11/11江東区立有明小、有明西学園で地域の大人がキャリア教育授業を実施
開発のすすむ街で学校を核とした5年目のコミュニティづくり
11月11日(木)、認定NPO法人キーパーソン21(神奈川県川崎市、代表:朝山あつこ、以下キーパーソン21)は、教員、PTA、地域の大人とともに東京都江東区立有明小学校、江東区立有明西学園の6年生に向け主体性を引き出すキャリア教育授業を実施します。
キーパーソン21の対話型キャリア教育プログラムを活用したこのプロジェクトは、有明の子どもたちを地域で支えるコミュニティづくりを目指し、5年目となります。
キーパーソン21の対話型キャリア教育プログラムを活用したこのプロジェクトは、有明の子どもたちを地域で支えるコミュニティづくりを目指し、5年目となります。
1. 地域の大人によるキャリア教育授業のねらい
東京都江東区有明には、有明小学校、有明中学校、有明西学園の3つ公立学校があります。東京臨海副都心の一部で1980年代後半までは工業地帯でしたが、近年の東京ビッグサイトや有明テニスの森、有明アリーナや有明体操競技場の建設にともない、高層マンション建築ラッシュによりファミリー層が流入し、平均年齢40代前半、人口約1万人の新興住宅エリア地です。住人同士のコミュニケーションは少なく、人の繋がりは最小限。若い世代の親に共感を呼ぶ活動を求めて、キーパーソン21では対話型キャリア教育プログラムを使用し、地域の大人と子どもの繋がりを醸成しています。2017〜2020年の4年間で373名の有明小学校、有明西学園の6年生がキャリア教育プログラムを受け、99名の地域の方が授業サポーターとなっています。
2.概要 〜11/11有明小、有明西学園で〜
対象:①有明小学校6年の全生徒58名、②有明西学園6年生の全生徒102名
日時:2021年11月11日(木) ①9:35~11:25(有明小学校)②13:30~15:20 (有明西学園)
開催場所:
① 有明小学校(所在地:東京都江東区有明2−10−1)
② 有明西学園(所在地:東京都江東区有明1−7−13)
11月11日(木)キャリア教育プログラム実施
サポーターとなる地域の大人が学校に訪問し、大人との対話を通じて生徒自身が自分を掘り下げます。好きなものことを理由とともに伝え合います。生徒は、地域の大人とのゲーム形式のグループワークを通じて、自分の「わくわくすること」を見つけ出し、それが世の中の仕事とつながっていることに気づき、自主性を育みます。
※11月11日のキャリア教育プログラム実施に先立ち、準備プログラムとして下記の2つを実施済み
⑴ オンライン講演会(2021年10月3日)
オンライン講演会では保護者、地域の大人を対象に、キーパーソン21のキャリア教育に対する考え方、子どもの内発的動機を引き出すことの重要性、それを伴走する地域コミュニティの重要性などをレクチャー。また保護者、地域の大人同士の交流をつくる。
⑵ プログラムサポーター養成講座(2021年10月31日)
PTA、保護者、地域の大人を対象に、キャリア教育プログラムのサポーター養成講座を実施。子どもの内発的動機をどうやって引き出し、言語化するのかについて半日かけて伝え、実践した。
【資料】団体概要
名称:認定NPO法人キーパーソン21(特定非営利活動法人 キーパーソン21)
設立:2000年12月10日
本部:神奈川県川崎市中原区新丸子東2-907-25 ハイツ武蔵小杉704
代表理事:朝山あつこ
会員数:456(理事9名, 監事1名, 顧問2名, アドバイザー5名)
全国拠点:9(北海道、新潟、北関東、東京、川崎、湘南、静岡、沖縄、大阪兵庫)
パートナー団体:6(株式会社植松電機、株式会社感性労働研究所、株式会社クリップアカデミー、認定NPO法人くさつ未来プロジェクト、EGAHOUSE&COMPANY、社会福祉法人生活クラブ)
公式HP:https://www.keyperson21.org/
キーパーソン21ではあらゆる大人たちが次世代を育むために一緒になって本気で力を注ぐ社会を目指し、持続可能な地域づくりを行っています。私たちは親、教員、企業人三者を対象とした活動を行っています。
・親:親子の相互理解を深め、子どものやりたいを引き出すオンラインプログラム
・教員:先生が生徒のやりたいを引き出すプログラム
・企業人:上司と部下がお互いの意欲の源泉を見出だすプログラム
「夢!自分!発見プログラム」 経産省主催キャリア教育アワード経済産業大臣賞受賞
「夢!自分!発見!プログラム」は、2016年に、経済産業省主催「キャリア教育アワード経済産業大臣賞(中小企業部門)」を受賞した、子どもたちのやりたい!を引き出すキャリア教育プログラムです。これまで全国各地で20年間、53,266人(2021年3月31日までの延べ人数)の子どもに提供してきました。地域の様々な大人たちとの出会いの中で、子どもたちが将来の仕事や生き方を考え、本当に大切にしたいことに気づき、主体的に人生を選択して動き出す力を育みます。多数の学校で授業に導入されている教育効果の高いキーパーソン21オリジナルのプログラムです。
代表理事 朝山あつこ略歴
わくわくして動き出さずにいられない原動力「わくわくエンジン®」の発見提唱者。
長男の中学校の学校崩壊がきっかけで、大人も子どもも、自分を活かしていきいきと仕事をして生きていってほしいと願い、2000年にNPO設立。
「夢!自分!発見プロクラム」を開発し、学校、企業、行政、大学、PTAなどと連携し、“一人ひとりのわくわく”から主体的になるキャリア教育を北海道から沖縄まで全国に展開中。これまで、5万人を超える子どもたちにプログラムを提供してきている。
日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005」クリエイティブ部門受賞。
神奈川県の大学における男女共同参画推進プログラム検討委員や、
企業のCSR教育プログラムアドバイザー、その他、多数の企業や教員研修を務める。
2017年 経済産業省主催 キャリア教育アワード 中小企業部門最優秀賞を受賞。
2018年 内閣府、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の三省連携シンポジウムで基調講演。
2019年〜 相模原市総合計画審議会委員
著書:「ふつうの主婦が見つけたやる気のエンジンのかけ方」
以上
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