世界中の人々が安心して薬を飲める社会へ。ウィズレイが株式投資型クラウドファンディングを活用し全国からの資金調達に挑戦!

株式会社ウィズレイ

株式会社ウィズレイ(本社:岡山県岡山市)は、薬剤師向け調剤支援装置「コナミル」の販売拡大および新たな事業領域への展開に向け、個人が10万円からベンチャー・スタートアップ企業に投資ができる株式投資型クラウドファンディングサービス「イークラウド」を通じて全国からの資金調達を開始しました。(詳細:https://ecrowd.co.jp/projects/49

募集概要

・事業概要:薬剤師向け調剤支援装置の研究開発及び販売

・募集予定期間:2025年3月5日~2025年3月18日

・目標募集額:1,000万円(上限募集額:3,500万円)

・詳細:https://ecrowd.co.jp/projects/49

また、3月3日(月)、3月6日(木)、3月10日(月)にはウィズレイの事業についてお伝えするオンライン事業説明会を開催します。ぜひこの機会に参加をご検討ください。

なぜやるのか
薬局で深刻化する「調剤事故のリスク」

全国の調剤薬局の数は、コンビニエンスストアよりも多い約6万軒にのぼり、医薬品はより手軽に入手できるようになりました。薬局が“国民の健康を支える身近な拠点”として期待される一方で、薬剤師の業務は多岐にわたっています。


具体的には、処方箋どおりの調剤だけでなく、服薬指導や疑義照会(処方箋に疑問点があれば医師に確認)、健康相談などがあり、その業務量が急速に増加しています。

見た目では判別不能。散薬鑑査の難しさ

現在、調剤現場で危機感が高まっているのが医薬品の取り違えです。特に、粉薬(散薬)や錠剤を粉砕したものは、見た目だけで何の薬かを見分けることはほぼ不可能で、薬剤師にとって最も最終チェック(鑑査)が難しいものです。


多くの薬局では、粉薬の鑑査において調剤記録や処方箋との照合、複数人での確認など人的なチェックを行っています。しかし、薬剤師の業務が増える中で限られた人員でのチェックには限界があります。

このような医薬品誤認のリスクを減らすため、ウィズレイが開発しているのが近赤外分光法とデータベースを組み合わせた一包化散薬鑑査装置「コナミル」シリーズです。

「コナミル」シリーズ商品概要

コナミルは調剤され一包化された散薬や錠剤粉砕品を開封することなく識別できるのが特徴で、薬剤の特定にかかる時間はわずか約4秒です。近赤外線を照射し、その反射光から得られる波形(スペクトル)データをデータベースに登録された薬剤データと照合することで、一包化された散薬が処方箋どおりの内容になっているか確認するものです。


今後の事業展開について

ウィズレイは調剤過誤による事故ゼロを目標に、「コナミル」シリーズを軸とした事業展開で国内市場の基盤を確立したうえで、偽造医薬品が蔓延するグローバル市場への進出を目指す考えです。


まずは国内調剤薬局市場での「コナミル」シリーズ普及に注力。中期的にはコナミルで用いる医薬品の識別技術を発展・応用し、国内外で偽造医薬品流通防止事業へと事業領域を拡大していく計画です。

受賞歴

・経済産業省「J-Startup WEST」選定

・日経新聞「第4回 スタ☆アトピッチJapan」ファイナリスト

・「岡山イノベーションコンテスト2019」ビジネス部門・スタートアップの部 大賞

・第1回「岡山テックプラングランプリ」中国銀行賞・日本ユニシス賞

・光産業創成大学院大学「Photonics Challenge 2021」最優秀チャレンジ賞

・第47回「岡山市文化奨励賞(学術部門)」受賞

ウィズレイ代表取締役・森山 圭よりメッセージ

この度、ウィズレイは、株式投資型クラウドファンディングに挑戦することになりました。 

私たちが開発した「コナミル」は、薬剤師の長年の課題であった散薬鑑査の不安と負担を解消する、全く新しいソリューションです。光技術で薬袋を開けることなく、わずか数秒で薬剤を識別。調剤過誤のリスクを減らし、薬剤師がより患者さんとのコミュニケーションに時間を使えるようになります。

私自身、大学で薬学を教える中で、多くの薬剤師の卵たちが高い志を持って医療の道に進む一方で、調剤現場の厳しさ、特に人手不足や過重労働といった課題に直面していることを知りました。「研究室で培った技術で現場の課題を解決したい。そして、薬剤師がもっと笑顔で患者さんに寄り添える、そんな医療現場を作りたい」。その想いが、ウィズレイ創業の原点です。

「コナミル」は、実際に薬局で導入いただき、現場の薬剤師さんから「安心して調剤できるようになった」「患者さんと話す時間が増えた」といった嬉しい声を頂いています。しかし、私たちの挑戦はまだ始まったばかりです。 今回のクラウドファンディングは、この「コナミル」を全国の薬局へ、そして偽造医薬品が蔓延する海外へと、より広く、より早く届けるための、新たな一歩です。 

「光の技術で医療事故をゼロにする」。そして「誰もが安心して薬を飲める社会をつくる」。 この私たちのビジョンに共感し、共に未来を創ってくださる皆さまからの温かいご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

オンライン事業説明会

ウィズレイの市場やサービスについてよりよく知っていただくことを目的として、オンライン事業説明会を開催します。イベント登録時に頂いた参加者からのご質問にも回答しますので、ぜひこの機会に参加をご検討ください。

配信はZoomウェビナーにて行います(参加者のお顔・名前は映りません)。

◆3月3日(月)20:00~21:00

【タイトル】

「コナミルは世界の医療をどう変える?ウィズレイ事業説明会」

【登壇者】

・株式会社ウィズレイ 代表取締役 森山 圭

参加申し込みはこちら

◆3月6日(木)20:00~21:00

【タイトル】

「現役薬剤師が語る!調剤現場の課題とコナミル導入の価値」

【登壇者】

・株式会社ウィズレイ 代表取締役 森山 圭

・株式会社ウィズレイ 取締役 亀井 健人

参加申し込みはこちら

◆3月10日(月)20:00~21:00

岡山から世界へ! 技術で未来を切り拓く、大学発ベンチャー2社の挑戦とは。独自の導電性インク技術で未来を拓くC-INK代表 金原氏と、光技術で医療の安全を守るウィズレイ代表 森山氏。株式投資型クラウドファンディングを通じて新たな挑戦を続ける二人が、それぞれの熱い想いを語ります。

【登壇者】

株式会社C-INK 代表取締役CEO・CTO 金原 正幸

・株式会社ウィズレイ 代表取締役 森山 圭

・イークラウド株式会社 代表取締役 波多江 直彦(司会進行)

※1:本イベントではチャット等での双方向のやりとりはできませんので、あらかじめご了承ください。

※2:本イベントは両社の事業説明を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

参加申し込みはこちら

※10万円から株主になれる「株式投資型クラウドファンディング」とは

「株式投資型クラウドファンディング」は、非上場企業が株式等の発行により、インターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集められる仕組みで、2015年の金融商品取引法改正に伴って可能となった資金調達手段です。

これまで個人が非上場のスタートアップに投資できる機会は極めて限定的でしたが、「株式投資型クラウドファンディング」を活用することで、スタートアップ投資のハードルが低減されました。

会社概要

会社名:株式会社ウィズレイ

本社:岡山県岡山市北区本町6-36 第一セントラルビル4F

代表取締役:森山 圭

HP:https://wizray.jp/

株式会社ウィズレイはJ-Startup WEST選定企業です。


本件問い合わせ先

株式会社ウィズレイ 広報担当

Email:moriyama@wizray.jp

すべての画像


ビジネスカテゴリ
医薬・製薬医療・病院
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ウィズレイ

2フォロワー

RSS
URL
https://wizray.jp/
業種
製造業
本社所在地
岡山県岡山市北区本町6-36 第一セントラルビル4F
電話番号
-
代表者名
森山 圭
上場
未上場
資本金
530万円
設立
2019年07月