ブリティッシュ・スクール・イン東京がロイヤル・シェイクスピア・カンパニーとのパートナーシップを発表
ブリティッシュ・スクール・イン東京(以下、BST)は、世界屈指の劇団であるロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)との新たなパートナーシップを結ぶ運びとなりました。本パートナーシップにより、BSTは革新的なワークショップ、パフォーマンス、専門プログラムを通じて、さらに充実した演劇教育を提供し、生徒と教師の学びを深化させることを目指します。
今回のパートナーシップは、RSCが提供する「シェイクスピアの発見、理解、表現」に焦点を当てた試験的プログラムからスタートします。このプログラムを通じて、シェイクスピアの言語や作品の魅力を探究し、生徒が自信を持ってステージに立ち、演劇に親しむための実践的な学習機会が提供されます。RSCの専門的な教育プログラムは、生徒の批判的思考やプレゼンテーションスキルを養い、彼らの潜在能力を引き出すことを目的としています。
BSTでは、長年にわたりパフォーマンス教育に力を注いできた経験を活かし、英国のシェイクスピア文化を背景に、生徒たちが自らの可能性を最大限に引き出し、挑戦することを期待しています。
初年度は、2024年11月11日から15日までの5日間、RSCの教育チームがBSTのプライマリースクールおよびセカンダリースクールでワークショップを実施し、アーティストや教師の指導のもと、生徒のテキスト理解力や表現力を向上させることを目指します。
BSTは一人ひとりの成長を促し、自己発見と自信の向上を目指す教育を実践しています。RSCの「リハーサルルームアプローチ」を活用し、生徒がシェイクスピアの世界を楽しみながら批判的な思考力を養うサポートを行います。
このパートナーシップは、「生徒一人ひとりの成長と挑戦を促進し、学問と人格形成の両面での成功へと導く」というBSTの使命において重要なステップの一つとなります。シェイクスピアの時代を超えた作品と演劇の素晴らしさをによって、生徒たちは自己成長の機会を得ると同時に、芸術が与える高揚感を味わうことができるでしょう。
ブリティッシュ・スクール・イン東京の学校長、イアン・クレイトン氏は次のように述べています。
「RSCのような素晴らしい団体との提携を大変嬉しく思います。このパートナーシップは、シェイクスピアという英国の遺産を、国際的な視点と共に生徒たちに提供するという意味で、私たちのミッションと合致しています。RSCとの学びを通じて、生徒と教師が豊かな経験を得ることができると確信しています。今後もこのような素晴らしい協力関係が続くことを楽しみにしています。」
また、RSCのヘッド・オブ・ラーンニング、フィオナ・イングラム氏は次のように述べています。
「私たちの使命は、シェイクスピアや物語を通じて、人々が自己や他者、そして世界をより深く理解できる経験を提供することです。BSTの生徒や教師との交流を通じ、シェイクスピア作品と現代社会について共に理解を深めることを楽しみにしています。」
ブリティッシュ・スクール・イン東京について (The British School in Tokyo)
1989年に設立されたブリティッシュ・スクール・イン東京(BST)は、日本最大の英国式インターナショナルスクールとして35年以上の歴史を誇ります。英国ナショナル・カリキュラムに基づく教育を提供し、国際的かつ日本独自の環境を生かしながら自らの高い水準の教育を追い求めています。
都内に2つのキャンパスを構え、現在、65の国籍からなる1,300名以上の生徒が3歳の幼児教育から18歳のYear 13高等教育まで学んでいます。日本屈指のインターナショナルスクールとして、多くの生徒を世界の主要大学へと送り出しています。
BSTの使命は、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、志の高い探求心を持った豊かな個性を育成することです。この使命を達成するため、以下のコアバリューを掲げています。
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常に自己ベストを目指します。
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誠実であり、他者に対して優しさと思いやり、敬意を持って接します。
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強い好奇心を持ち、創造的かつ革新的に考えます。
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多様性を受け入れ、個々の個性を尊重します。
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国際的な視野を持ち、異なる文化に敬意を払います。
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社会的および環境的問題に対する意識と責任を持ちます。
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーについて
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)は、物語を通して人々が集い、自己や他者、そして世界への理解を深める経験を提供し、喜びを共有することを使命としています。シェイクスピアが人間性を深く探究し続けた姿勢は、RSCの活動の指針であり、変わらぬインスピレーションの源となっています。
RSCの創立は、1879年、地元の醸造家エドワード・フォーダム・フラワーと息子チャールズがストラトフォード・アポン・エイボンに劇場を設立したことに端を発します。現在のRSCは、ピーター・ホール卿の理念に基づき、シェイクスピアとその時代の作品、さらに新しい作品の制作を通じ、常に革新的な劇場活動を追求しています。ストラトフォードのロイヤル・シェイクスピア劇場、スワン劇場、ザ・アザー・プレイスの3つの常設劇場のほか、オンラインや世界各地での活動を通じて、RSCは文化と創造性によって人生を豊かにできるという信念のもと、日々取り組んでいます。
RSCの創造的学習・交流プログラムは、毎年50万人以上の若者や成人に影響を与え、優れた劇場作りの伝統を守りつつ、次世代の才能を育成する活動に注力しています。
共同芸術ディレクター: ダニエル・エヴァンズ & タマラ・ハーヴィー
エグゼクティブ ディレクター: アンドリュー・レヴェソン
このプレスリリースの英語版:https://tinyurl.com/5n8fmjxx
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