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岡谷市
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養蚕から製糸、織物まで“オール岡谷産”の風呂敷が完成「岡谷シルク」風呂敷を“ふろしきの日”に歌舞伎俳優 市川笑野さんに贈呈

岡谷市

 

 

風呂敷を手に取る今井竜五市長(左)と市川笑野さん(右)風呂敷を手に取る今井竜五市長(左)と市川笑野さん(右)

 

 

長野県岡谷市が進めている岡谷シルク推進事業のシルク製品開発の第一弾として、「岡谷シルク」風呂敷が誕生しました。三沢区民農園の養蚕農家、片倉仁さんが育てた繭を㈱宮坂製糸所(代表取締役:髙橋耕一さん)で製糸し、岡谷絹工房(代表:小山町子さん)で手織りした “オール岡谷産”のシルクの風呂敷です。

 

 

 

製作に携わった岡谷市地域おこし協力隊佐々木千玲(左)、岡谷絹工房 小山町子代表(中央)、㈱宮坂製糸所 髙橋耕一代表取締役(右)製作に携わった岡谷市地域おこし協力隊佐々木千玲(左)、岡谷絹工房 小山町子代表(中央)、㈱宮坂製糸所 髙橋耕一代表取締役(右)


岡谷市は明治から大正、昭和にかけて製糸業で栄え、輸出生糸生産量で世界一を誇ったシルクのまち。その歴史と文化を象徴するシルク製品の開発を目指し、昨年立ち上がった「岡谷シルクブランド協議会」のメンバーで製品開発のワーキンググループを結成。地域おこし協力隊の佐々木千玲さんが、岡谷の製糸業を支えた工女さんに注目し風呂敷という製品コンセプトとデザイン案を作り、地域の素材と技術を結集してプロトタイプを完成させました。

 

 


サイズは約90cm、70cm、45cmの3パターンで、それぞれ冬の諏訪湖と八ヶ岳、夏の諏訪湖と緑の山並み、初夏のツツジとアジサイといった岡谷の自然をイメージした色とデザインになっています。完成を記念して、2月23日「ふろしきの日」に、プロトタイプのお披露目と岡谷市観光大使で歌舞伎俳優の市川笑野さん、市川右田六さんに今井竜五市長よりオンラインで贈呈が行われました。

 


現在、国産生糸のシェアはわずか0.2%(令和3年農林水産省調べ)。岡谷でも30年前に養蚕が途絶えていましたが、約15年前から復活の準備をし、ここ2~3年で繭生産の環境が整ってきました。また、製糸工場は国内に4か所のみで、宮坂製糸所は手作業で糸取りをする最後の1軒です。「岡谷シルクブランド協議会」の髙林千幸会長は、「養蚕、製糸、織物まで同一市内でできるのは日本国内でほぼ岡谷のみ。その強みを生かして、諏訪式繰糸機で糸繰りした世界でオンリーワンの生糸を使い、岡谷ならではのストーリーを込めたシルク製品を目指しています。


風呂敷は日本の伝統文化であり、世界がSDG‘sに取り組む中、サスティナブルなアイテムとしても注目されています。すべての世代、男女問わずに使えるところも魅力ですが、まずは風呂敷が身近にある歌舞伎俳優の市川さんに使っていただきたかった。」と語っています。

 


市川笑野さんは、「岡谷のシルクの歴史を過去の遺産にするのではなく、現代に生きる産業となってほしいと願ってきました。その第一歩である風呂敷は色合いが綺麗で、織りも素晴らしく、シルクの糸が持つ力強さに感銘を受けました。お蚕さまが命をかけて作った尊さを感じながら大切に使いたいです。」とコメントされました。

今井竜五市長は「『シルク岡谷』『糸都岡谷』と呼ばれた歴史と文化を大切に守る岡谷が、今あらためてシルクを活かした取り組みに挑んでいます。風呂敷は“人との縁を結ぶ”、“幸せを結ぶ”と言われる縁起が良いもの。岡谷の思いが込められた風呂敷を使って、さらなる岡谷のPRにつなげていただきたいです。」と語りました。

「岡谷シルク」風呂敷は今回の試作品を経て、今後、販売を目指していく予定です。

市川笑野 オフィシャルウェブサイト
https://www.ichikawa-emino.com/

「岡谷シルク」公式ブランドサイト
https://okayasilk.jp/


【お問い合わせ】
岡谷市ブランド推進室(岡谷蚕糸博物館内) ブランド推進担当
TEL: 0266-23-3489(8:30~17:15)水曜休館日   Mail:brand@city.okaya.lg.jp

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
長野県岡谷市幸町 8-1
電話番号
0266-23-4811
代表者名
今井 竜五
上場
-
資本金
-
設立
1936年04月
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