VieurekaプラットフォームがJVCケンウッド製の通信型ドライブレコーダーおよびミックウェアのタクシー向け安全運転支援サービス「Mvcube for Taxi」に採用
Vieurekaプラットフォームの通信型ドライブレコーダーへの商用展開第一弾として、2023年10月1日より提供開始しました。今後も対応デバイスを拡充していきます。
当社がAIカメラ向けに培ってきたデバイス管理プラットフォームの技術を通信型ドライブレコーダーに展開した初めての事例となります。
当社は今後も、Vieurekaプラットフォームに対応したデバイスを拡充していくことで、エッジAIを当たり前に活用できる世界を実現してまいります。
「Mvcube for Taxi」では、ドライブレコーダー通信機能によりタクシーの位置情報や映像をシステム管理者へ送信。事故対応・緊急対応時に映像によりリアルタイムな状況把握を可能とするとともに、運転診断や危険ポイント抽出などの機能により、安全なタクシー運行をサポートします。
2023年10月1日よりサービス提供が開始され、すでに、大和自動車交通株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大塚 一基、以下「大和自動車交通」)のタクシー車両への導入が決定しています。また今後、通信型ドライブレコーダーで収集した車外画像データを活用し、街の見守りや災害監視用途での利用などが検討されています。
当社は、通信型ドライブレコーダーをVieurekaプラットフォームに対応させることで、端末管理およびOTA(Over The Air、無線経由)の実現に貢献しております。そして、ソフトウェアをアップデートしやすい当社のプラットフォームにより、ミックウェアの新たなビジネス価値の創生に今後も貢献してまいります。
昨今、エッジAIやIoT (Internet of Things)デバイスを活用したサービスが広がりを見せています。しかしながら、エッジAIなどの新しい技術は運用後の改善の繰り返しが必要不可欠にも関わらず、開発と納入フェーズまでで手一杯となり、その後の運用まで手が回らない、その結果として本格導入と横展開に至らないという課題がありました。
その中で、当社はこれまでAIカメラを中心に約7,000台のエッジデバイスのデバイス管理を行い、パートナー様を通じて小売業界、介護業界、製造業、運輸業界など様々な業種にご活用いただいております。これらの業種の中では、現場に立ち入れる時間帯が限られていたり、コロナ禍で立入自体が制限されていたりするお客様も多数いらっしゃいますが、当社のプラットフォームにより、納入後に遠隔から改善を行い、安定的な運用、保守、更なる改善を実現しております。
今後も、AIカメラや通信型ドライブレコーダーに加え、対応デバイスのレパートリーを拡充していくことで、サービスを提供するインテグレーター様や各業界のお客様の事業に貢献していくとともに、エッジAI業界の更なる発展に貢献していきます。
<Vieurekaプラットフォームの概要>
エッジデバイスをクラウドから管理・制御するSaaSで、現場に立ち入ることなく遠隔からサービス運用、保守、サービスのアップデートを行うことができます。
具体的には、エッジデバイスの死活監視、CPUやメモリーの状態監視、ログの取得、エラー通知、アプリケーションのアップデート、実行、停止、アンインストール、各種設定値の設定などを行うことができます。
https://www.vieureka.com/platform/
・関連リリース
ミックウェア、通信型ドライブレコーダーを使用したタクシー向け安全運転支援サービス「Mvcube for Taxi」を提供開始
https://micware.co.jp/ja/news/20231002/
JVCケンウッド、当社製の通信型ドライブレコーダーが ミックウェアのタクシー向け安全運転支援サービス「Mvcube for Taxi」に採用
https://www.jvckenwood.com/jp/press/2023/1002-02.html
本件に関するお問い合わせ先
https://www.vieureka.com/contact/
Vieureka株式会社とは
Vieureka株式会社は、パナソニックホールディングス株式会社、株式会社JVCケンウッド、WiL, LLCの3社の出資により2022年7月にパナソニックホールディングス株式会社からカーブアウトし、事業を開始した企業です。 「世界の今をデータ化する新たな社会インフラを創造」をミッションに掲げ、開発・導入・運用などのハードルを下げるプラットフォームを活かして、エッジAIの社会実装を先導しています。
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