ゼロボードがDNX Venturesより資金調達を実施し、調達総額3億円に到達

CO2可視化クラウドサービスの開発・採用強化でCO2データインフラを目指す

株式会社ゼロボード

CO2排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を開発・提供する株式会社ゼロボード(本社:東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「当社」)は、プレシリーズAラウンドにおいて、DNX Venturesを引受先とする第三者割当増資による資金調達を行い、累積調達額3億円に到達したことをお知らせいたします。


■資金調達の背景と目的

当社は本年9月22日、CO2排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」事業のMBOを実施し、新会社としてサービス運用を開始いたしました。
脱炭素へ向けた動きはグローバルに加速しており、特に上場企業においては、財務諸表と並び気候関連財務情報(CO2排出量とその削減目標等)の開示が求められるようになっています。


そのような背景の中、企業や自治体からのCO2排出量算出に関する当社へのご相談は増加の一途を辿り、現在、上場企業を中心とした約80社に「zeroboard」の無料トライアル版をお使いいただいております。
徐々に整備が進むCO2排出量算出のルールや業界ごとの商慣習への対応、他ビジネスツールとの連携など、顧客への提供価値を上げるための開発加速が急務と考え今回の調達にいたりました。

■今後の展望
今回の資金調達により、「zeroboard」の開発加速と顧客支援体制の強化を行い、急拡大しているCO2排出量算出・可視化サービス市場において、早期にデファクトスタンダードとしての地位を確立することを目指します。
具体的には、エンジニアの採用に加え、2022年1月予定の製品版リリースに向け、カスタマーサクセスやアカウントマネージャ、海外顧客対応責任者等のポジションの採用を強化してまいります。

■引受先のコメント
DNX Ventures 倉林陽氏
ここ数年で急激に注目を集め始めたサステナビリティ・アカウンティングという新たな分野におけるSaaSサービスを手がけるにあたり、日本一のFounder Market Fitと熱意を持つ渡慶次氏、そしてゼロボードの皆さんとご一緒できることを大変嬉しく思います。今回、カーブアウトの企画段階からご支援させて頂きましたが、これからの企業活動の重要な部分である開示業務を担う会社を作り上げていくに相応しいチームとして、最大限の自信を持って参画いたしました。多くの企業にとって新しい取り組みとなるサステナビリティ・アカウンティングの業界スタンダードを創出していく立場として、今後の躍進に大いに期待しております。
URL:https://www.dnx.vc/jp

■当社のコメント
株式会社ゼロボード 代表取締役 渡慶次 道隆(とけいじ みちたか)
DNX Venturesに、当社の「zeroboard」の開発・提供意義にご賛同いただき、大変嬉しく思っております。急拡大するサステナビリティ・アカウンティングの市場を開拓していく上で、B2B・SaaS領域に深い知見を有するグローバルなベンチャーキャピタルであるDNX Venturesに伴走いただけることを、大変心強く感じております。「zeroboard」が脱炭素経営インフラのデファクトスタンダートとなり、ユーザ企業の企業価値向上と、気候変動という社会課題の解決の一助となれるよう、社員一同邁進してまいります。

■採用について
当社では、脱炭素に向けたサービス構築を一緒に進めていくメンバーを募集しています。ビジネス、エンジニア、コーポレートなど募集ポジションは多岐にわたります。私たちのビジネスやプロダクト、チームにご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
採用ページ:https://zeroboard.jp/recruit
採用に関するお問い合せ先:recruit@zeroboard.jp


■zeroboardについて
企業活動によって排出されたCO2量を算出し、国際基準であるGHGプロトコル(*1)におけるScope 1~3(*2)が可視化できるクラウドサービスです。

 

 

 
  • 膨大なデータ処理を必要とするサプライチェーン排出量や商品ごとのCO2排出量の算出
  • 視認性の高いダッシュボードによるCO2排出量の削減管理やコスト対効果のシミュレーション機能
  • TCFD等の国際的な開示形式に加え、国内の既存環境法令の報告形式にも対応したアウトプット
  • 専門的な知識を必要としないユーザーフレンドリーな操作性
  • 企業規模に応じた月額料金での提供

*1:Greenhouse Gas(温室効果ガス)の排出量の算定と報告の国際基準
*2:事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲の区分(Scope1:自社の事業活動における直接的なCO2排出、Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出、Scope3:上記以外の事業活動に関わるサプライチェーンのCO2排出)


■会社概要
名称:株式会社ゼロボード(英語表記:Zeroboard Inc.)
所在地:東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA 棟 22階 SPROUND
代表者:代表取締役 渡慶次 道隆
設立:2021年8月
事業内容:CO2排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供/電力・環境価値に関するコンサルティング/ブランディング・キャンペーン支援
ホームページ:https://zeroboard.jp


導入に関するお問合せ先:info@zeroboard.jp
報道やご取材についてのお問合せ先:pr@zeroboard.jp

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会社概要

株式会社ゼロボード

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URL
https://zeroboard.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産東京三田サウスタワー 10階
電話番号
-
代表者名
渡慶次道隆
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年08月