會田瑞樹作曲 世俗歌集《北原白秋のまざあ・ぐうす》セレクションが音楽之友社より2026年5月に刊行決定。出版を記念した全曲演奏会を2026年5月3,4日、トーキョーコンサーツ・ラボにおいて開催。
打楽器奏者/作曲家會田瑞樹が送る不思議で美しくて、おかしくて、ばかばかしくて、おもしろくて、なさけなくて、おこりたくて、わらいたくて、うたいたくなる、50曲からなるまざあ・ぐうす歌曲集の誕生!
打楽器奏者/作曲家の會田瑞樹は、2023年より継続して、北原白秋のまざあ・ぐうすの作曲にあたってまいりました。120の詩からなる『北原白秋のまざあ・ぐうす』は大正10年に発行され、イギリスで古くから親しまれてきた「まざあ・ぐうす」を日本で初めて一冊の本として紹介した記念すべき作品です。北原白秋にとって童謡詩人としての第一歩を踏み出した記念碑的作品であるこれら全ての詩に、會田瑞樹は作曲を行い、2025年5月にその全曲を披露しました。その後、北原白秋の生家福岡県柳川をはじめ各所で演奏を行い、2026年5月に音楽之友社より、選りすぐりの50曲を歌曲集として出版する運びとなりました。
會田瑞樹、音楽の可能性を拡げ続ける情熱の人
會田瑞樹は2010年のデビュー以来、常に多角的に音楽を見つめ、行動に移してまいりました。打楽器、とりわけヴィブラフォンのためのレパートリーの拡大を求め多くの作曲家との協働を通し、300作品以上の初演を通し音楽の未来を見つめています。作曲家としても打楽器作品のみならず、管弦楽、室内楽、歌曲と多岐にわたる創作活動を展開。演奏家の視座を持った「見通しの良い音楽」(北爪道夫氏)と評されるなど、その活動範囲はとどまることなく、近年は教育の面においてもその大胆な発想を活かした行動的な指導に定評があります。先日開催されたSUPER DOMMUNEでの白熱のライヴは記憶に新しいところです。
會田瑞樹、2026年2月4日SUPER DOMMUNEでの白熱のライヴの模様(Youtube配信中)
これまでにない新しい、まざあ・ぐうす歌曲集の登場
ピアノと歌によるこの歌曲集は50作品を通奏するだけでなく、奏者の様々な工夫で物語を自由に構築することができます。さらには「独唱」だけでなく「斉唱」としても効果を発揮し、教育現場での活躍も期待されます。また、ピアニストの語りと歌による掛け合いを伴う楽曲もあり、その世界観は無限に広がります。ピアノパートは、初心者から上級者まで、様々な難易度の楽曲があるだけでなく、左手で伴奏できる歌曲もあり、様々な人たちが楽しめる音楽として創意工夫がなされています。楽譜内には豊富なイラストも掲載され、作品のイメージをさらに膨らませ、感性を豊かにする新たな歌曲集として期待されます。巻末には、歌詞カードも掲載され、北原白秋の瑞瑞しい初版の翻訳が、現代に鮮やかに蘇ります。

出版を記念しての全曲演奏会の開催
2026年5月3日(日)/4日(月/祝)(両日同内容による公演です)
會田瑞樹作曲 世俗歌集《北原白秋のまざあ・ぐうす》出版記念全曲演奏会
会場:Tokyo Concerts Lab.
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18
■電車
東京メトロ東西線「早稲田駅」下車徒歩6分(2・3b出口より穴八幡神社方面へ)
東京メトロ副都心線「西早稲田駅」下車徒歩10分(2番出口)
当日は完成したばかりの世俗歌集《北原白秋のまざあ・ぐうす》セレクションの販売も行います。


タイムスケジュール
13時30分開場
14時開演
第一幕(約100分)
休憩20分
第二幕(約90分)
終演予定 17時30分
出演
指揮:小川至
歌唱:渕田嗣代、磯地美樹、山科諒子、伊藤靖浩、根岸一郎、男澤友泰
ヴァイオリン:白井麻友 クラリネット:西村薫 コントラバス:近藤聖也
ピアノ:板谷潔、笹原絵美、和田なごみ
映像演出:秋山大知 香盤捲:佐原詩音
打楽器、作曲、音楽総監督:會田瑞樹
昨年の初演メンバーに加え、新たに歌唱には磯地美樹、山科諒子、男澤友泰の各氏、ピアノ演奏に笹原絵美、和田なごみの各氏を迎えるほか、前回はピアニストとして参加した小川至氏に全曲の指揮を担っていただき、作品全体の奥深い構造を照らします。120の詩の世界観は、大人も子供も楽しめる、深い驚きに満ちた三時間半となります。
チケット予約
チケット 3000円(全席自由)
・Pコード:320236
・興行コード:2605048
・販売用URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2605048
助成:公益財団法人森村豊明会
森村豊明会について
森村豊明会は、1914年(大正3年)に財団法人としての認可を受け、日本における民間助成財団の草分けとして設立・登記されました。しかし、その実際の活動は1901年(明治34年)まで遡ります。森村組の創立者である六代目森村市左衛門は、私人として積極的に社会貢献事業に携わっていましたが、ニューヨークで森村ブラザーズの基礎を築いた弟・豊と将来を嘱望された長男明六が1899年(明治32年)に相次いで他界したことから、慰霊と顕彰のために森村組の有志が応分の基金を拠出して1901年(明治34年)に社会貢献の団体を設立、二人の名前から一字ずつをとって森村豊明会と命名しました。
支援活動は翌年から行われ、女性に学問は不要と言われた時代に、一国の文明は、女子教育のレベルによってはかられるという市左衛門の信念から、日本女子大学教育学部とそれに付属する幼稚園と小学校の新設資金などの拠出を第1番目の寄付の対象としました。現在同大学付属の施設が、豊明幼稚園、豊明小学校と呼ばれているのはその名残です。
以来、1世紀あまりにわたり教育・医療・社会福祉など多方面への継続的な助成を行ってきましたが、2011年(平成23年)3月に公益認定を取得、同年4月1日に公益財団法人として新たなスタートを切りました。
このような歴史と伝統を持つ助成団体より、手厚い支援を受け、出版、公演の実現が可能となりました。ここに一同深く御礼申し上げます。
本公演が多くの方々の心に届くよう、出演者一同、ご来場のほど、心よりお待ちしております。
會田瑞樹プロフィール
1988年宮城県仙台市生まれ。幼少期よりヴァイオリンを照井勢子氏に師事。12 歳で打楽器に出会い、仙台フィルハーモニー管弦楽団打楽器奏者佐々木祥氏に師事。同時期に星律子、藤本隆文、有賀誠門の各氏に音楽の基礎を学んだ。宮城県仙台第二高等学校を経て、ソリスト育成を目的とした武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーソ学科打楽器専攻に入学し、開設以来初の卒業生となる。2014 年同大学院修了。6年に渡り吉原すみれ氏に師事したほか、高橋美智子氏の薫陶を受けた。さらに学外において神谷百子氏にマリンバを学び、打楽器独奏者としての基礎を学んだ。
2010年日本現代音楽協会主催「競楽IX」第二位入賞と同時にデビュー以降「初演魔」の異名をとる打楽器/ヴィブラフォン奏者。作曲家として2019年第10回JFC作曲賞入選、2021,2023年リトアニア聖クリストファー国際作曲コンクール特別賞を2度にわたり受賞。2022年2月には東京都「アートにエールを!」採択事業として初の自作自演個展を開催。2020年発売のアルバム「いつか聞いたうた ヴィブラフォンで奏でる日本の叙情」は年間最優秀ディスクとなる第59回レコードアカデミー賞受賞。ヴィブラフォン、現代作品の魅力を多彩に紹介した成果により令和2年度大阪文化祭奨励賞、令和3年度宮城県芸術選奨新人賞受賞。2024年、第21回イタリア国際打楽器コンクールヴィブラフォンC 部門において最高位を受賞。
2025年5月、全120作品からなる世俗歌集《北原白秋のまざあ・ぐうす》の作曲を完遂し初演。大きな反響を得、楽譜は国立国会図書館に永久保存されたほか、2026年5月には音楽之友社より歌曲選集「北原白秋のまざあ・ぐうすセレクション」として発売が決定。8月にはサントリーサマーフェスティバル2025に初登場。作曲家ジョルジュ・アペルギス氏立会いによる演奏は「會田瑞樹がクラベスで奏でる小刻みなビートは、まるで象の巨体の上を舞う蝶のよう」(石井達朗氏/朝日新聞夕刊掲載)と評されるなど、その身振りと音色に熱い支持を得た。
活発な音楽活動に加え、2023年より千代田区立九段小学校「九段planets」代表指導者を務め、こども音楽コンクールに二年連続参加。団員と編曲作業から作り上げる刺激的な音楽活動に注目が集まり、地域の招聘を受けての演奏活動を活発に行なうなど、演奏、創作、教育と多面的にその音楽性を発揮し続けている。

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