グリーフケア研究所所長・島薗進氏によるオンライン私塾、第3回の詳細が決定!

死にゆく人と愛の関係を再構築する技術 第3回:喪失と 弔いと 魂のふるさと

スタイル株式会社

スタイル株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:竹田茂)は、グリーフケアについて学べる私塾の第3回目を2021年7月21日(水)に開催します。メインスピーカーはグリーフケア研究所所長の島薗進氏。ゲストスピーカーは浄土宗光照院の住職で臨床仏教研究所研究員の吉水岳彦氏です。私塾は連続講座ですが、途中からでもご参加いただけます。

グリーフケア研究所所長・島薗進氏によるオンライン私塾、第3回の詳細が決定しました。

月1回開催している当塾のテーマは「死にゆく人と愛の関係を再構築する技術」。愛する対象を失ったときに人がどのようにその事象を受け入れていくのか、また過去どのような悲嘆へのアプローチが存在してきたのかを学んでいます。
単発のオンラインセミナーではく私塾として運営しているため参加者同士の交流が活発で、参加者が自由な発言をできる点がユニークなイベントです。

第1回では「文芸作品にみる悲嘆の表現」に着目。新美南吉や宮沢賢治、金子みすゞらの作品や童謡・歌謡曲の中に描かれた喪の表現に触れ、悲嘆表現や哀しみの感情の多様性を学びました。
第2回はゲストに世田谷事件の遺族である入江杏氏を招聘。「グリーフケアの集いと物語アート」にフィーチャーし、ナラティブなアプローチにより哀しみを響き合わせる手法を学ぶほか、人が集うことの力についても焦点を当てました。

そして第3回は浄土宗光照院の住職で、臨床仏教研究所研究員の吉水岳彦氏をお招きし、生活困窮者の共同墓「結の墓」を建立した経緯やその役割についてお話しいただきます。

イベントは7月21日(水)19時から。ZOOMミーティングを利用しオンラインで開催します。約2時間半のトークの後には交流会を実施予定。島薗氏や吉水氏、そした他の塾生と自由に意見交換をしていただけます。

メインスピーカー・島薗進氏より:魂のふるさとに帰るということ

弔いのとき、人はともに手を合わせ、追悼の言葉を唱える。亡くなった人に別れを告げるこの所作がなぜ、これほどに大切なのだろうか。財を失い、孤立し、住む家にもことかくような生活を余儀なくされた人たちも、仲間の弔いをとても大切にする。ともに魂のふるさとに帰るという感覚につながるものがあるのではないだろうか。

仏道を歩みながら、路上生活者の生活支援を行い、その弔いを大切にし、続けてきているひとさじの会の若手僧侶の方々は、人々の弔いへの意思に強い印象を受けている。そこにグリーフケアの重要な側面が示されているとともに、日本の文化の深層につながる何かも見てとることができるのではないだろうか。また、こうしたいのちの現場から、そこここに孤立化の苦難が露呈する現代社会で、グリーフケアが求められ、学ばれるゆえんも見えてくるのではないか。

メインスピーカープロフィール
島薗進(しまぞの・すすむ)
1948年東京都生まれ。東京大学文学部宗教学科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。上智大学グリーフケア研究所所長。おもな研究領域は、近代日本宗教史、宗教理論、死生学。『宗教学の名著30』(筑摩書房)、『宗教ってなんだろう?』(平凡社)、『ともに悲嘆を生きる』(朝日選書)、『日本仏教の社会倫理』(岩波書店)など著書多数。

ゲストスピーカープロフィール
吉水岳彦(よしみず・がくげん)
1978(昭和53)年12月、東京生まれ。大正大学人間学部仏教学科浄土学卒。論文「霊芝元照の浄土教」で博士号(仏教学)取得。2009年に若手僧侶と「社会慈業委員会 ひとさじの会」を発足。ホームレス状態にある人や身寄りのない人の葬送支縁、浅草山谷・上野地域における炊き出し夜回り、東日本大震災被災地支縁に取り組む。2016年からは病院のスピリチュアルケアワーカーとしても活動。現在、浄土宗光照院住職、臨床仏教研究所研究員、大正大学非常勤講師、淑徳大学兼任講師、上智大学グリーフケア人材養成講座非常勤講師、東京慈恵医科大学病院非常勤講師。著書に『お坊さんも学ぶ仏教学の基礎②』中国・日本編(共著・ティーマップ)、『お袖をつかんで』(てるふる)等。

※上記の「支縁」という言葉は、「既存のご縁を支え」、「新たなご縁を結び」、いつの日かわたしたちも「互いに支い合えるご縁」となることを意味する造語。

プログラム
19:00 島薗氏によるトーク
19:50 吉水氏によるトーク
20:30 休憩
20:40 ダイアログ
21:00 質疑応答
21:30 交流会
※プログラムの内容・順番・時間などは予告なく変更となる可能性がありますのでご了承ください。
 
実施概要
イベント名:【島薗進氏による私塾】死にゆく人と愛の関係を再構築する技術 第3回:喪失と 弔いと 魂のふるさと
開催日:2021年7月21日(水)19時~
会場名:Zoomを使ったオンラインイベントです。
申し込み方法:Peatixよりお申込みください。https://peatix.com/event/1926890
参加費:4500円

スタイル株式会社について
オウンドメディアマーケティングやウェブメディアのプロデュースを行っています。
事業コンセプト:http://style.co.jp/concept/
事業実績:http://style.co.jp/results/ 

会社概要
会社名:スタイル株式会社(Style Corporation)
所在地:東京都世田谷区奥沢
代表者:竹田茂
設立:2004年(平成16年)10月1日
URL:http://style.co.jp/concept/
事業内容:ウェブメディアの運営等

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ビジネスカテゴリ
葬儀福祉・介護・リハビリ
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会社概要

スタイル株式会社

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URL
http://style.co.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都世田谷区奥沢4-34-20
電話番号
03-5948-6911
代表者名
竹田茂
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2004年10月