墨田区のブランド認証事業『すみだモダン2024』お披露目!
今年度の『すみだモダン2024』では延べ5社による5の活動が認証され、令和6年12月23日(月)に墨田区産業共創施設SUMIDA INNOVATION COREにて、発表会・認証式を開催いたしました。
認証式では、すみだ地域ブランド推進協議会理事長・水野 誠一氏から、受賞者代表の㈲芝崎合金鋳造所・芝崎氏へ認証楯が授与されました。ブランド認証を受けた活動を実践する事業者を、区は*「すみだモダンブルーパートナー」と認定し、今後共に区内産業・ものづくりブランドの向上を目指していきます。
*ロゴマークのカラーである「すみだモダンブルー」にちなんで呼称しています。
墨田区(区長:山本 亨)では、東京スカイツリー®の誘致決定をきっかけに、江戸から続く「ものづくりのまち」としての産業ブランド力を国内外にPRする目的で、「すみだ地域ブランド戦略」を2009年から開始しました。主な事業として区内の価値ある商品や飲食店メニューをブランド認証し、これまでPRを行ってきました。2021年9月からはその名称を「すみだモダン」としてリニューアルし、「商品そのもの」だけではなく、そのバックグラウンドにある事業者の「活動」にも光を当て、産業プロモーションを推進しています。
リニューアルした「すみだモダンブランド認証」では、事業者の「活動」及びそれに関連する「商品」を公募し、すみだモダンの理念との合致度を基準に、ブランド認証をしています。
■■すみだモダンについて■■
定義は「ものづくりを通して、未来のスタンダードを創造し、人々の幸せを育む活動」となります。
理念は以下の4つとし、これに合致する事業者の活動を「すみだモダン」と呼称します。
①未来への約束を果たす(持続可能性) ②知恵を集めて新しい価値を創る(共創性)
③粋な視点と遊び心を大切にする(独自性) ④様々な人の幸せなつながりを育む(多様性)
■■すみだモダン2024認証活動■■
【真鍮鋳物を扱うブランド「R Brass」の展開で砂型鋳造という技術を次世代に継承する活動】
有限会社芝崎合金鋳造所
概要:区内でも希少となった砂型鋳造の技術と製品の魅力を、真鍮鋳物を扱うブランド「R Brass(アールブラス)」を通じて伝える活動。砂型鋳物の製造工程で使用される砂や真鍮端材は再利用が可能であり、高い循環性も有している。すみだ水族館の飼育スタッフ協力のもと、TOTO株式会社と共同開発した “御守りのようなオブジェ「人鳥願具(ペンギンがんぐ)」” を開発するなど、砂型鋳物特有のテクスチャーを生かした製品開発にも取組み、その技術を継承している。
【墨田区の町工場から提供された多種多様な素材を使ってこどもの主体的な遊び場「あそび大学」を展開する活動】
特定非営利活動法人あそび研究会
概要:区内の町工場から提供されるさまざまな素材を用いて、こどもが自由に遊べる環境を展開する「あそび大学」。多様な製造業が集積する墨田区の特性を活かした取り組みであり、自主性や創造力、そして地域への愛情を育むことをめざしている。NPO法人、大学、デザイナーが連携して生まれたこのプロジェクトには2021年のスタート以来、延べ4000名以上のこどもたちが参加。2024年には「キッズデザイン賞最優秀賞(内閣総理大臣賞)」を受賞している。
【実験用ガラス製品メーカーによる耐熱硝子素材の特性を活かした日用品を開発する活動】
有限会社竹内製作所
概要:理化学実験用等で使用されている耐熱硝子でフラスコや試験管等を製造してきた竹内製作所が、耐熱硝子素材の魅力と可能性を、自社開発の日用品を通じて伝える活動。ガラス本来の美しさを有し、修理可能な特性を持ったガラスペンなどの日用品を自社ブランド「clarto(クラルト)」で展開している。耐熱硝子の加工を手作業で行う同社の技術は、全国的にも希少性が高い。書店等と協働した商品開発にも取り組むほか、区内事業者とも連携し、すみだの地場産業であるガラス産業の魅力を広く伝えている。
【既存製品を自社の技術を通して見立て直し新たな価値を創造する活動】
株式会社石井精工
概要:古いものや使い捨てされていた物事を、自社の技術を通して新しい価値へと見立て直すブランド「MITATE(みたて)」。その第一弾は“割り箸”に着目している。ゴム金型の設計・製造技術を生かした金属の嵌め合いにより、割り箸を割るときのパキッとした感覚を再現。ユーモアも感じられる使い捨てしない割り箸を実現した。MITATEプロジェクトは他の区内事業者とも連携し、高い製造技術を応用した新たな価値を提案し続ける。
【廃棄物から新たなゴム素材を開発しゴムの未来性と独自技術をSample Bookで伝える活動】
東商ゴム工業株式会社
概要: ゴムローラーを製造する際、毎月約500㎏発生する研磨粉という産業廃棄物。東商ゴム工業はこの廃棄物を、独自の再生ゴム素材として開発することに成功し、引き続き開発を進めている。さらに、自由に手軽に成形できるオリジナル素材の開発など、ゴム素材の未来を開拓していくパイオニア的存在である。創業60年における自社技術とゴム素材の魅力・可能性を伝えるためにデザイン性の高いSample Bookを製作。本社にラボカフェという交流拠点を開設するなど「ゴムのコンサルタント」として、業界の未来へと貢献している。
■■すみだモダン2024認証審査員8名(すみだ地域ブランド推進協議会理事/外部招聘審査員)■■
■■すみだモダン2023-2024ブランド認証POP UP■■
すみだモダン認証商品の購入ができます!
日程:2025年1月16日(木)~2月19日(水)
時間:11:00~20:00
会場:GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA丸の内店
(東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE丸の内3階)
アクセス:丸ノ内線「東京駅」より地下道直結、JR「東京駅」
丸の内南口より徒歩約1分、都営三田線「大手町駅」より
徒歩約4分
■■すみだモダン ブランド認証展2024■■
「すみだモダン2024」に認証された活動・商品をお披露目します!
日程:2025年3月1日(土)~3月31日(月)
時間:12:00~19:00
(※定休日等、最新の営業情報はコトモノミチ公式Instagramをご確認ください)
https://www.instagram.com/coto.mono.michi/
会場:コトモノミチat TOKYO
(東京都墨田区業平4-7-1 1階)
アクセス:東京メトロ 東京メトロ半蔵門線
「押上(スカイツリー前)駅」B1出口より徒歩2分
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