Stripe、国内 B2B ビジネスからの多くの要望に応え、日本チームにより開発された銀行振込機能を統合ソリューションプラットフォームに新たに搭載
東京 ― インターネット向け経済インフラのプラットフォームを構築する Stripe は本日、日本で多くのご要望を頂いていた銀行振込機能の提供を開始したことを発表しました。これにより、スタートアップから大企業までのあらゆる規模の企業が、単一の Stripe API を介して国内の銀行振込を取り扱うことができるようになり、 単一のプラットフォームでお見積りから会計処理までの決済機能を含めた全てのビジネスプロセスを利用できるようになります。日本特有の決済方法であるコンビニ決済に続き、銀行振込機能も日本のチームによって開発されており、国内の B2B から B2C まで幅広い企業のニーズやご要望に合わせてカスタマイズされています。
コロナ禍の長期化により、日本のデジタル・トランスフォーメーション (DX) はさらに加速し、前例のない数の企業や人々がオンラインで取引を開始することになりました。日本の国内 B2B 市場の規模は、B2C 市場の 10 倍以上となる 335 兆円*1とされています。B2B 市場における取引は電子決済を介する割合が圧倒的に多く、銀行振込はビジネス取引の約 96%*2 を占めており、特に SaaS 企業に人気の決済手段です。日本の SaaS 市場は、2022 年時点ですでに約 1 兆円の規模となっており、2024年までに約 1.6 兆円に達すると予測*3されている、成長への期待が大きい市場です。銀行振込はクレジットカードよりも運用コストやチャージバックのリスクが低く、多くの企業は決済方法としてクレジットカードよりも銀行振込を利用する傾向にあります。
銀行振込は、B2B ビジネスを展開する SaaS やクラウドサービス企業から、セミナーや塾などのイベントや会合を開催する企業や協会まで、様々な事業体が利用しています。銀行振込は認知度が高く、わかりやすい運用と手数料がかからないことからよく利用されますが、入金の消込作業*4 に手間がかかることや、振込金額に過不足があった場合の対応や返金作業が大変なことなどが利用する企業を悩ませています。このような課題を解決すべく、Stripe がこの度開発した銀行振込機能には様々な特徴があります。
Stripe の銀行振込機能
Stripe は、決済から課金、請求書発行、収益管理ツールまでの全てを単一のプラットフォームに集約し、CRM や ERP などのサードパーティシステムと統合できる、総合型 SaaS ソリューションを提供しています。本機能が新たに追加されたことにより、Stripe が提供する既存ソリューション上で収益の拡大やプロセスの簡素化を図りながら、銀行振込を取り扱えるようになりました。
Stripe の統合ソリューションとのシームレスな連携
株式会社モリサワ システム開発部開発マイクロサービス課チーフの田中聡氏は次のように述べています。
「これまで別々のソリューションで実現していたカード決済と銀行振込決済が、Stripeサービスを利用することで統合することができました。APIの設計に一貫性があり、サポートも充実していて開発者にとって使いやすいサービスで、導入による開発効率化や社内業務の効率化を期待しています」
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ ビジネスデザイン本部 プラットホーム事業部 ゼネラルマネージャーの伊藤研吾氏は、次のように述べています。
「弊社のサービスには銀行振込対応が必須で、導入にあたり、APIが整理されておりドキュメントも充実しているという点で Stripe に決めました。開発環境と本番環境を簡単に切り替えて作業ができるため、エンジニアにも大変好評です。グローバル品質のセキュリティが担保されている点も非常に安心感がありました」
ストライプジャパン株式会社共同代表取締役のダニエル・へフェルナン氏は次のように述べています。
「先日発表したコンビニ決済とこの銀行振込は、日本の開発チームが国内の利用者のニーズを細かく拾って開発した Stripe らしいこだわりが詰まった機能です。ようやく提供することができ大変嬉しく思います。銀行振込機能を追加することにより、上流から下流まで決済に関わる全てのビジネスプロセスをワンストップでご利用いただけるようになりました」
ストライプジャパン株式会社共同代表取締役の荒濤大介氏は次のように述べています。
「国内ビジネスで多く利用されるコンビニ決済に加え銀行振込の両輪が揃ったことで、B2B から B2C までさらに幅広い業界をサポートすることができるようになりました。 Stripe が提供する既存ソリューションと一緒にご利用いただくことで、さらなる収益の拡大や業務の簡素化に繋げることができます」
*1:経済産業:電子商取引に関する市場調査(https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210730010/20210730010.html)
*2:Global Data
*3 : 総務省:我が国におけるICT関連市場動向(https://www.soumu.go.jp/main_content/000779590.pdf)
*4 : 売掛金や未収入金等の債権の請求額と、実際に支払われた入金額とを照合し債権を消す作業
参考リンク
・Stripe Billing:https://stripe.com/jp/billing
・Stripe Invoicing:https://stripe.com/jp/invoicing
・Quotes:https://stripe.com/docs/quotes
・Revenue Recognition:https://stripe.com/docs/revenue-recognition
・Stripe Tax:https://stripe.com/jp/tax
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Stripe について
Stripe は、企業向けの経済的インフラストラクチャを構築する会社です。スタートアップから世界的な大企業まで、数百万におよぶ企業が Stripe を導入して支払いを受け取り、収益を成長させ、新たなビジネス機会を加速させています。サンフランシスコとダブリンに本社を持つ Stripe は、インターネットの GDP を拡大させることを使命に掲げています。
詳しくは https://stripe.com/jp をご覧ください。
コロナ禍の長期化により、日本のデジタル・トランスフォーメーション (DX) はさらに加速し、前例のない数の企業や人々がオンラインで取引を開始することになりました。日本の国内 B2B 市場の規模は、B2C 市場の 10 倍以上となる 335 兆円*1とされています。B2B 市場における取引は電子決済を介する割合が圧倒的に多く、銀行振込はビジネス取引の約 96%*2 を占めており、特に SaaS 企業に人気の決済手段です。日本の SaaS 市場は、2022 年時点ですでに約 1 兆円の規模となっており、2024年までに約 1.6 兆円に達すると予測*3されている、成長への期待が大きい市場です。銀行振込はクレジットカードよりも運用コストやチャージバックのリスクが低く、多くの企業は決済方法としてクレジットカードよりも銀行振込を利用する傾向にあります。
銀行振込は、B2B ビジネスを展開する SaaS やクラウドサービス企業から、セミナーや塾などのイベントや会合を開催する企業や協会まで、様々な事業体が利用しています。銀行振込は認知度が高く、わかりやすい運用と手数料がかからないことからよく利用されますが、入金の消込作業*4 に手間がかかることや、振込金額に過不足があった場合の対応や返金作業が大変なことなどが利用する企業を悩ませています。このような課題を解決すべく、Stripe がこの度開発した銀行振込機能には様々な特徴があります。
Stripe の銀行振込機能
- 入金消込作業の自動化:購入者毎に割り当てられたバーチャル銀行口座(仮想口座)番号を活用することで、振込人を容易に特定し、自動的に入出金明細と未払い請求書を照合できます。これにより、手作業による入金消込作業にかかっていた時間や労力を大幅に軽減することができます。
- 顧客残高の活用で業務や会計の簡素化:顧客残高を利用することで、振込金額の過不足金を翌月支払いに自動繰越することができます。手作業によるエラーを減らし、顧客への返金プロセスを効率化します。
- 振込状況をダッシュボードや API 経由で確認・管理:統合された Stripe のダッシュボードや通知機能 (webhook) を利用して、購入者ごとの支払いステータスを管理し、運用効率を改善します。
- セキュリティ強化:バーチャル銀行口座番号でセキュリティを強化し、実際の口座情報を顧客に公開しなくても銀行振込の取り扱いができます。
- 低コストで利用可能:初期費用・月額費用は無料。決済手数料は 1.5%、返金手数料は ¥250(税別)。
Stripe は、決済から課金、請求書発行、収益管理ツールまでの全てを単一のプラットフォームに集約し、CRM や ERP などのサードパーティシステムと統合できる、総合型 SaaS ソリューションを提供しています。本機能が新たに追加されたことにより、Stripe が提供する既存ソリューション上で収益の拡大やプロセスの簡素化を図りながら、銀行振込を取り扱えるようになりました。
Stripe の統合ソリューションとのシームレスな連携
- Stripe Billing で定期収益を拡大:最適化されたサブスクリプション・ロジックと、都度課金や従量課金制のビジネスモデルのサポートにより、開発者のリソースを節約
- Stripe Invoicing で売上金の回収を加速:カスタマイズおよび自動化可能な請求書により、支払いを約 3 倍に加速
- Quotes で見積もりから現金化までのプロセスを簡素化:見積書をワンクリックで継続的支払いや単発の請求書に変換し、銀行振込で支払いをシームレスに完了できるようにすることで、取引ライフサイクル全体を一箇所で管理
- Revenue Recognition (収益認識) によるコンプライアンスに則った会計処理でミスを軽減:自動化されたレポートと使いやすいダッシュボードにより、すべての収益を正確に把握
- Stripe を利用した取引の税務処理を Stripe Tax で自動化:消費税の計算と徴収を 1 行のコードまたはワンクリックで完結
株式会社モリサワ システム開発部開発マイクロサービス課チーフの田中聡氏は次のように述べています。
「これまで別々のソリューションで実現していたカード決済と銀行振込決済が、Stripeサービスを利用することで統合することができました。APIの設計に一貫性があり、サポートも充実していて開発者にとって使いやすいサービスで、導入による開発効率化や社内業務の効率化を期待しています」
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ ビジネスデザイン本部 プラットホーム事業部 ゼネラルマネージャーの伊藤研吾氏は、次のように述べています。
「弊社のサービスには銀行振込対応が必須で、導入にあたり、APIが整理されておりドキュメントも充実しているという点で Stripe に決めました。開発環境と本番環境を簡単に切り替えて作業ができるため、エンジニアにも大変好評です。グローバル品質のセキュリティが担保されている点も非常に安心感がありました」
ストライプジャパン株式会社共同代表取締役のダニエル・へフェルナン氏は次のように述べています。
「先日発表したコンビニ決済とこの銀行振込は、日本の開発チームが国内の利用者のニーズを細かく拾って開発した Stripe らしいこだわりが詰まった機能です。ようやく提供することができ大変嬉しく思います。銀行振込機能を追加することにより、上流から下流まで決済に関わる全てのビジネスプロセスをワンストップでご利用いただけるようになりました」
ストライプジャパン株式会社共同代表取締役の荒濤大介氏は次のように述べています。
「国内ビジネスで多く利用されるコンビニ決済に加え銀行振込の両輪が揃ったことで、B2B から B2C までさらに幅広い業界をサポートすることができるようになりました。 Stripe が提供する既存ソリューションと一緒にご利用いただくことで、さらなる収益の拡大や業務の簡素化に繋げることができます」
*1:経済産業:電子商取引に関する市場調査(https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210730010/20210730010.html)
*2:Global Data
*3 : 総務省:我が国におけるICT関連市場動向(https://www.soumu.go.jp/main_content/000779590.pdf)
*4 : 売掛金や未収入金等の債権の請求額と、実際に支払われた入金額とを照合し債権を消す作業
参考リンク
・Stripe Billing:https://stripe.com/jp/billing
・Stripe Invoicing:https://stripe.com/jp/invoicing
・Quotes:https://stripe.com/docs/quotes
・Revenue Recognition:https://stripe.com/docs/revenue-recognition
・Stripe Tax:https://stripe.com/jp/tax
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Stripe について
Stripe は、企業向けの経済的インフラストラクチャを構築する会社です。スタートアップから世界的な大企業まで、数百万におよぶ企業が Stripe を導入して支払いを受け取り、収益を成長させ、新たなビジネス機会を加速させています。サンフランシスコとダブリンに本社を持つ Stripe は、インターネットの GDP を拡大させることを使命に掲げています。
詳しくは https://stripe.com/jp をご覧ください。
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