スイス発プロダイバーズウォッチブランド『DELMA(デルマ)』とオフィス麦野がパートナーシップ契約を締結 日本を含む極東市場へ本格上陸

この度、オフィス麦野はスイス発プロダイバーズウォッチ『DELMA(デルマ)』とパートナーシップ契約を締結し、デルマ・ジャパンとして日本を含む極東市場への本格上陸に取り組む事を発表致します。

オフィス麦野


デルマは1924年にスイスの高級時計ブランドの多くが集うレングナウにて創設し、”Time to Perform”のスローガンを元に未だ家族経営にて独立系を保っている数少ない時計ブランドの一つです。現在はニ代目のフレッド・ライボンドグット(Fred Leibundgut)と、三代目のアンドレアス・ライボンドグット(Andreas Leibundgut)が経営に携わっており、創業以来、高品質で洗練された時計を製造する家族経営の時計会社として、約100年に渡りその誇りを持って活動してきました。その歴史は絶え間ない革新の原動力となっています。
 
 デルマ・ジャパンではプロフェッショナル仕様のダイバーズウォッチに限定し、日本市場での展開を行います。4,000m防水の機能を備えたコレクション“ブルーシャークⅢ”をはじめ、500m防水かつシースルーバックの自動巻きをブランドの標準スペックとして、逆回転防止ベゼルを備えたコレクション“シェルスター”/“コモドール”/“サンティアゴ”、新作の“クアトロ”の他、スキンダイバー専用の“ケイマン”を展開します。また、世界で女性史上5人目となる100mの潜水(CWT)を成功させた女子フリーダイバー福田朋夏氏はデルマを着用しており、ブランドアンバサダーとして就任します。さらにデルマ・ジャパンは世界で初めて珊瑚の養殖を成功させた金城浩ニ氏が行っているサンゴ養殖活動プロジェクトに賛同し、収益の一部を寄付する事で日本における海洋保護活動を行います。
 
 オフィス麦野代表の麦野豪氏は、ブランドマーケティングを専門としており、特に日本を含むアジアでの高級時計流通市場に精通してします。これまで、さまざまな企業のブランド戦略を見直し、オンリーワンになるためのリポジショニングを行い、多くの高級ブランドの成功に大きな役割を果たしてきました。ファミリービジネスとしての独立性を貫き、約100年の歴史を持つデルマの経営理念に共感し、パートナーシップ契約に至りました。ブランド価値をさらに高めていくために、この提携により、オフィス麦野が長期的な視野でアジア地区におけるマーケティング戦略を策定、流通ネットワークを構築し、ブランド価値を維持・継続、発展をしていきます。
 
 この度のパートナー契約に際して、麦野代表は次のようにコメントしています。「 IT技術の急速な進歩によりめまぐるしい変化を続ける現代デジタル社会。複雑で多様化が求められる今日でも、数百年の歴史・伝統を紡いできた機械式時計の文化は途絶えることなく、ますますの勢いを見せています。そのなかで、スイスには寡占化が進む大手グループ資本に属さず、デルマのように綿々とファミリー経営を続けるブランドや独自路線を目指す新興ブランドがまだまだあります。我々は、それぞれのブランドと共にオンリーワンのポジショニング戦略を策定し、日本を含むアジアにおける時計市場の多様化と若い世代への時計文化の普及に役立てたいと考えています。」
 
 両パートナー間の契約は2022年11月29日にスイス大使公邸で行われた記者会見において駐日スイス大使アンドレアス・バウム閣下が見守るなか締結されました。
 
 駐日スイス大使アンドレアス・バウム閣下のコメント「スイスと日本に共通する価値観を表すセクターにおいては時計の他にはないかもしれません。伝統と革新、品質と精度、職人技、審美眼。オフィス麦野はそのスイスを代表する時計セクターにおいて数々のブランドを日本市場で成功させて来ました。大変感謝しています。今日この場でデルマが最高のパートナーと契約を締結し、日本本格上陸の瞬間に立ち会えたことを光栄に思っており、デルマの日本市場での成功を祈念します。」
 
 『DELMA(デルマ)』ブランド概要
 デルマは1924年にアルベルト・ジローメン(Albert Gilomen)とアドルフ・ ジローメン(Adolf Gilomen)により、時計産業の中心地であるスイス・ビール近郊のレングナウにて会社を設立しました。設立当初の『A.&A.Gilomen (A.アンドA.ジローメン)』という社名は1966年に『DELMA(デルマ)』と改名し、今日まで未だ家族経営にて独立を保っている数少ない時計ブランドの一つです。現在は二代目のフレッド・ライボンドグット(Fred Leibundgut)と、三代目のアンドレアス・ライボンドグット(Andreas Leibundgut)が経営に携わっています。
 
 デルマは創業以来、”Time to Perform”をスローガンの元、数多くのタイムピースを生み出してきました。特に初代ライボンドグットが『A.&A.Gilomen (A.アンドA.ジローメン)』を引き継ぎ、『DELMA(デルマ)』としてスタートを切った1966年からはダイバーズウォッチの開発を精力的に行います。1969年には初の防水機能を備えた“ペリスコープ”を、さらに1975年には自動巻き200m防水の機能を備えたプロフェッショナル・ダイバーズウォッチ “シェルスター”や“クアトロ”を発表します。そしてついに、2011年には3,000m防水の機能を備えた“ブルーシャークⅠ”、2016年に“ブルーシャークⅡ”、2019年には4,000m防水まで到達した“ブルーシャークⅢ”が発表されました。
 
 長い歴史を紡いできたデルマは海洋保護活動にも積極的に取り組んでいます。なかでも絶滅危惧種に指定されている世界で最も美しいサメとして知られるブルーシャーク(ヨシキリザメ)の保護活動に力を入れています。深海4,000mに生息するブルーシャークの生態系を多くの方に知ってもらう為、4,000mの防水機能を備えたコレクション“ブルーシャークⅢ”を開発し、その収益の一部をメガロドン・プロジェクトに寄付しています。
 
 そんなデルマのダイバーズウォッチは数多く海のプロフェッショナル達にさまざまな分野で愛用されています。デルマの公式アンバサダーであり愛用者でもある、世界的に有名な海洋冒険家ニック・モロニー氏(Nick Moloney)は 30年以上のキャリアを誇り、単独無寄港無補給世界一周レース「ヴァンデ・グローブ」や、ノンストップで世界一周の最短記録を狙う「ジュール・ベルヌ」を含む、世界中で最も大きなセーリング世界一周チャレンジに3度挑戦した人物です。また、世界最高峰のヨットイベントにて生涯で15の最速記録も達成しています。デルマでは彼の過酷な挑戦に共感し、困難なミッションを成功へ導くサポートをしています。
 
 さらにスウェーデン西海岸を拠点とする、数多くの受賞歴のある水中写真家 マグナス・ランドボルク氏(Magnus Lundborg)もデルマを愛用しており、公式パートナーとなっています。また、彼はメガロドン・プロジェクトの発起人でもあり、海洋保護活動家としても有名です。
 
 デルマ2019年に初のダイバーズウォッチ発売から50年周年を迎え、2022年に創業98周年を迎えました。創業100周年に向け、”Time to Perform”を信念の下、デルマの躍進は止まることを知りません。
 
 ブルーシャークⅢ コレクション(BLUE SHARKⅢ COLLECTION)
 デルマは海洋保護活動に積極的に取り組んでいます。特に、絶滅危惧種に指定されている世界で最も美しいサメとして知られるブルーシャーク(ヨシキリザメ)の保護活動に力を入れており、ブルーシャークコレクションは深海3,000m〜4,000mに生息するブルーシャークの生態系を多くの方に知ってもらう為に開発された時計です。


 初代のブルーシャークⅠは、3,000m防水機能を備えたスポーティで頑丈なデザインと革新的なデザインを特徴とし、機能性と強度も兼ね備えた先進的なダイバーズウォッチとして2011年に発表されました。ヘリウムエスケープバルブ、逆回転防止ベゼル、夜光数字とインデックスを備えた初代ブルーシャークⅠは、ダイバーズウォッチ界で信頼性の高い時計のひとつとなりました。2代目であるブルーシャークⅡは2016年に発表され、逆回転防止ベゼルのノッチ(刻み)部分を改良し、手袋をしたままでも操作できるようグリップ力を向上させました。その素晴らしい技術有するデルマの地位は、確固たるものになりました。そして2019年、ついに3代目となるブルーシャークⅢが発表されました。創業95周年とメゾンの初のダイバーズウォッチ発表から50周年を記念するこのコレクションは、4,000mメートルという神秘的な深さに到達できる超高耐久性機能を備えた傑作時計となっています。
 
 デルマ・ジャパンが展開するブルーシャークⅢコレクションは3つのエディションに分けられており、ノーマルの“ブルーシャークⅢ”、“ブルーシャークⅢアゾレス”、“ブルーシャークⅢブラック・エディション”とそれぞれ限定モデルとなっています。


ムーブメント:自動巻き機械式

ケース:径47mm、ステンレス・スティール・ケース、ブラックDLCステンレス・スティール・ケース
 厚18.50mm
 防水性:防水機能 4,000m
 裏蓋:ステンレス・スティール、ブラックDLCステンレス・スティール、ブルーシャークの刻印
 パワーリザーブ:38時間
 機能:ヘリウムエスケープバルブ
 ベゼル:ステンレス・スティールベゼルとブラックDLCベゼルの2種類、逆回転防止ベゼル
 リューズ:ねじ込み式リューズ、リューズガード付き
 ガラス:サファイア・クリスタル (反射防止加工)
 文字盤:ブルーシャークとブルーシャークブラックエディションはオレンジ/ブルー/ブラックダイアルの3種類、ブルーシャークアゾレスはグリーン/ブルー/ダイアルの2種類、アプライドインデックスに蓄光塗料付き、日付表示
 ストラップ:ブレスレット(純正)、ラバーストラップ(付属)
  

シェルスターコレクション(SHELL STAR COLLECTION)
 ブランド初となる防水機能を備えたコレクション、ペリスコープが発売された1969年から6年後、デルマは初のプロフェッショナル・ダイバーズウォッチとして、回転ベゼルを備えたシェルスターを1975年に発表しました。発表当時は50mの防水性能でしたが、技術の進歩により、特徴あるスポーティな外観はそのままに、1970年代には想像もできなかったような機能を備えた新しいシェルスターを2016年に生み出し、メゾンの現代的な傑作時計となりました。
 
 タフで強化されたリューズプロテクター、サテン仕上げのステンレススチールケース、ヘリウムエスケープバルブ、オレンジのルミナスインデックス、ねじ込み式リューズとシースルバックを備えたシェルスターは、長期間の防水・耐湿性を保証し、プロのダイバーのための完璧な仕上がりとなっています。
 
 全てのデルマ・ダイバーズウォッチコレクションの原型となる画期的なモデルであるシェルスターは、ノーマルタイプのシェルスターと、シェルスター・ブラックタグの2つのエディションを展開しています。シェルスターは3モデルあり、シェルスター・ブラックタグは500本限定となります。

ムーブメント:自動巻き機械式
 ケース:径44mm、シェルスターはステンレス・スティールケース、シェルター・ブラックタグはブラックDLCステンレス・スティールケース、厚13.80mm
 防水性:防水機能 500m
 裏蓋:シェルスターはステンレス・スティール、シェルター・ブラックタグはブラックDLCステンレス・スティール、シースルーバック
 パワーリザーブ:38時間
 機能:ヘリウムエスケープバルブ
 ベゼル:シェルスターはオレンジ/ブルー/ブラックのアノダイズドベゼル、シェルター・ブラックタグはオレンジ/ブラックのアノダイズドアルミベゼル、逆回転防止ベゼル
 リューズ:ねじ込み式リューズ、リューズガード付き
 ガラス:サファイア・クリスタル (反射防止加工)
 文字盤:シェルスターはブルー/ブラックダイアルの2種類、シェルター・ブラックタグはブラックダイアルの1種類、アプライドインデックスに蓄光塗料付き、日付表示
 ストラップ:ブレスレット、文字盤の色と同色のラバーストラップ
 
 ケイマン・ブロンズ コレクション(CAYMAN BRONZE COLLECTION)(999本限定)

ケイマンコレクションは、レクリエーション・ダイビングが世界的なブームとなった70年代に発表されたデルマのダイバーズウォッチです。精密なディテールとユニークな仕上げは自然の多様性と美しさにインスパイアされています。また、ウェットスーツを着用せずに深海を冒険するための強さと弾力性を備えた、革新的なスキンダイバーズウォッチとして知られています。
 
 1970年に発売された、デルマの初代スキンダイバーズと同様、ケイマンは従来のプロフェッショナルダイバーズウォッチよりも小さなケースを採用し、快適性とスタイルに重点を置いたエイジレスなスタイルとニュートラルな色調は、海辺のスポーツやレジャーに自然に溶け込みます。
 
 そんなケイマンコレクションのうちの1つ、ケイマン・ブロンズエディションは2022年に誕生した、耐磁性・耐腐食性に優れた金属の一つ、CUSN6グレードのブロンズを使用したモデルです。ブロンズケースは、風雨にさらされることで独特の光沢を放ち、あなただけの味を引き出します。ベゼル、リューズ、バックルにもCUSN6グレードのブロンズが使用されており、さらにスーパールミノバC3が塗布されたインデックスは、水中のマリンアクティビティやレジャーにおいて優れた視認性を提供します。
 
 また、手首にフィットするハイブリッドタイプのコーデュラ&ラバーストラップは、簡単に付け替えができるクイックリリーススプリングバーを装備しており、快適な着け心地を実現しています。
 
  

ムーブメント:自動巻き機械式
 ケース:径42mm、ブロンズケース、厚13.30mm
 防水性:防水機能 500m
 裏蓋:ステンレス・スティール、シースルーバック
 パワーリザーブ:38時間
 ベゼル:ブロンズ、逆回転防止ベゼル
 リューズ:ねじ込み式リューズ
 ガラス:サファイア・クリスタル (反射防止加工)
 文字盤:ブラック/グリーン/ブルー/ブラウンダイアルの4種類、アプライドインデックスに蓄光塗料付き、日付表示

ストラップ・付属品:文字盤の色と同色のコーデュラ&ラバーストラップ
 
 コモドールコレクション(COMMODORE COLLECTION)
 2017年に発売されたコレクション、コモドールはデルマの最もエレガントなダイバーズウォッチとして広く知られています。コレクション名のコモドール(Commodore)は、“海のキャプテン・提督”という意味を持っており、それに見合うクラシックな素材を組み合わせた美しいデザインで仕上げられています。500m防水の自動巻きかつシースルーバックとなっており、逆回転防止ベゼルを備えるコレクションで、フォーマルな場面のみならずレジャー用としても幅広く着用いただけます。コモドールコレクションは全5モデルが展開されています。
  

ムーブメント:自動巻き機械式
 ケース:径43mm、ステンレス・スティール・ケース/
 セラミックケース、厚13.50mm
 防水性:防水機能 500m
 裏蓋:ステンレス・スティール、シースルーバック
 パワーリザーブ:38時間
 ベゼル:アノダイズドアルミベゼル、逆回転防止ベゼル
 リューズ:ねじ込み式リューズ
 ガラス:サファイア・クリスタル (反射防止加工)
 文字盤:ステンレス・スティールブレスレットタイプのモデルは、ホワイト/ブラックの2種類の文字盤、PVD加工の施されたツートーン・シルバーイエローブレスレットタイプのモデルはホワイト/ブルー/ブラウンの3種類、アプライドインデックスに蓄光塗料付き、日付表示
 ストラップ:ステンレス・スティールブレスレット(2モデル)、ツートーン・シルバーイエローブレスレット(3モデル)
 
 サンティアゴ コレクション (SANTIAGO COLLECTION)
 2009年に発表されたサンティアゴコレクションは、デルマの幾多あるダイバーズウォッチの中で最も人気なコレクションの1つです。個性的なカラーや素材の組み合わせ、アラビア数字と幾何学的なインデックスの組み合わせは、クラシックなルックスで魅力的な仕上がりとなっています。さらに、フレーム付きの日付表示とカーボン織り模様の文字盤、蓄光塗料が塗布されたメタリック時針・分針と、先端が赤い秒針は視認性をより高めます。それぞれのモデルが自動巻き500m防水機能を搭載しており、リューズはねじ込み式というスペックを誇り、まさにプロフェッショナルと呼ぶに相応しいダイバーズウォッチです。サンティアゴコレクションは全11モデルが展開されています。

ムーブメント:自動巻き機械式
 ケース:径43mm、ステンレス・スティール・ケース/
 セラミックケース、厚13.50mm
 防水性:防水機能 500m
 裏蓋:ステンレス・スティール、シースルーバック
 パワーリザーブ:38時間
 ベゼル:アノダイズドアルミベゼル/ブラックセラミックベゼル(44501.560.6C034のみ)、逆回転防止ベゼル
 リューズ:ねじ込み式リューズ
 ガラス:サファイア・クリスタル (反射防止加工)
 文字盤:ホワイト/ブラック/ブルー/ブラウン/グリーンダイアル、アプライドインデックスに蓄光塗料付き、日付表示
 ストラップ:ステンレス・スティールブレスレット(5モデル)、ツートーン・シルバーイエローブレスレット(4モデル)、ブラックラバーストラップ(1モデル)


                                    オフィス麦野: 志野篤史 著

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業種
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本社所在地
東京都品川区上大崎2-2-6
電話番号
03-5422-8087
代表者名
麦野 豪
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年04月