自動走行ロボット「LOMBY」、シリーズAラウンドで3.87億円の資金調達を実施
量産体制を構築し、"日常的にロボットを使える街"をつくる
自動走行ロボットの開発・運用を手がけるLOMBY株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:内山智晴、以下「当社」)は、株式会社マーキュリアインベストメントをリードインベスターとする第三者割当増資により、総額3.87億円の資金調達を実施したことをお知らせします。本ラウンドには、既存投資家のDRONE FUND株式会社からの追加出資のほか、スズキ株式会社、たましん-SNETI投資事業有限責任組合、キャナルベンチャーズ株式会社、Nabtesco Technology Ventures L.P. に新たに参画いただきました。
調達した資金は、自動配送ロボット「LOMBY(LM-A)」の量産体制の構築と、国内数カ所への集中的なロボット配置に充当します。当社は、今後、ロボットを日常使いできる街をつくり、企業ミッションである「Robots For Everyday Life」を体感できる環境の構築を進めます。

※当該研究開発はNEDO(国⽴研究開発法⼈新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)」の支援を受けて開発を進めています。
■ 資金調達の概要
|
項目 |
内容 |
|
ラウンド |
シリーズA |
|
今回の調達額 |
3.87億円(第三者割当増資) |
|
累計調達額 |
7.47億円(第三者割当増資) |
|
引受先(新規) |
株式会社マーキュリアインベストメント/スズキ株式会社/キャナルベンチャーズ株式会社(BCF1投資事業有限責任組合)/たましん-SNETI投資事業有限責任組合/Nabtesco Technology Ventures L.P. |
|
引受先(既存) |
DRONE FUND株式会社 |
|
実施日 |
2026年8月31日(最終クローズ) |
■ 資金使途
本ラウンドで調達した資金は、主に以下に充当します。
1. 自動配送ロボット「LM-A」の増産・量産体制の構築
部材調達・生産体制を強化し、製造台数を拡大します。量産を前提としたサプライチェーンの確立を進めます。
2. 国内数カ所へのロボットの集中配置
特定エリアに集中して配置し、一定のロボット密度を確保します。住民の方々が日常の買い物や食事の受け取りでロボットを当たり前に使える状態をつくり、「Robots for everyday life」を実感できる街を実現します。具体的には、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンとの協業を強化し、店舗が地域の物流と人流のハブとなるロボット輸送網の構築を目指します。
3. 自律走行AI・遠隔監視オペレーションの高度化
走行データを活用して自律走行性能を高めるとともに、1名のオペレーターがより多くの機体を監視できる運用体制を整えます。
4. 組織体制の強化
エンジニア、オペレーション、事業開発等、全領域で採用を強化します。弊社の最新の採用情報はこちら(https://lomby.jp/recruit/)をご覧ください。
■ 今後の展望
当社は、配送用の「LM-A」(小売搬送向け)に加え、「LM-T」(工場搬送向け)、人が搭乗できるパーソナルモビリティ「LM-P」の開発を進めています。荷物と人の両方を運べる小型モビリティを同一のプラットフォーム上で実現することで、超高齢社会において「運ぶ」「移動する」の双方を支えるインフラを目指します。
■ LOMBY株式会社コメント
代表取締役 内山智晴
近年、超高齢社会の中で人手不足が叫ばれていますが、日本の公道領域では、まだロボットは十分に普及していません。フィジカルAIの最先端は現在海外にありますが、国内でも法整備が進み、低速域の自律走行ロボットについては、すでに社会実装を進められる環境が整いつつあります。
特に日本では、コンビニをはじめ、徒歩圏内での利用を念頭に設計されたサービスが数多く存在します。そうした近距離の移動を自動化するモビリティは、高齢化が進む社会において、今後ますます重要な役割を果たすと考えています。
今回の資金調達により、まずは地域内でモノを自由に移動させるロボット「LM-A」の量産体制を整え、誰もが日常の中で気軽にロボットを利用できる環境を構築していきます。低速・小型のロボットは、日本企業がまだ世界一の運用台数を狙える領域だと考えています。国産ロボットとして、日本から広く普及させることを目指します。
■ 参画投資家からのコメント
株式会社マーキュリアインベストメント
ベンチャー投資戦略 投資責任者 藤田 紘平 氏
この度、マーキュリア・サプライチェーンファンド(MSCF)は、リード投資家としてLOMBYへ出資参画いたしました。ラストマイル配送は小口化と多頻度化が進む一方で担い手の確保は年々厳しさを増しており、人手を前提とした運用はいずれ限界を迎えます。LOMBYは量産体制の構築と特定エリアへの集中配置を進め、自動配送を実証から、暮らしと産業を支える社会インフラへと定着させる局面に入っています。今後はMSCFのLP投資家の皆様とも連携しながら、持続可能な物流の未来を築くパートナーとして伴走してまいります。
DRONE FUND株式会社
共同創業者/代表パートナー 大前 創希 氏
DRONE FUNDでは、陸海空の自律型ロボットの社会実装を推進しています。LOMBYは、前回出資時から自律走行技術と事業の双方を着実に進化させ、いよいよ実証から量産・社会実装のフェーズへと踏み出しています。配送にとどまらず、工場内搬送や人の移動までを同一プラットフォームで捉え、モノと人の移動を支えるインフラを目指す構想に大きな可能性を感じ、今回も追加出資を決定しました。日本発の自律移動プラットフォームとして社会に根付くよう、引き続き支援してまいります。
スズキ株式会社
次世代事業本部長 藤谷 旬生 氏
LOMBY様がこれまで着実に取り組まれてきた宅配用途の自動配送サービスは、いよいよ普及・拡大フェーズに入ろうとしています。また近年取り組まれている工場や物流拠点などにおける構内搬送用途では、LOMBY様ならではの公道走行技術と組み合わせることで、一般公道を跨ぐ建屋間搬送など、新たな市場を創出することが期待されます。
私たちは多目的電動台車「MITRA」の提供を通じてLOMBY様と協業してきましたが、その挑戦と実行力には大きな期待を寄せています。スズキもパートナーとして、LOMBY様の成長を応援し、ともに社会に新しい価値を届けていきたいと考えています。
たましん-SNETI投資事業有限責任組合/多摩信用金庫
価値創造事業部 主任調査役 熊谷 俊介 氏
多摩地域は、少子高齢化や社会インフラの維持などの課題を抱えています。多摩信用金庫は、LOMBY様が取り組む自動運行ロボット事業が、物流分野の人手不足や買い物困難者、公共交通の縮小といった地域・社会課題の解決に資するものと評価し、たましん地域未来共創ファンドを通じて、出資させていただきました。
今回の資金調達を契機に量産・運行エリアを拡大し、利便性を一層高め、地域の日常に新たな選択肢を届ける社会インフラとして成長することを期待しています。
キャナルベンチャーズ株式会社
代表取締役 松岡 亮介 氏
LOMBYは、自動走行ロボットの社会実装をリードし、生活者と事業者をつなぐ新たな地域経済圏を創る存在です。代表の内山さんとは以前からその未来について議論を重ねており、今回の出資をきっかけに、この大きな挑戦をご一緒できることをとても嬉しく思っています。BIPROGYグループが交通・物流・小売等で培ってきた事業基盤と、LOMBYの技術・実装力を掛け合わせ、自動走行ロボットが街の日常になる未来へ。その社会実装をさらに加速させ、地域が抱えるさまざまな社会課題の解決につなげていきます。
Nabtesco Technology Ventures L.P.
Managing Partner 練馬 洋 氏
日本では人手不足や高齢化を背景に、ラストマイル配送や工場内物流の自動化ニーズが高まっています。LOMBYは、日本の公道・店舗環境に適応した自動走行技術と、セブン‐イレブンやスズキとの協業を通じた社会実装力を兼ね備えたチームです。今回の投資を通じてLOMBYの成長を支援するとともに、WiBoticのワイヤレス給電を含むナブテスコグループとの協業を深め、サービスロボット分野における新たな事業機会の創出を目指します。
■ LOMBY株式会社について
|
会社名 |
LOMBY株式会社 |
|
代表者 |
代表取締役 内山智晴 |
|
所在地 |
本社・開発拠点:東京都品川区東品川2丁目2-33 Nビル 5F 開発拠点: 南大沢オフィス(東京都八王子市南大沢1丁目22-2) 日野オフィス(東京都日野市旭が丘6丁目6) |
|
設立 |
2022年4月 |
|
事業内容 |
自動走行ロボットの開発、製造及び運用事業 |
|
URL |
■ 本件に関するお問い合わせ先
LOMBY株式会社 広報担当
E-mail:pr@lomby.jp

LOMBY株式会社
LOMBY株式会社は、人とモノの近距離輸送を自動化する自律走行ロボットの開発・製造・運用を行うスタートアップです。
すべての画像
