場所でライブラリーを制作。選書だけではなく、サイン計画や家具計画なども領域とし、本を⼿に取りたくなる環境づくりとモチベーションの誘発について探求している。「こども本の森 中之島」ではクリエイティブ・ディレクションを担当。他の代表的な仕事として、「早稲⽥⼤学 国際⽂学館(村上春樹ライブラリー)」での選書・配架や、「神奈川県⽴図書館」再整備監修など。近年は本をリソースにした企画・編集・展覧会のキュレーションなどを⼿掛け、仕事は多岐にわたる。京都「鈍考/喫茶 芳」主宰。

小林エリカ(こばやし・えりか)
作家、マンガ家、アーティスト
目に見えないもの、時間や歴史、家族や記憶、声や痕跡を手がかりに、入念なリサーチに基づく史実とフィクションを織り交ぜた作品を制作する。小説『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋)で第78回毎日出版文化賞(文学・芸術部門)受賞。コミック『光の子ども』1~3(リトルモア)、訳書にインドのタラブックスのサンギータ・ヨギ『わたしは なれる』(green seed books)など。最新刊は『おこさま人生相談室』(柏書房)。国内外でテキストと呼応するようなインスタレーションも手掛け、個展「Yの一生」(2025年、Yutaka Kikutake Gallery、東京)、グループ展「ニュー・ユートピア──わたしたちがつくる新しい生態系」(2025年、弘前れんが倉庫美術館、青森)他、第13回ベルリン・ビエンナーレにも参加している。
エスパス ルイ・ヴィトン大阪
2026年1月12日(月・祝)まで草間彌生「INFINITY-SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」を開催中。
〒542-0085
大阪市中央区心斎橋筋2-8-16
ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5F
開館時間: 12:00~20:00
休館日はルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋に準じます
<お問い合わせ>
クリエイティブアイランド中之島実行委員会 事務局
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