若手の早期離職を防ぐ鍵「多様性受容力」世代間のギャップを、共感・モチベートに基づき解消。持続可能な組織を実現するマネジメント力強化プログラム
~ライフシフトの新管理職層向け研修、2024年3月1日より提供開始~
労働人口の減少や終身雇用の崩壊により、優秀な若手人材の早期離職の防止は企業の喫緊の課題です。80歳現役に向けてミドル・シニア層に特化したHR支援事業を手掛ける株式会社ライフシフト(本社:東京都港区、会長CEO:徳岡 晃一郎)は、管理職層のコミュニケーション力強化に向けた研修プログラム「モチベート力&共感力アップ研修」を2024年3月1日(金)より提供開始します。正式ローンチに先駆けて日産グループの株式会社日産フィナンシャルサービスに同プログラムを実施しました。
~世代間ギャップによって脅かされる、若手の離職問題~
厚生労働省の最新発表によると、新規大卒就職者の離職率が32.3%*に上昇し、今後もコロナ禍の収束に伴い増加が予想されます。さらに、働き方や仕事に対する価値観が近年多様化する中、採用・育成コストの損失や企業イメージ損失にも影響を及ぼすことから、企業の若手人材の確保・離職防止のニーズが高まっています。(*3年以内離職率。参考:厚生労働省2023年10月)
退職理由として、職場の人間関係を筆頭にキャリアや制度面の不安・不満なども長年上位になっていますが、特に近年では心理的安全性やハラスメントが注目されるなど、若手層と管理職層との世代間のコミュニケーションのギャップを解消することが重要になっています。また、再雇用やジョブ型雇用の浸透で、“年上部下”が増加する中、世代間の相互理解や各自のモチベーションに合わせたマネジメントが優秀な人材の定着化に求められています。
管理職層の「モチベート力」「共感力(多様性受容力)」を強化 新たなプログラムを提供
これまでライフシフト社は、ビジネス現場の知見とアカデミックな理論モデルの両方に基づい独自カリキュラムを日本唯一のミドル・シニア層の学び直しに特化したキャンパスや一般向けのキャリアデザイン研修・eラーニング事業で提供する他、法人研修プログラムを自動車・化学・損保といった製造・金融大手など各業界企業や行政機関に提供してきました。
この度、管理職層を対象に、様々な価値観・背景を持つメンバーが集まる組織においてモチベート力や共感力(多様性受容力)を強化する研修プログラムを提供開始しました。これまでの大企業管理職や経営者向けリーダーシップ・マネジメント研修、ライフ・キャリアデザイン研修で培った知見を活かしており、若手の早期離職防止を含む多様な人材が活躍するために必要な人的資本経営へのニーズにも対応したサービスとなります。
人的資本経営で重要が増す、一人一人と向き合い共感する力
~多様な人材が活躍できる組織へ~
「人的資本経営」への注目が高まり、2023年3月期決算からは対象企業に人的資本の情報開示が求められるようになりました。多様な人材の活躍や多様な働き方が実現される組織力が求められる中で、重視されているのが心理的安全性の確保。特に若手層と管理職層では、仕事への動機付けやコミュニケーションの仕方が異なるケースが多く、世代間のギャップが職場環境の心理的安全性の低下に繋がっています。「モチベート力&共感力アップ研修」では、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも、安心して発言できる状態を保つために、管理職層に対して従来の意思決定力やリーダーシップにとどまらず社員をモチベートする力や、一人一人と向き合い共感する力(多様性受容力)を強化するプログラムを提供します。
3つの特長「モチベート力&共感力アップ研修」
①具体的なアクションまで設計し、ピープルマネジメントを向上
意思決定力やリーダーシップといった「ジョブマネジメント」に対して、モチベートする力や共感する力である「ピープルマネジメント」に特化したプログラムです。
一般的にピープルマネジメントは、社員一人一人の価値観や考え方に合わせたマネジメントが求められ、数値で指標化することが困難なため、より難易度が高いスキルが求められますが、実施後からすぐ実践できるワークショップを研修に導入。管理職自らが具体的に設計するアクションを取り入れ、現場への速やかな導入・実用化に繋げます。
②類型化したスキル体系と、実践的なワークショップの組み合わせ
職場環境の心理的安全性向上や多様な人材活用に必要な「モチベート力、共感力、傾聴力、信頼構築力」など様々な要素・スキルを類型化。さらに、個人ワーク・ペアワーク・グループワークなどスキルごとに実践的なワークショップを組み合わせています。
③HR 専門家と共同開発・研修実施~事業部と人事部経験した専門家~
キャリアの長きにわたり、事業部と人事を経験したHR専門家が研修実施。ビジネス現場の知見とアカデミックな理論モデルの両方に基づいた独自カリキュラムです。
◆講師プロフィール
大隅 裕之 (Hiroyuki OSUMI)
株式会社ライフシフト Senior Vice President/チーフインストラクター/ライフシフト大学教授
1978年日産自動車入社。商品企画・マーケティングを約30年間経験した後、人事部門でキャリアコーチとして次世代経営リーダー候補の発掘・育成を担当。その後、人財開発インストラクターとして社内外向け各種研修(マネジメント、キャリア、コミュニケーション、コーチング、部下評価、ジェンダーダイバーシティ、メンタリング、ロジカルシンキング、ブランド等)の企画開発と講師を務める。2021年よりライフシフト社にて研修企画および講師を担当。
プロフェッショナルコーチ(GLLC認定)、キャリアコンサルタント(国家資格)
キャリアカウンセラー(GCDF-Japan)等の資格を保有
具体的なプログラム内容
1.イントロダクション
・研修の背景とねらい
2. マネジメント層に求められるもの
・役職ごとの役割と期待値/必要なスキル
3. メンバーのやる気を引き出すコミュニケーションができるように(モチベート力)
・メンバーのモチベーションを上げる/下げない
・メンバーをほめる(承認力)
4.お互いにリスペクトし、共感しあうチームづくりができるようになる(多様性受容力)
・異なる考え方や価値観を受容する (共感力)
・相手の話したいことに理解を示しながら最後まで聴く (傾聴力)
・お互いに信頼しあう (信頼関係構築力)
5. アクションプラン宣言
・明日から実践するアクションの設計
~日産グループにて研修を実施~
「モチベート力&共感力アップ研修」の提供開始に先駆けた2023年11月~12月に、日産グループの株式会社日産フィナンシャルサービスに同研修を実施しました。当日は、同社の全管理職に対して研修を実施。研修を受けた受講生から下記のコメント・感想をいただきました。
「モチベートや共感について本研修を受けてその意識が薄れていた事に気づくことができた」
「心理的安全性や共感力を高める方法が具体的で、その日から実践することができた」
「全般的に腹落ちする内容で、気づきに大変効果があると思った。行動変容に努めたい」
「一般的な良いことだけを伝える研修では無く、管理職経験の豊かな講師だったので非常に共感できました」
人事担当者からのコメント
◆株式会社日産フィナンシャルサービス 総務人事部 白尾 文也氏
“当社を取り巻く環境として、自動車・金融業界は100年に一度の変革期を迎え、DXを中心としたビジネスの変革、価値観の変化・多様化があります。このような様々な変化への対応が求められる中、当社としてはまずは企業の最も重要なリソースである「人」と、その人を有効に機能させる「組織」に関する課題に取り組むため、益々人財育成に力を入れていく必要があります。今回ライフシフト社様の本プログラムを導入したのもその施策の大きな一つです。
具体的には「一人ひとりがやりがいを感じ、新しい視点でアイデアを生み出しながら、失敗を恐れず 挑戦し、イノベーションを起こすことにより、お客様や従業員に新たな価値を創出し 続けていく組織」を目指し、そのためには多様な人や価値観を尊重し、 組織が一体となれるようにお互いを認め合い、受け入れること。その契機としての本プログラムの実施でした。
上記受講者のコメントを見てもその狙いはライフシフト社様のお陰もあり成果があったと考えます。またこれからの現場での実践(上司部下対話、組織における心理的安全性の推進等)が最も重要であり、それを会社としても更に推進していきたいと考えています。”
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ライフシフト社 会社概要
・社名:株式会社ライフシフト
・所在地:東京都港区高輪3-23-17 品川センタービルディング7階 703
・設立年月日:2017年6月19日
・代表者:会長 CEO 徳岡晃一郎、代表取締役社長COO 伊東理奈
・主な事業:企業研修/ミドルシニア層活躍に向けた組織・人事コンサルティング/社会人向け専門校ライフシフト大学運営
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