空気中の水分から飲料水を作り出す製水器に、貯めた水を浄水できる外部水浄水機能を追加

コンセントに繋げるだけで水を作り出す製水器に、災害時に雨水などの外部水を浄水する機能を追加しました。

グリーンコアテック

 グリーンコアテック合同会社(本社:京都市上京区)は、空気中の水分から結露により水を生成しフィルターと除菌により安全でおいしい飲み水を作り出す製水器 Belle Water BW-1500W に、災害時に雨水や風呂の残り湯などの貯めた水を取り込んで浄水する機能を追加しました。これにより30分程で6リッターの飲料水を確保でき、ポータブルバッテリーなどの電力でも動作させることが可能です。通常時は宅配水や浄水器の代わりとして利用し、災害時は飲料水確保用にフェーズフリーな使い方も可能になりました。

■外部水浄水機能

 この機能は、災害などによるの断水時の飲料水確保にも活用いただける非常時用の機能で、貯めた雨水やお風呂の残り湯などそのままでは飲めない水を取り込み、約30分で6リットルを飲用可能な状態まで浄水することができます(※1、2) 。結露による水の生成よりも消費電力が少ない(約10W)ため、ポータブルバッテリーでも駆動させられます。普段は空気中の水分から飲料水を作り出す製水器として使用し、万一のときは外部水から飲料水を作り出す浄水器として利用できるフェーズフリーな幅広い使い方ができるようになりました。

※1:この機能を使った後は下部タンク洗浄とフィルターの交換が必要です。

※2:水道に接続することはできません。

■BW-1500Wの主な特長

  • どこでも結露により水を生成可能

  • 貯めた水を取り込み浄水する外部水浄水機能(追加機能)

  • 結露により水を生成するので必要なものは電気のみ

  • 屋内環境で一日当たり5~15リットルの水を生成可能(温度・湿度による1日の製水量参照)

  • コンセントを差すだけで面倒な設置工事などは不要(水道への接続は不要)

  • 水道水質検査51項目とミネラルウォーター47項目の両方の水質検査基準をクリア

■製品写真 

■ 水生成のプロセス

  1. 空気中の微粒子などを高性能空気フィルターで除去

  2. 空気を冷却機で冷やした結露フィンにあてて結露を発生(氷水グラスに水滴が付くのと同じ原理)

  3. 生成された水を4つの高性能水フィルター(ROフィルター※3含む)を通過させて微粒子を除去

  4. 4つ目の水フィルターでミネラル分を追加しミネラルウォーターに近い味に調整(※4)

  5. 第2タンクには紫外線殺菌灯が搭載されていて常に除菌

※3:ROフィルターはウイルスの1/1000以下の粒子しか通過できない為に細菌もウイルスも除去可能
※4:3つ目のフィルターを通過した後の水はほぼ純水に近いので無味無臭になります

■水の試験結果
 本機器に該当する法令で定められた水質検査はありませんが当社では自主的に検査を行っております。

  • 京都にある(一財)京都微生物研究所で試験を実施

  • 水道水質検査51項目全て基準クリア

  • ミネラルウォーター水質検査47項目全て基準クリア

上記結果の一部抜粋が以下表になり、また以下のリンクを確認頂くと全ての結果が確認頂けます。
 https://greencoretech.com/wp-content/themes/greencoretech/assets/pdf/examination.pdf

■宅配水との3年間総費用比較

  • 本製品代と電気代やフィルターなどの消耗品費用を含めても3年間で5万円以上節約(※5)

  • 電気代は一か月で約2千円

※5:宅配水を毎月48ℓ利用時の比較で、宅配水の毎月の費用や電気代により結果は異なります。

■周囲環境による製水量

  • 気温が25℃、湿度90%で一日当たり15リットルの水生成が可能(※6)

  • 気温が10℃以下または湿度25%以下で水生成動作を自動停止させる機能搭載

※6:周囲の温度湿度により水の生成量は異なります。

■主な用途

1.通常の宅配水や浄水器の代わり

2.災害時、断水時の飲料水確保用

3.水道がない、水の配達が困難な場所

4.船舶内

5.オフィス、学校、病院などでの飲み水が必要な場所

■太陽光発電システムと相性の良い空気製水器

 太陽光発電システムを備えたゼロエネルギーハウスZEH)の普及が進んでいます。太陽光発電システムでライフラインの大部分を確保できるものの、水の確保は課題として残ります。この空気製水器を使うと、災害時でも自前の電気により1家族分(※7)程度の飲料水を継続して生成することが可能になり、課題だったライフラインの飲料水を確保できるようになります。

もし家に発電システムがなくても、近年はAC100V電源機能を搭載したEVやハイブリッドカーが普及しており、災害時に電源確保がし易くなっています。また、ポータブルバッテリーを使用して今回追加された外部水浄水機能で飲料水を確保することもできます。

※7:大人2人(2.5ℓ×2=5ℓ)、子供2人(1.5ℓ×2=3ℓ)の8ℓを想定

■ 仕様

  • 型式:BW-1500W

  • 電源電圧:AC100V(50/60Hz)

  • 総消費電力:430W

  • 製水時消費電力:400W

  • 動作温度:15~40℃(10℃以下は動作停止)

  • 動作湿度:35~95%(25%以下は動作停止)

  • 製水能力:15ℓ/日(25℃90%) (温度湿度による1日の製水量グラフ参照)

  • 熱湯/冷水機能:無し(常温水)

  • タンク容量:合計8ℓ(第1タンク:2ℓ、第2タンク:6ℓ)

  • 操作:タッチパネル

  • 外形寸法:W450×D440×H560mm

  • 冷媒:R134a

  • その他機能:外部水浄水機能(6ℓ浄水毎に自動停止)

  • 付属品:水フィルター:4本、エアフィルター:1本、活性炭フィルター:1個、外部水取込キット:1式、取扱説明書:1部

  • 別売オプション:BW-WFS2(水フィルター2年分セット)、BW-AFC2(空気フィルター、活性炭フィルター2年分セット)


 ■価格と販売店
 販 売 元  : エディオン、ヨドバシカメラなどの家電量販店とモノタロウ、アスクル、Amazonなど有名ECサイトで販売中
 型     番  :BW-1500W
 標準価格:209,000円(税抜価格190,000円)

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会社概要

グリーンコアテック合同会社

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URL
https://greencoretech.com
業種
製造業
本社所在地
京都府京都市上京区宮垣町91-102
電話番号
075-600-2795
代表者名
松山
上場
未上場
資本金
900万円
設立
2020年08月