カタール・アビエーション・サービス、業界をリードする環境マネジメントシステムに参画
地上支援業務を提供する事業者を対象とした「IATA 環境評価プログラム」に参画する世界初の地上支援サービス事業者に
カタール航空グループの子会社であるカタール・アビエーション・サービス (QAS) は、国際航空運送協会 (IATA) と提携し、地上支援業務を提供する事業者を対象に新たに拡大された「IATA 環境評価プログラム (以下、IEnvAプログラム) 」に参画する世界初の地上支援サービス事業者となることを発表しました。
地上支援サービス事業者向けのIEnvAプログラムは、すべての地上支援業務において環境サステナビリティを達成するための枠組みを提供します。地上支援業務を提供する事業者は、航空会社向けのプログラムで蓄積された知見と経験を活用して、確立されたガイダンスに基づいて環境への影響を軽減し、運営効率を維持しながら従業員と地域社会の健康と安全を向上させることができます。
カタール航空のグループ CEO アクバ・アル・バクルは、次のように述べています。「持続可能な航空業界の実現に向けた取り組みを先導できることを、誇りに思います。カタール航空グループの成功には、環境サステナビリティに対する意識を組織全体で共有することが不可欠です。IEnvAプログラムを通じて、カタール・アビエーション・サービスは環境コンプライアンスの価値を実証し、事業運営における持続可能性を担保することができるでしょう」
IATA のウィリー・ウォルシュ事務局長は、次のように述べています。「新たに拡大されたIEnvAプログラムに参画する初の地上支援サービス事業者として、カタール・アビエーション・サービスをお迎えできることを嬉しく思います。サステナビリティは、航空業界にとって重要な課題です。IEnvAプログラムを活用して、事業運営全体が環境に与える影響を測定し、それらに対処するための積極的な対策を講じることで、カタール・アビエーション・サービスおよびカタール航空グループは、業界で最も包括的なグローバル基準の環境認証を獲得し、サステナビリティの達成を立証することが可能となるのです」
上級副社長のメフメト・ムラート・ヌルセル率いるカタール・アビエーション・サービスは、自社の事業運営が環境に与える影響を最小限に抑えることに尽力しており、ハマド国際空港が世界の空港の環境リーダーとしての世界的な地位を獲得する上で重要な役割を果たしています。IEnvAプログラムへの参画を通じ、将来の拡張戦略に備えつつ、最高の環境基準を満たし、それを上回ることを目指します。
IEnvAプログラムは、当初航空会社に提供されていた環境マネジメントシステムで、「ISO 14001 (2015年改訂版). 環境マネジメントシステム仕様」と同等であることが実証されています。同プログラムは、環境管理および環境に与える影響の報告と軽減のための体系的なアプローチを提供します。これにより、組織はより正式にサステナビリティおよび環境コンプライアンス戦略を事業運営に組み込むことができます。
カタール航空グループ傘下のカタール航空は、2017 年に最高レベルの IEnvA 認定を初めて取得した、中東で最初の航空会社になりました。 以降、カタール航空は IEnvA プログラムの開発発展に寄与する重要な役割を果たしてきました。 このプログラムは、飛行および地上業務、企業活動など、カタール航空のグローバルな業務のすべての側面を対象としています。
■カタール航空について
数々の受賞歴を誇るカタール航空は、国際的な航空輸送評価機関であるスカイトラックス社より「エアライン・オブ・ザ・イヤー 2021」に選出されました。また、「ワールド・ベスト・ビジネスクラス」、「ワールド・ベスト・ビジネスクラス・ラウンジ」、「ワールド・ベスト・ビジネスクラス・シート」、「ワールド・ベスト・ビジネスクラス・ケータリング」、「中東ベスト・エアライン」も合わせて獲得。最も栄えある「エアライン・オブ・ザ・イヤー」受賞は6度目となり(2011年、2012年、2015年、2017年、2019年、2021年)、業界で比類なき地位を確立しています。
現在カタール航空は、ハブ空港であるハマド国際空港を経由し、世界150都市以上に就航しています。同空港は、スカイトラックス社が主催する「ワールド・エアポート・アワード2022」にて、「世界のベスト空港」を受賞しています。
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