岐阜県美術館 「前田青邨展」9月30日から開催

開館40周年記念。知られざる青邨に出会う展覧会。

株式会社岐阜新聞社

 開館40年を迎える岐阜県美術館で、県出身(中津川市)の近代日本画家・前田青邨(1885―1977)の回顧展を開催します。
 青邨は16歳で梶田半古に歴史画を学び、新進気鋭の作家として早くから活躍、岡倉天心を中心とする日本画の革新運動の一翼を担いました。日本の古典的絵画を幅広く摂取し作域を広げる一方、朝鮮半島・中国への旅行や欧州留学から異文化の刺激を受け豊かな作風を開花させました。戦後は東京藝術大学で74歳まで後進の指導に努め、その後も創作意欲は衰えることなく92歳まで制作を続けました。

  2010年に重要文化財に指定された ≪洞窟の頼朝≫(大倉集古館蔵)が全期間に渡って展観され、大作 ≪羅馬使節≫(早稲田大学 會津八一記念博物館蔵)は40年ぶりの郷土での公開となります。県美術館所蔵の≪出を待つ≫をはじめ、初期から晩年までの100点を超える作品により前田青邨の全貌を紹介します。

 

前田青邨《洞窟の頼朝》1929 年 重要文化財 大倉集古館蔵 Ⓒ Y. MAEDA & JASPAR, Tokyo, 2022 E4702前田青邨《洞窟の頼朝》1929 年 重要文化財 大倉集古館蔵 Ⓒ Y. MAEDA & JASPAR, Tokyo, 2022 E4702

前田青邨《羅馬使節》1927 年 早稲田大学 會津八一記念博物館蔵 Ⓒ Y. MAEDA & JASPAR, Tokyo, 2022 E4702前田青邨《羅馬使節》1927 年 早稲田大学 會津八一記念博物館蔵 Ⓒ Y. MAEDA & JASPAR, Tokyo, 2022 E4702

前田青邨《出を待つ》1955 年 岐阜県美術館蔵 Ⓒ Y. MAEDA & JASPAR, Tokyo, 2022 E4702前田青邨《出を待つ》1955 年 岐阜県美術館蔵 Ⓒ Y. MAEDA & JASPAR, Tokyo, 2022 E4702


  • 展覧会概要
展覧会名  開館40周年記念 前田青邨展 究極の白、天上の碧(あお)  ―近代日本画の到達点―
会  期  2022年9月30日(金)~2022年11月13日(日)
展  示  前期展示:10月23日(日)まで、後期展示:10月25日(火)から
開館時間  10:00-18:00  ※10月21日(金)は20:00まで開館(入場は閉館30分前まで)
休  館 日  月曜日(祝・休日の場合は翌平日)
 
  • 観覧料
一般 :1,300(1,200)円
大学生:1,000(900)円
高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、難病に関する医療費受給者証の交付を受けている方とその付き添いの方(1名まで)は無料でご観覧いただけます。
 
  • 前売り券  ☆9月29日まで販売☆
一般 :1,100円
大学生:800円 
岐阜県美術館、岐阜新聞販売店にて販売中
 
  • お問合せ
岐阜県美術館     岐阜市宇佐4-1-22    TEL.058 -271 -1313  
岐阜新聞社事業局 岐阜市今小町10       TEL.058-264-1159(平日9:00~17:00)


☆会期中の催し物などはHPをご覧ください
https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/events/seison2022/



主催 岐阜県美術館、岐阜新聞社、岐阜放送、前田青邨展実行委員会
後援 朝日新聞社、NHK岐阜放送局、岐阜県教育委員会

 本展覧会は、(公財)田口福寿会、十六フィナンシャルグループの助成を受けています

協力 中津川市、日本通運、岐阜県社会保険協会
協賛 岐阜県JAグループ、大垣共立銀行、バロー、岐阜信用金庫、損害保険ジャパン、トーカイ、
   岐阜プラスチック工業、岐阜商工信用組合、イビデン、太平洋工業、ヤマカグループ、美濃工業
助成  (公財)花王 芸術・科学財団


 

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URL
https://www.gifu-np.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
岐阜県岐阜市今小町10
電話番号
058-264-1151
代表者名
矢島薫
上場
未上場
資本金
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設立
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