船の自動運転技術開発スタートアップ 株式会社エイトノット、広島県「“サキガケ”プロジェクト実証実験実施業務」への採択が決定。広島県で自律航行EV船を用いて、水上タクシー用途向け先行技術実装を実施。

2025年の無人航行小型船舶の社会実装に向けて、規制等の事業障壁や新たなルールメイクにチャレンジする事業を支援する 広島県「“サキガケ”プロジェクト実証実験実施業務」へ採択されました。今秋、広島港(広島県広島市)周辺海域において、自律航行小型EV船を用いた水上タクシー向け先行技術実装を行います。将来の無人航行実現のための先駆けとして、多様で魅力的なコンテンツを有する瀬戸内海エリアを繋ぎ、自由に行き来が可能な新しい水上交通インフラの構築を目指します。

 


■背景

エイトノットはロボティクスとAIの専門家集団として、小型船向け自律航行技術開発を中心に「海のDX」と「船舶のロボット化」を推進し、社会課題の解決を目指しています。

<船舶関連事業が直面している3つの課題>
  1. 安全性:技術導入の遅れによって、ヒューマンエラーによる事故が発生している。実際に船舶事故の72%は人的要因によって起こっている。
  2. 人材不足:就業者数は過去30年で50%減少、現在も46%以上が50歳以上と、深刻な担い手不足となっており、我が国の海運、漁業をはじめとする船舶関連事業が衰退の危機に瀕している。
  3. 収益性:労災発生件数が全産業の平均と比較すると約6倍。「危険・きつい」労働環境にもかかわらず、多くの事業者は十分な報酬を稼得ることができずに厳しい経営環境下にある。
当社は自律航行技術の社会実装を通じて、船舶乗組員のサポートや省力化、安全性の向上、コストの最適化を実現し、水上輸送をより身近なものにしていきたいと考えております。

■取り組み
令和2~3年度に実証実験を実施した「D-EGGS PROJECT」では、広島県の完全離島である大崎上島町にて、島民のニーズ調査を元にした物流領域のユースケース検証を実施しました。その「D-EGGS PROJECT」のうち、社会実装に向けた規制等の事業障壁や新たなルールメイクにチャレンジするものを対象とする“サキガケ”プロジェクトでは、自律航行船の運航に係る規制緩和に向けた取り組みのほか、利用者のニーズ深堀りと社会実装に向けた環境調査も行い、瀬戸内海広域をカバーするサービスとなるよう開発を進めて参ります。

■“サキガケ”プロジェクトとは

 


コロナ禍で顕在化した社会課題を解決するアイデアの実現に向けて,令和2~3年度に実証実験を実施した「D-EGGS PROJECT」(30件)のうち,社会実装を進めるにあたり,障壁となる規制緩和やルールメイクといった課題があることから,今年度は,次に該当する5件の事業を支援します。 

【対象事業】
  • 事業主体のスタートアップ企業等が,広島県内での継続活動を希望し,県内企業,市町及び教育機関等との協業関係を構築することが期待できるもの
  • 新たな市場を開拓するビジネスの事業性の立証が必要なもの
  • 社会実装に向けた規制等の事業障壁や新たなルールメイクにチャレンジするもの

【“サキガケ”プロジェクト公式サイト】
https://hiroshima-sandbox.jp/sakigake/

【今後のスケジュール】
令和4年4月~     実証計画の策定,協業パートナーとの調整,一部先行実証
令和4年7月      実証キックオフ
~令和5年2月     実証実施
令和5年3月下旬  記者発表(東京都内)
~ 実証成果,規制緩和やルールメイクへの具体的な提案

■エイトノット概要
会社名:株式会社エイトノット
英表記:Eight Knot Inc.
設立:2021年3月8日
役員:代表取締役CEO 木村裕人、取締役CTO 横山智彰
本社所在地:大阪市堺市堺区北波止町10
東京オフィス:東京都墨田区横川1-16-3 センターオブガレージ
事業内容:小型船向け自律航行技術の開発、オンデマンド型水上輸送システムの開発
ウェブサイト:https://8kt.jp
Twitter:@8ktjp
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